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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

MGSV:TPP 「カズヒラに気を許すな」とか、色々

先日、MGSでの日本語版と英語版の違いに(少し)触れました。
今回は日本語版でも英語版でも「どういうこと?」と思われている台詞を含め、ちょっとした話を。


カズヒラに気を許すな


コードトーカーが語った台詞ですね。
何か警告のような印象を受けます。
一方、英語版では「Eyes on Kazuhira」と言ってるんですよ。
「カズヒラの目」と言ってる。

海外の人は「言ってる意味がさっぱりわかんないんですけど~」と、困惑したようです。日本語版では違う意味合いの台詞になってるとの指摘が勿論ありまして、益々困惑。
「何で違うの?」と。

「Eyes on Kazuhira」は、英語圏の人たちも文字通り受け取ってますね。
「目に何かあるのか?」と。

カズの目・・・視力を完全に失ってるかどうかはわかりません。

ポイントとして、このTPPでは「眼球が白い登場人物(失明してるかどうかは別として)の多さ」に触れてる海外ファンがいます。

まず、コードトーカー。
そしてカズ。
片目ですがヴェノム。
声帯虫工場(?)で横たわってる人々。



目が白いわけじゃないんですが、病院が襲われている最中の場面。
他の入院患者も映っていましたが、眼帯をしてたり、片目にガーゼをあてている人が何人か確認できるんですね。
これも「目」ですよね。

このTPPは、「目」を通して何かのメッセージが込められてるのかもしれません。
「目に見えるものが現実とは言い切れない。現実は自分の中にしか存在しない」ってのをどこかで読んだ覚えがあります。

以前書きましたが、やはりヒューイの件も「燻製ニシンの虚偽」で思い込みを誘ってたかもしれませんねぇ。

テープ:ゼロが見舞いに来た時の音


細かしいところに気づく人はいますけど、よく気づいたな~ってのがあります。
ゼロがビッグボスの見舞いに来た時のテープがありますね。
時期は1977年です。
1975年の事件直後に収容された病院から、ビッグボスは別の病院へ極秘裏に移されましたよね(ヴェノムも一緒かどうかはわからない)
EVAの尽力もあったと語られていました。

ゼロと担当医の会話から、担当医は事件直後に対応にあたった医師であることがわかります。
事件直後、カズも一緒に運び込まれ、隣にいるビッグボスは心停止状態。それを対処してた医師がムービーに映ってます。



ヴェノムが覚醒した時に接していた眼鏡の医師がいますが、ビッグボスとは担当医が違うのかもしれません。

ゼロがビッグボスへ語り掛けるというテープの中身ですが、医師が病室から出る時、ドアの開閉音が聞こえます。
そのドアの音は、病院が襲われてビッグボスたちが病室を出る時の音と違うんですね。言われて聞き比べると「あれ?違う」と気づきます。

それと、担当医師が病室を出るためドアを開けた時、海鳥(カモメ?)っぽい鳴き声がするんですよ。子供たちが遊んでる声に聞こえるって人もいるんですけどね。
とにかく賑やかな音です。
ドアが閉まると、小鳥のさえずりだけが聞こえてくる。

テープも含め、色々と仕掛けていそうではあります。

能勢電鉄の駅名=「愛国者達」


話は変わるんですが、MGS4のサニーちゃんが歌っていたアレです。
川西能勢口、絹延橋、滝山、鶯の森、鼓滝、多田、平野、一の鳥居、畦野、山下、笹部、光風台、ときわ台、妙見口

これはサニーだけじゃなく、グレイフォックスも口にしていました。

「小島さんがその界隈に住んでたから単なるネタでしょ?」・・・という意見が多いみたいですね。駅名はともかく、これを口にするキャラには共通点があります。

愛国者達のコントロール下にあった人たち。

サニーはオルガが出産した直後、愛国者達に奪われ、そこで育っていましたからね。

MGS4のAct2で重傷を負った雷電がノーマッドで寝ている時。
日本語版は聞き辛いんですが(言ってるのかどうかさえわからん)、英語版ですと雷電は明確に能勢電鉄の駅名をうわごとで言ってます。
雷電は少年時代、愛国者達の管理下に置かれていたからでしょう。

あと、TPPのMBでオセロットを撃つと、壊れたロボットのように「らりるれろ」と共に「川西能勢口、絹延橋、滝山、鶯の森~」とか言うらしいです。
彼はゼロと手を組み「愛国者達」の創設者でもありますからね。

