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最終章 第二話のショット公開@ゲーム・オブ・スローンズ

「ゲーム・オブ・スローンズ」のファイナルが幕開けしましたが、期待通りだったか、そうでもなかったかは、人それぞれだと思います。
以下は、第一話のネタバレも含んでいます。最終章未見の方は注意して下さい。


HBOは話の展開予想に繋がるエピソードタイトルを事前に公表してません。
念の入れようですね(苦笑)
第一話のエピソードタイトルは放送後、「ウィンターフェル」だと公表しました。

それと第一話目、第一章のコールバックがさりげなく、そして細かしく巧みに取り入れられていました。
何度も何度も第一章を見た人が「これはあれか?」と気づいたかもしれない・・・というレベルですけどね。

さて、気掛かりな第二話。
いくつかのショットを公式に上げています。

話の順番通りではないですが、いくつか紹介します。

まずは、第二話の予告動画でも登場していたシーンです。

これは、ジェイミーが狂王殺しの裁判を受けてるところでしょうね。
話し合いという場ではなく、第七章最終話に於けるリトルフィンガーの裁判の時と同様、後方に兵が立っています。

ここでジェイミーは、あの時何があったのか告げるでしょう。
ブライエニーに話したこと以外にも、新たな真実があるのかな?
加えて、ブランを突き落としたことも白状するでしょうか?

心の木のそばにいるブラン。

何かを見ているシーンなのかなぁ?
死の軍団を見てるか、過去の何かを見てるか。

ジョンとサムのシーン。深刻そう。

ジョンは自分がターガリエンの血を引く正当な息子であると知り、心の葛藤が生じているんでしょうか?
そんなジョンにサムは的確なアドバイスをしそうですけどね。
過去シーズン、サムはジョンに助言するということが多かったので、今回も同様じゃないかな?と思えます。

戦略会議かな?と思われるシーン。

死の軍団がウィンターフェルに接近してきていますからね。

リアナちゃんも甲冑着てます。

彼女も死の軍団と戦うんですね。
この画像を見た瞬間、切ない気持ちになりました。
「死なないで、リアナちゃん」
モーモントの兵士が後方に映ってます。リアナちゃんとジョラーとの対面は第一話になかったですよね。第二話でかしら?

死の軍団の描写は最後に登場するかもしれません(馬の足元だけ映された描写がTrailerにありましたね。それで第二話が終わるのかもしれません)
本格的な戦闘シーンは第三話になるでしょう。
第二話は、第一話で匂わせていた問題が多少解決して死の軍団との戦いに向かっていく・・・という流れかもしれないですね。
サンサが抱いていたデナーリスに対する不信感が解消されるかな?

第二話は例えて言うなら、サッカー選手が試合前にピッチに登場して行う「ウォーミングアップ」な感じかも。
その時スタメンの発表がありますし、サポーターも盛り上げて選手を鼓舞しますからね。

ドラマも「ウィンターフェルにいるキャラを視聴者が全面的に応援できるような展開になるのだろう」という予想をしておきます(苦笑)








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最終章#1「ウィンターフェル」を解説してみる@ゲーム・オブ・スローンズ

最終章のネタバレです。
未見の方は注意。



最終章第一話は、アリアやジョンにとって再会の多いエピソードでした。
しかし、ジョンがデナーリスを伴って帰郷したことで、静かな波乱の幕開けでもありました。

サンサの心配は当たり前


多くのファンは、ジョンとデナーリスの関係に喜んでいます。しかし、暗雲がたちこめてきました。
まず、サンサによるデナーリスに向けた厳しい視線。
これは単に嫌味ではなく、サンサは人に対して「疑うこと」「信用する危険」を学んできたからです。

第七章の時、サンサは疑念をアリアに向けていました。
アリアはそれを充分知っていて、「本当の危険に気づき、利己心ではなく家と北部を優先に判断すること」の重要性に導いていました。
サンサはアリアからそれを気づかされたという流れ。
ですから今のサンサは家と北部に重きを置いています。

