awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ザ・80年代のアメリカ!映画「ワーキング・ガール」

1980年代を懐かしむアメリカ人が多いそうです。
その時代のアメリカは、経済面でバブルの日本とは対照的に落ち込んでいた時代でした(日本とアメリカはシーソー関係と言われてる)

しかし、そんな時代でありながら、アメリカはエネルギッシュだったんではないかな?と思うんですよ。
「もう、上を見るしかないだろ」という感じだったのか、「世界ナンバー1のアメリカがこんなんでヘコたれてられっか!」という感じだったのかわかりませんけどね。
まだ”アメリカンドリーム”が息づいてたんですね。

そして、80年代は女性の社会進出が活発化。
ウーマンリヴ運動の成果なんでしょうかね?
スーツを着ていても通勤靴はスニーカーとか、働く女を象徴してるなぁ~と思いましたよ。

当時のアメリカ映画はサクセスものが多かったですね。
映画界も勢いづいてましたよ。
音楽業界と手を組んだような状態で、映画にポップスの音楽を使いまくるし、しかも映画も音楽も大ヒットしてましたからね。
(ケニー・ロギンスは相当稼いだんじゃないかなぁ~)

60~70年代のアメリカン・ニューシネマの精神も受け継がれながら、インディペンデント系は相変わらず色んな作品を生み出しましたし。
いわゆる、B級映画も次々作り出され、日本もそれらをどんどん上映してました。

さて、サクセスものの代表作が「ワーキング・ガール」
1988年製作の映画で、メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバーが出演してます。
この映画の主題歌は、アカデミー賞の歌曲賞を受賞しました。


女性のファッションが思い切り80年代ですねー。
バリバリ肩パット入りの服(苦笑)
髪はソバージュとか、メイクも「男に媚びないわよ!」って感じ。

上を見て決して諦めない・・・というのが80年代のアメリカ。
経済的に落ち込んでいても、閉塞感はなかったんでしょうね。
21世紀に入り、アメリカはテロに遭ったり、戦争に突入したりと色々と閉塞感が生じてるんでしょうか?
80年代を懐かしむなんて、アメリカぐらいなものじゃないかな?



★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

映画ネタ ----- レオナルド・ディカプリオ

ディカプリオって映画で結構~~~~~ですね・・・というお話を。
emoji注意!!
映画のストーリーのネタばれはしませんが、思い切り結末に触れますので、「ディカプリオの作品はそれほど見てないから、結末を知るのは嫌!」という方は、この先は読まないでね。
     ・
     ・
     ・
     ・
アメリカ映画でも日本の時代劇のように、「斬られ役」っぽい役者さんがいます。
そういう俳優さんは、だいたい脇役ですね。

一方、主役を張るような俳優さんでも、作品の中で最後まで生きていない(つまり死んじゃう)役を演じることがあります。
たとえば、実在した人物の生涯を演じたり、病気を患った主人公とか。
まぁ俳優をやっていれば、一度や二度は死んじゃう役を演じることはあるでしょう。

そこで本題のディカプリオです。
彼は映画の中でよく死んじゃいます(苦笑)
一度や二度ではありません。
以下、ディカプリオが死んでしまう映画を紹介。




恐らく、今のところ私が知る限り、8作品ですね。

加えて、ディカプリオは幸薄いというか、配偶者が訳ありなパターンとか家庭がゴチャついて揉めるような役のパターンが多い気もします。
ちなみに、彼がまだ出始めの頃の作品と言えば、「ギルバート・グレイプ」「バスケットボール・ダイアリーズ」「ボーイズ・ライフ」なんですが、共通してるのが”母子家庭の息子”

一時はアイドル化してしまって、どうなるかと思いましたが、良い役者になりましたね



★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

映画「100歳の華麗なる冒険」

ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」を基にした2013年製作のスウェーデン映画です。



この映画は欧州各地で大ヒットしたそうです。
主演はスウェーデンのコメディ俳優ロバート・グスタフソンが、青年時代から100歳までを演じています。

あることをしでかしたため、老人ホームに入居させられたアラン・カールソンが100歳の誕生日にホームの窓から逃げ出した・・・というところから話は始まります。
その後に繰り広げられる冒険(?)と彼の回想を絡ませていく展開。
ポスターを見ると「なんで象が?」と疑問に思ったのですけどね。

アランは「波に逆らわない、全てを受け入れる」という生き方をしてきたのです。
簡単そうで難しいですよね、それって。
でも、人生に於いて幸せな生き方とは、そういうことなんだろうと思うんです。

アランの母親は夫が亡くなった後、必死に息子をひとりで育てていきます。
その母親も病気で若くして亡くなるのですが、彼女がアランに伝えたこと・・・「必死に悩んだり模索したって、なるようにしかならない」
私はその言葉に深く頷けたんです。
悩んで必死になっても、結局は「なるようにしかならない」
だったら最初から考え込む必要ないんじゃないか?って常々思っていたので、「やはりそうだよなぁ~」と。
まぁ、この映画は「フォレスト・ガンプ」に似てるかな。
フォレスト・ガンプは、映画のオープニングとエンディングに舞う鳥の羽が象徴してます。
全ては風任せ。

そして、その言葉通りにアランは「なるようにしかならない」を抗うことなく、受け入れながら生きていくのです。
だからか、奇想天外な出来事が繰り広げられていく。
上手くいくことばかりじゃないし、「どうしてこうなった?」ということも起きるけれど、アランの場合は「何か知らないけど、こうなった」みたいに軽い感じなんですね。

運命なのか偶然なのかわからない人生。
波乱万丈な人生を笑いながら振り返られるって、私の理想です。

ネイティブアメリカンの言葉に「人は号泣しながら生まれ、周りの人は嬉しそうに笑っている。そして笑顔で死んでいき、周りの人は悲しそうに泣いている」みたいな意味だったと思うけど、そういう人生が理想だよということですね。






★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★