単なる面白ネタではなく、それなりの意味を持たせているよ…というお話でした。


「世界を売った男」


このデヴィッド・ボウイの曲は、「円軌道の幅(The Width Of A Circle)」に引き続き、人格の分裂をテーマにしてると言われてます。
ひとりの男がドッペルゲンガーに出会ったという曲。
「世界を売った男」はその片方の人格。
歌詞は難解だと言われてます。
何を以て「世界を売った男」なのか、わからない歌詞ですので(苦笑)

この曲は病院のシーンでも流しています(冒頭のシーンではどうだっけ?)
ヴェノムが寝ていたベッドの近くのラジオ(ラジカセ?)から流れているような感じで、海外ファンの中には「声帯虫の工場で横たわってた人たちと似てる」と指摘する人も。
関連性はわかりませんが。

ちなみに、
調べた人によると、TPPのムービー中にヴェノムが喋ったのはトータルすると4分弱だそうですよ(苦笑)
テープは2分ぐらいだそうで。
※ゲーム中、操作によって喋る「やれ!」「よぉ~し、よし」「動くな」「吐け」とかは省いてます。

何時間も喋り続けたオセロットとカズ、お疲れさんってことですね(笑)









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MGS 日本語版と英語版の違い

日本人は大方、日本語版で「メタルギアソリッド」をプレーしてると思います。まぁ、中には英語版でやってる人もいるでしょうが。

日本語版を見た外国人の中にこんなコメントが。
「カズは日系人だからまだわかるが、他のキャラクターは西洋人なのに日本語を喋ってることが変だろう」

ね、こういうアホがいるんですよ。
スカルフェイスが英語を潰したがってたのもわかるわ(苦笑)



日本語版を外国人が見た場合(プレーは抜きで)、これは逆も然りなんですけど、キャラクターに声が合ってるかどうか?に注視してしまいます。

これは「どっちが良いか?」という問題ではありません。
やはり聞き慣れた声に愛着がわくものですからね。
デイビッドさんのスネークは渋すぎるかな?と、個人的には思います(オールド・スネークはピッタリなんですわ)

大塚さんの場合は、ソリッドとビッグボスでは微妙に違わせてるという細やかさ。ソリッドはとにかく真面目。少し声のトーンも上げてる気がする。
ビッグボスは人間味があり、人々を率いていく魅力を感じさせます。

GZに収められてるテープ「平和と和平のブルース」(ビッグボスとカズが出会った頃の話)を聞いた時、私は「ビッグボスの貫禄が滲み出てる!!凄いわ」と感動したくらいです。

あとゲームを楽しませる要素として、MGS3の日本語版はネイキッド・スネークの味の表現が沢山ありますね。
「うまぁ~~い♪」だけじゃなく「最高だっ!!」とか。
大塚さんの声のバリエーションが豊富で、食べた時にスネークがどんな反応するかも楽しみになる。

デイビッドさんの場合は渋く「テイスティ」
旨かろうがマズかろうが、渋いまま。
それを「自然な演技」と呼んでる人もいるようですが(苦笑)
ワニキャップ被って匍匐してるネイキッドに、自然な演技ねぇ・・・。

まぁ、どんなお茶目なことをしていても「スネークは渋いのだ」というキャラを確立させたということでしょうね。

英語版のプレー実況をチョイと見たことがあるんですけど、たとえば太陽銃。
大塚さんは「太陽ぉぉぉぉぉ~~~!!!」と叫びますが、デイビッドさんは高揚感もなく「サンライズ」と言うだけです。
その上、英語版には太陽銃を撃つ時の「行けぇ~!」みたいな掛け声はなかったような・・・(ちょっと記憶が曖昧)

あと、スネーク以外の微妙な違いとして、MGS4でREXとRAYのバトル後。
RAYから落ち倒れたリキッドにスネークは「FOX・・・」と言い、リキッドが「ダァ~~イ(DIE)!…………じゃなぁ~~い」と言う場面。
これは日本語だからこそウケるシーン。さりげなく韻を踏んでますし。
英語ですと「じゃなぁ~い」の部分でゴチャゴチャ言ってますからね。
リズムぶち壊してます。

同じくMGS4、ナオミが注射を打つシーン。
英語版では「痛てぇ~~!!」という感じで、「ウアァ~~」っていう唸り声。
そこまで痛そうにしなくたって…と困惑(笑)

雷電の最初の無線。
日本語版ですと「あ・・・・」と言った後ボソッと喋ってますが、英語版では「雷電、すこぶる元気そうだな」と思える明瞭な口調でしたし(苦笑)