諸侯たちから「北の王」を宣言されたジョンは、デナーリスに跪いたことで「北の王」を自ら返上しました。
サンサは、ジョンが若く美しいデナーリスに操作されているのではないか?という心配をしているのです。
ジョンがデナーリスと同盟を組んだ理由は、北部のためか、単に自分の感情からなのか。

ここで「意地悪なサンサ」・・・と勘違いしてはいけないのです。
実際ジョンが下した判断によって諸侯たちの混乱が生じました。団結し、まとまらなくてはならない時にグラヴァー公は憤慨し去った(※グラヴァーを演じた俳優は最終章出ないそうです)
ジョンを王だと最初に主張したリアナ・モーモントも怒っています。

デナーリスとの同盟により二頭のドラゴン、穢れなき軍団、ドスラク人たちは北部へとやってきて、戦力的にはアップ。
しかし肝心の北部では不信感が高まってきていた。

当のデナーリスはジョンが北の王を返上せずとも、実際に死の軍団を見たことにより協力するつもりだったでしょう。
第七章最終話、ドラゴンピットでジョン自身の判断で「デナーリスに忠誠を誓った」と言った時、デナーリスは驚いていました。

しかしサンサは、デナーリスによってジョンは操られ出したと思っているのです。
ジョンは「堅牢な家」へ野人を救出するため出向いた時と似たような状況です。
周りから反発されても行動に移すという信念ですが、ボタンの掛け違いのようなズレは、後々影響を及ぼすかもしれません。

デナーリスは「悪者」に傾き出すかも。その最初のポイント


第一話では地味な描写ながらも、山場がありました。かなり重要であろうと思われるシーンです。
それは、サムとデナーリスの会話。

前回も書きましたが、その重要なシーン、ラインでのジョン・ブラッドリー(サム役)の演技は素晴らしかったです。

デナーリスはサムが”ターリー”と言ったことで、処刑したランディル・ターリーとディコン・ターリーの家族だと気づきました。
それでデナーリスは、ラニスター軍に加勢したランディルが自分(デナーリス)に跪かなかったため処刑したと告げます。

サムはショックを受けますがその場の雰囲気を気まずくしないよう、「弟が城を継ぐことになるし、帰りやすくなる」と言いました。
しかし、弟ディコンも同様に処刑したと告げられます。



サムはデナーリスに対し、警戒モードになったはずです。
「この人は危険だ」と。

デナーリスはミーリーンにいる時、バリスタン・セルミーから忠告されていました。ところが、デナーリスはその助言を忘れているようです。
彼女の正義は自分が中心になっているのですね。

サムは賢いので察知したのでしょう。
ショックと悲しみを隠しながら、図書室から外へと出ます。
するとサムはブランと遭遇。
ブランは「ジョンに真実を告げなくてはならない」とサムに言い、サムはジョンに真実を告げる役目を負いました。

ブランは真実を告げる役割はサムであり、このタイミングだということを既に知っていたのかもしれません。

サムはデナーリスへの警戒心が生じ、ジョンに「君はエイゴン・ターガリエンで、正当な王位継承者である」と訴えるように話しました。
ジョン・ブラッドリー自身、「サムはデナーリスが王座に就くことの危険性を察知した」と語っていました。

第七章でデナーリスはティリオンの助言を無視し、処刑を行いました。
そもそもデナーリスがドスラク人を率いてるのは、ドスラクのカールたちを虐殺したからです。穢れなき軍団も然り。
自分が嘘で手に入れた軍団に対し、最初に下した命令は「親方を殺せ」でした。

過去シーズンで小さいと思われた点が大きく膨らみ、影響を与え出すという展開になるかもしれませんね。

心優しく善人なサムがデナーリスに対して警戒し出すというのは、かなり重要なポイントであると思います。






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最終章 #1@ゲーム・オブ・スローンズ

のっけからビックリ!!
・・・・では、ネタバレですので最終章未見の方は注意。


第一話のリキャップは後ほど。
(面倒だから書かないかも/苦笑)




OPクレジット思い切り変わってましたね。

赤の王城からではなく、ぶっ壊れた北の壁からスタート。
ウィンターフェルや赤の王城は内部まで映し出されてましたね。
最終章でOPが変わるのは驚きました。
若干、違和感も。

そして違和感と言えば、字幕
サンサはティリオンを「お前」呼ばわりですよー。
なんかサンサの口調が偉そうになってるし。
字幕で口調を変えたのは何故でしょうか?

