恐怖映画の場合は、人に恐怖心や不安感を煽り立てる音楽を用いることが多いです。
単調なメロディをしつこく繰り返すと、聴いてる者を不安にさせる効果があるそうです。
これは音だけじゃなく、文字もそうです。
映画「シャイン」で、「All work and no Play makes Jack a dull boy」とタイプライターで繰り返し打ち込んであった紙にゾッとした人も多いと思います。
あとは不協和音ですね。
◆「プラトーン」
「Adagio for Strings」という曲です。
この曲は映画製作の段階で、仮として被せた曲だったそうです。
その仮の曲をオリバー・ストーンが気に入ってそのまま採用。
映画のOPから曲が流れるんですが、鑑賞者を冒頭からテンションを下げさせることで、戦争の愚かしさを無言のまま訴えてるようでもありました。