awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

テンション下がる映画音楽

映画と音楽は切っても切れない縁。
無声映画時代でも伴奏を取り入れて、映像を盛り上げてきました。

さて、タイトルの「テンション下がる映画音楽」
元気になれる曲、やる気の出る曲とは対照的な音楽。
私個人が印象に残ってる「テンション下がる映画音楽」を挙げたいと思います。

◆「オーメン」

恐怖映画の音楽の中でも印象深い曲です。
宗教的な要素というか、ダークなゴシックを連想するので嫌いではないんですけどね。
むしろ好きです(苦笑)
まぁ、この曲はテンションというより、怖さを引き立てる曲ですけどね。

恐怖映画の場合は、人に恐怖心や不安感を煽り立てる音楽を用いることが多いです。
単調なメロディをしつこく繰り返すと、聴いてる者を不安にさせる効果があるそうです。
これは音だけじゃなく、文字もそうです。
映画「シャイン」で、「All work and no Play makes Jack a dull boy」とタイプライターで繰り返し打ち込んであった紙にゾッとした人も多いと思います。
あとは不協和音ですね。


◆「プラトーン」

「Adagio for Strings」という曲です。
この曲は映画製作の段階で、仮として被せた曲だったそうです。
その仮の曲をオリバー・ストーンが気に入ってそのまま採用。
映画のOPから曲が流れるんですが、鑑賞者を冒頭からテンションを下げさせることで、戦争の愚かしさを無言のまま訴えてるようでもありました。

第二次世界大戦を描いたアメリカ映画は、軍や兵士の強さや正義などのカッコ良さ。
ところがこの映画以降、ベトナム戦争をはじめアメリカ兵の泣き言みたいな映画が増えましたからね(苦笑)

◆「ミスト」

「Dead can Dance」という曲です。
衝撃のエンディングに流れるので、かなりインパクト大の曲です。
結末とこの曲の相乗効果だったのか、しばらく動けませんでした。
でも曲自体は美しい曲だと思うんですけど、やはり気分が落ち込みますねぇ。





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