awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

キット・ハリントンの舞台「True West」

先月の23日から、キットさんはウェストエンドの舞台が始まってますね。
その舞台劇は「True West」です。
日本ではジャニーズの面々が何度か舞台で演じてましたから、ご存知の方もいると思います。

原作はサム・シェパード。
登場人物はオースティン、リー、母親のモム、ソール・キルマー。

キットはオースティン役で、リー役はジョニー・フリンです。
ちなみに、ジョニー・フリンはジェローム・フリン(GOTのブロン役)の異母兄弟。


話は――、
ロサンゼルスにある母親モムの家。
母親はアラスカに旅行中。
その母親の家で、ハリウッドに売り込むため脚本を執筆しているオースティン。
そこへ5年間会ってなかった兄のリーがやってきた。
悪いことを企んでいるリーは母親の家財道具を物色。
そして、実話に基づいた西部劇のアイディアがあると、プロデューサーのソールに売り込み、採用されたとオースティンに告げる。
素人のリーが売り込みできたことに納得できないオースティンだったが、自分には「真実」というものがないと悟る。
――というストーリーのようです(曖昧)


画像引用元:https://www.truewestlondon.com/

GOTの撮影が完全に終了し契約から解放(?)されたキットは、ようやく髪を切ることができましたね(苦笑)
舞台は来年2月までの3ヶ月間のようです。
それが終わったら、「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終章に関して色々な取材やテレビ出演等も増えるのかもしれませんね。



インタビューアー「GOTの撮影が終わった直後はどんな気持ちだった?」
キット     「涙が溢れまくりましたね」






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BBCのショートコメディとポリコレ

イギリスは「Hear Her」という、英国女性の公平な立場や機会を~というキャンペーンを行ったそうです。
BBCはその一環でショートコメディを制作。
作品は「Leading Lady Parts」のオーディションという設定。
英国の女優たちが次々オーディションを受ける様子を描いてます。
エミリア・クラークやレナ・ヘディもオーディションに登場。



これは、ドラマや映画のオーディションを受ける女優たちがどう扱われているかを皮肉っているというものですが、所謂「ポリコレ」に逆行している様が描かれてます。

彼女たちは指定されたシーンをシリアスに演じていますが・・・。
エミリア・クラークは「笑顔になれないの?」と突っ込まれてます。
以降、各女優たちは「メイクぐらいしなさいよ」「服を脱いで」などと言われ、アジア系の女性は「もっと白くなって」と言われてしまう。

レナ・ヘディには開口一番「老けすぎ。お母さんじゃん(笑)」
そして黒人の女優は出前のコーヒーショップの店員と間違われ、コーヒーの注文をされてしまうという流れ。


さすがはイギリス・・・と言っていいんでしょうかね?(苦笑)
こういった皮肉を笑いにしてしまおうという発想が凄いですねー。
最後、廊下に貼られてる映画ポスターも苦笑してしまうし、「Me Too」で締めくくるとか…。


さて、昨今話題の「ポリコレ」
映画でも「配慮」されたキャスティングが行われるようになってます。
これは、あらゆる人たちに機会を与える・・・ということなんでしょう。

私の場合「キャスティングで人種や性別等の配慮をしました」的な意図が見えてしまうとシラケてしまうんですが、特に白人は有色人種を虐げてきた歴史が多いですから、神経質にならざるを得ないんだと思います。


「ポリコレ」に関して私自身の意見も山ほどあります。
私もかつて勤めていた会社で突っかかったことがありますので(苦笑)
若くて尖がっていたってのもありますが・・・。

年末になると、会社の使い古しのタオルを女性従業員に渡し「雑巾を縫ってこい」という指示が総務課長からありました。
常々それに対して疑問を持っていた私は「なぜ女性のみに家でそういう仕事をさせるんですか?」と突っかかったんです。
すると課長は「女は”はい”って言ってればいいんだよ。女のクセに生意気だな」と言ったんですよ。

今の時代なら「パワハラ」にもなりますけどねぇ。

お昼休みにお茶を出すのも女。お茶当番で時計を次の当番へ渡す(時計を見ながら時間になったらお茶出しの用意をさせるため)
お茶碗を洗うのも女。
トイレ掃除をするのも女。
会社のゴミ箱のゴミを集めて捨てるのも女。

男は業務中でもタバコ休憩。
(女はその灰皿まで洗わされていました。「喫煙しない者に後始末させないで」という意見は通りましたけどね)

20世紀に於いて、ごく普通の職場の風景。
女性は違和感や疑問を持っていても、従うしかありません。
それこそ「イヤなら辞めろ」と言われるのがオチです。

ですから、ここ数年で起きている意識変化の著しさは感じますね。
ヒステリック過ぎるな・・・と思うこともありますが、私が歳を取ったからでしょうか?(笑)
尖がっていた頃なら、大絶賛していたかもしれません。






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今日はリヴァー・フェニックスの命日です

1993年10月31日。
リヴァー・フェニックスが亡くなった日。


私は彼のファンです(今も)

当時は新聞で彼の死を知ったんですけど、当然のことながら強いショックを受けました。新聞には「アメリカの人気若手俳優の急死」とあり、まさかリヴァーの名を見るとは思わなかったです。

あれから25年です。
四半世紀経ったんですねぇ。
そういう区切りもあり、このブログにて書き記しておきたいと思います。

彼の死後20年を迎える頃、遺作である「ダーク・ブラッド」(2012年)が完成しました。

その映画の製作を再開した際、クラウドファンディングで製作資金の寄付を募っていることを知りました。
編集や音楽付けなどの作業に関わる資金です。

私は是非リヴァーの遺作を世に出して欲しいと思い、僅かですが寄付をしました。
そして映画はリヴァーの未撮影部分も含めながら、完成。

監督のジョルジュ・シュルイツァー氏は余命が残り僅かであることで、その未完成だった映画を世に出す決意をしたそうです。
撮影フイルムは処分される寸前だったとか。
映画を完成させた後、2014年に亡くなりました。

監督が最後の情熱を傾け、様々な人たちの協力や努力により、リヴァーの遺作は世に出ることができました。
私も僅かながら協力できたことが嬉しいです。

映画の完成で映画祭等に出す前、DVDが送られてきました。
フィルムの一部も添えてありました。

これは私の宝物となりました。

私が頂いたフィルムに映っているシーンはこれです。


私は自分が死ぬまで、10月31日は「ハロウィン」ではなく「リヴァーの命日」として迎え続けます。
彼の死因がどうのこうの言われてますが、私にとって死因などどうでもいい。
リヴァーが死んでしまった・・・その事実だけです。







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