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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を深く掘り下げ、ドラマをより楽しむことを目指しています。

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章#7(最終話)

驚きの展開が多々あった「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン7が終っちまったぁ。
最終章に向けて、人間同士の諍いを中心に描かれてきましたね。
鉄の玉座のへの争い、権力争い、欺瞞さがメインテーマだったような印象です。そこに大きなバトルシーンを加えた構成でした。

以下はネタバレです。第七章未見の方は注意。

※リキャップ飛ばしてレビューを読む場合は、ここをクリックして下さい。飛びます♪

◆ドラゴンピット


デナーリスとサーセイの休戦交渉の場、王都には両者の兵力を見せ付けるかのように、ラニスター軍、穢れなき軍団、ドスラク人たちが睨みを利かす。
デナーリス側からは、ティリオン、ヴァリス、シオン、ジョラー、ジョン、ダヴォス、ハウンドらが王都へと上陸した。
一足先にサンサの代理ブライエニーがポドリックを伴い到着していた。


一行は顔を合わせる場としてドラゴンピットに案内される。
サーセイ側からはユーロンが現れる。
やがてサーセイがドラゴンピットに到着。
この場に集まっている者たちは、それぞれが個人的にも過去関わっていたり、敵対している者同士。


皆から遅れてデナーリスはドロゴンに乗り到着した。
サーセイは自分の戦力を見せ付けるように現れたデナーリスに気分を害する。

敵対する者同士が睨み合っている中、ジョンたちが捕獲してきた亡者を披露。
木箱から現れた亡者は一目散にサーセイに向かって襲い掛かろうとした。
サーセイはビビる。
鎖をつけられていた亡者はハウンドによって引っ張られ、剣で斬っても動き続けることを皆に知らしめる。
斬り落とした手が動いていることで、クァイバーンは興味津々。
ジョンは亡者を倒す方法が火とドラゴングラスだと教える。

ユーロンは「こいつらは泳げるのか?」と尋ね、ジョンは「泳げない」と答えると、それなら島にいた方が安全だと言ってサーセイから離れる。

デナーリス側は、まずこの人類共通の敵を倒すため、互いに休戦することをサーセイに申し出て、それに対しサーセイは「休戦に応じるが、その約束は北の王ジョン・スノウと取り交わす」と答えた。
しかしジョンは、デナーリスに忠誠を誓ったと明言。
それにより、サーセイは休戦に応じることを正式に拒否した。
ティリオンはジョンの馬鹿正直さに呆れ、話が決裂してしまったことを責める。
デナーリスもドラゴンが一頭犠牲になったことが無駄になると言ったが、ジョンは二人の女王に仕えることはできないと言い切る。

そんなジョンの正義感によって、デナーリスは北部への進軍が困難となり、サーセイ相手に戦う状態を緩めるわけにはいかなくなった。
ティリオンはラニスターとターガリエンの戦争を避けたいため、サーセイに殺される覚悟で一人で交渉しに向かう。

◆サーセイの部屋
ティリオンがサーセイのいる部屋へと訪れた。
傍らにはマウンテンが立っていた。
サーセイはティリオンが両親、そしてミアセラとトメンを殺したと責め、ティリオンはサーセイの言い分を受け入れ、その上で話を聞いて欲しいと懇願。

サーセイは亡者が自分を目掛けて襲ってきた時、世界ではなく自分の家族を守ることだけが頭を過ぎったと告げる。
その時、ティリオンはサーセイが妊娠していることを知る。

◆ドラゴンピット
ティリオンが無事に戻ってきた。
その後から、サーセイは側近を連れて現れた。
そして休戦に応じ、北部に協力するため自分たちの軍は北へ向かわせると告げた。

◆ウィンターフェル
サンサは使い鴉の手紙で、ジョンが相談もなく勝手にデナーリスに忠誠を誓ったと、リトルフィンガーに話をしていた。
リトルフィンガーはデナーリスは美しく独身であることから、ジョンは彼女と結婚を考えているかもしれず、北部の諸侯は反発するだろうとサンサに話す。
そして、リトルフィンガーは「皆に選ばれた王なら、皆が取り消せすことができる」と言うと、サンサは「アリアがジョンを慕っているから、そうはさせないだろう」と返す。