日本語版と英語版の聞き比べも面白いですね。
英語版に字幕がついてると、台詞が微妙に違ってる箇所があるのも気づきますよ。
「へぇ~、英語ではそう言ってるのか」とかね。

「いいセンスだ」も英語だと「Pretty good」ですからね。
日本語の場合、相手に才能があると認め「筋がいい」って感じで褒めてるのに対し、英語版だと「良いけれど思っていたほどではない」・・・というニュアンス。
「悪くはない」っていう表現に近いかも。

・・・となるとMGS4での終盤、ソリッドとリキッドのバトル後。
日本語版では倒れたリキッドが「さすがあの男の息子…いいセンスだ」と言い、そして歴代オセロットの声で「いいセンスだ」が流れます。
日本語だからこそ成立する場面になるのかな?

英語版でも「Pretty good」と言ってからリキッドは終了してるはずですし。
ベタ褒めしないリキッドのイメージが確立されているんでしょうから、違和感はないんでしょう。

でもオセロットはネイキッドに「いいセンスだ」って褒められ、それが嬉しくて言葉を真似したってラインの方がしっくりきますけどね。








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MGS4 ラットパトロール01と一緒♪「こいつらムカつく」

MGS4をプレーしていて苦手な場面があります。
私の場合いろいろありますけど、特にAct1のラットパトロール01と一緒に戦うカエルたちとの交戦時。

ぶっちゃけアキバが邪魔(苦笑)



で、カエルたちを倒すこと自体は別にいいんですが、あれって集団でワヤワヤやる場面なので面倒なんですよね。
初見の頃は、気づくと置いてきぼりにされてたし(笑)

最上階から階段を下りる場面。
ジョナサンのすぐ後について階段を下りているにも関わらず、
オタコン「スネーク!離れ過ぎだ!」
・・・と苦言。
ジョナサンの体に密着しろとでも言うんか?

吹き抜けでの交戦直前、エドから「爺さんは下がってろ」とまで言われる始末。

極めつけは、アキバがウ〇チをお漏らしした後のトイレでの交戦。
オタコンが「スネーク、アキバが気絶してしまった」と言ってきますが、それどころじゃないので、とりあえずアキバは無視。
壁が破られ、メリルが銃を構えてます。
スネークを彼女の後ろに立たせて、カエルを駆除。

メリル「腕は落ちてないようね」

褒めてくれたのは良いけど、メリルが後ろに下がり出し、すかさず
メリル 「邪魔よ!」
スネーク「あ?emoji

邪魔だと言われトイレの個室の辺りに移動し、仕方なくアキバを起こす。その最中、メリルは撃たれまくってるご様子。
「勝手に撃たれてろ」と冷ややかになりながら、アキバのウ〇チがついたズボンをポンポンと叩き「おい起きろ」
アキバ「くそぉ~」とか呟きながら起きた。ところが、

アキバ 「スネーク、そこは邪魔だ」
スネーク「あ"?また気絶させてやろうか?emoji

アキバ 「スネーク、これを受け取れ」
仕方ないので受け取ると、
アキバ 「スネーク、そこは邪魔だ」
スネーク「あ?emoji

「もう勝手にしくされ(言葉悪い)」と引き下がっていると、何も起こらないまま進展せず。
結局こっちが動かなきゃならんのか?
渋々動くと真正面にカエル現る。
それを倒すとようやく進展。

・・・まぁ、だいたいこのような展開になりますね。
スネークの位置取りの難しさってことなんでしょうけど、いちいち難癖付けてくんなよ!

こいつらも撃ってやろうか?と思うこともしばしば(苦笑)

あ、そうそう、
Act5のマンティス戦の直前。
カエルたちが襲い掛かってきますが、スネークをローリングさせながら攻撃を回避してる最中メリルにぶつかったのか、オタコンに怒られた。
「何をやってるんだ!スネーク!!逆だろ!!」

意味わからん。

それとバグなのか知りませんが、「極限の低難易度」のはずなのに敵の索敵力が急に上がったっぽいことがあったんですよね。
Act1序盤のPMCでしたけど。
突然音に敏感になっていて驚いたことがある。
「難易度選択間違えたのかな?」と思ったほど。

高難易度とは違って兵士の人数自体は少ないですから、気づかれてもあちこちから撃たれまくる状態にはならないですけどね。
でも「いつもと何か違うぞ」という感じでした。








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