鉄の民が口にする「死せるものは死なず」が「死者は永遠に死なない」みたいに変わってるし、最後になって色々変えるってどういうことよ。
過去シーズンを配慮して統一してもらわないと戸惑うじゃないですか!


さて、ジョンとブランの再会シーンは、第一章第二話でジョンが昏睡状態のブランに別れを告げた時の再現でしたね。
別れと再会は、おでこにキス。

デナーリスに対して不信感を抱いているであろう北部の方々。
特にデナーリスを見るサンサの視線がビリビリemoji
マジで嫌ってる風でした。
加えてリアナ・モーモントはジョンに激おこ。
「なんでリアナちゃんは怒ってるの?デナーリスに跪いたから?」と思ってる方は、当ブログの「ジョンからサンサ宛の手紙」をご覧下さい。


ジョンが初めてドラゴンに乗って飛びまくりましたが、そのシーンの長いこと長いこと。

気合入れたVFXだから長くしたんでしょうか?
まぁ見ていて楽しかったですけど(笑)
「そんなん、してる場合じゃないだろうに」とチョッと思えました。
たぶん「ファンのみんな!これを望んでたんだろ~?」ということで、サービス映像なのかも(苦笑)

第一話の山場は、サムが父親と弟をデナーリスに処刑されたと知ったこと。
デナーリスもまた、ジョラーの恩人であるサムの家族を処刑したと知ったこと。
そして、ジョンが自分の真実を聞かされたこと。
このラインでのジョン・ブラッドリー(サム役)は素晴らしかったと思います。

今回のエピソードでは、アリアの再会シーンが多かったですね。
ジョンとの再会シーンは良かった。

ジョンはサンサの話をし始めましたが、彼はサンサを少し見くびってる側面があります。だからか、アリアはサンサが家や北部を守ろうとしていることをジョンに話しました。
ジョンは「俺も家族だ」と言い、アリアは「それを忘れないで」という風に答えました。この会話はもしかすると、重要なポイントを示してるかもしれません。

サーセイはジェイミーとティリオンを抹殺するために、ブロンを刺客として送り込む計画。
ブロンは利己的な面がありますが、抹殺する指示に従うのかな?
事前情報でとりあえずブロンは北上することがわかってます。

第一話の終盤。
生きてたベリックとトアマンド登場♪
壁の近くに位置するアンバー家は死の軍団に襲われましたね。
ネッド・アンバーは気の毒な姿になっちゃって。
最終章に於ける退場者第一号になってしまいました。

火が点いたスパイラルは、ターガリエンの紋章にも見えますね。
あれも、何かのメッセージなんだと思います。


シオンによるヤーラ救出は、ビックリするほど呆気なく終わって驚き。
まぁいいけど。
壁が壊され、ヴィセーリオンが青い目になり、死の軍団が南下してるという情報を聞いてるのに、ジョンはデナーリスとイチャついてるとか・・・。
話の立ち上がりなので仕方ないかもしれませんけど。

ウィンターフェルに到着したジェイミーとブランの対面で終えるのは、第一章第一話のコールバックでしょう。
その第一章第一話もジェイミーとブランで終えてましたからね。
ブランがずっと外で待っていたのは、ジェイミーが来ることを知っていたから。

■関連記事■
最終章#1「ウィンターフェル」を解説してみる
【解説】最終章#1北部ではなぜもめているのか?


◆第二話の予告◆
 
「子供の頃、父上を殺した男の話を兄から聞いたわ」・・・デナーリス、ジェイミーをガン見。
隣ではサンサが冷ややかに見てるって感じでしょうか?
意見の衝突もあるみたいですね。

ウィンターフェルでは、更にギスギスした状況になりそう。
そんな中、死の軍団が迫ってきているようです。








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