アリアは「顔のない男」で、暗殺集団の一人であるため危険だという話になり、リトルフィンガーは「彼女の目的を動機から探り、自分にとって最悪なことを予測すること」だとアドバイスする。

◆ドラゴンストーン
デナーリスたちは、ドスラク人や穢れなき軍団などを北部へ運ぶ方法を話し合っていた。
ジョラーは、デナーリス自身はドラゴンに乗って北部へ行く方が安全だと話す。
かつて、狂王に対して戦った者も多く、ターガリエンに対し敵視している者が襲い掛かるかもしれないと。
しかし、ジョンはターガリエンと同盟を結んだと北部人に承知させるには、ドラゴンで怖がらせない方が良いということで、デナーリスも北部は征服ではなく救出に向かうことが目的だからと船で向かうことを承知した。
ジョラーはデナーリスが自分の意見に取り合わず、ジョンに従ったことでちょっと不服。

その話し合いが終った後、シオンはジョンと話をする。
王都でサーセイに真実を言って、休戦の話し合いが危機的になったとシオンはジョンに言い、しかしジョンは正しい道を歩いてきたと。
ジョンは「そうでもないが、お前ほど選択を誤りはしなかった」と、シオンに突っ込む。

シオンは、「正しい道を歩みたかったが、正しい人間がどうものか知らなかった。自分はスタークかグレイジョイか選択のしようがなかった」と泣き言を言うと、ジョンは「父上(エダード)は本当の父親よりも父親らしかったはずなのに、裏切っただろ」と責める。
そして、父上は今でも互いの心の中に生きていると。
ジョンは「選択する必要はない。お前はグレイジョイでありスタークだ」と話し、シオンがヤーラを助け出したいと思いながら躊躇している気持ちに踏ん切りを促す。

浜辺では鉄の兵が舟で出て行く準備をしていた。
恐ろしい死の軍団が来るという話で、東へ行ってそこで略奪などをして冬を過ごすと。
シオンは我らの女王が捕まったままであり、救出に向かうと促すも、そのヤーラを見捨てて逃げ出したシオンの言葉を誰も聞き入れなかった。
そんな自分よりも体格が大きい者に立ち向かうシオンは、ボコボコにされる。


しかしシオンは諦めず反撃し、相手を打ちのめした。
その姿に他の鉄の兵は黙り込み、ヤーラを助けに行くと主張するシオンに同調した。

◆ウィンターフェル
雪の降る外でサンサは腹を決め、アリアを大広間に連れてくるよう指示する。
大広間には谷間の兵士、スタークの兵士、ロイス公、リトルフィンガー、ブランがいた。
アリアは連れて来られると、サンサに「本気なの?」と問い、サンサは「気が進まないけど、家族や北部を危険や裏切りから守るため」と答えた。

アリアは納得し、サンサは「あなたは殺人と背信のかどで訴えられている」と言い出し「罪を認めるか?」と問いながらリトルフィンガーの方に顔を向けた。
リトルフィンガーは自分を名指しされ面を食らう。
困惑しているリトルフィンガーに、サンサは叔母のライサ・アリンを月の扉から突き落として殺害したことを話す。
そして、ジョン・アリンの殺害指示についても言及。
ラニスターとスタークの確執が起き、リトルフィンガーがサーセイと共謀し、父は処刑されたと話した。

リトルフィンガーは証拠がないと言い放つも、ブランはリトルフィンガーがエダードにナイフを突きつけた場面の話をした。
追い込まれるリトルフィンガー。


彼は弁解しまくり、懇願するが、サンサは結論を出していた。
そしてアリアによって処刑された。

◆王都
ジェイミーは旗主たちと北部に行く準備の打ち合わせをしていた。
そこへサーセイ登場。
「なにしてるの?」とサーセイ。
ジェイミーは「北進の準備」と答えたが、サーセイは「同盟を組んでいる敵と一緒に戦うわけないでしょ」と、ドラゴンピットで話したことは嘘だと明らかにした。


ジェイミーは亡者を見たことで危機感を募らせていたが、サーセイは死の軍団はドラゴンやドスラク人に任せ、怪物同士に殺し合いをさせれば良いと話す。
そして彼らが殺し合いをしている間に、自分たちの土地を取り返すと。

サーセイの計画に同意できないジェイミー。
しかも、サーセイはお腹の子を将来の拠り所にしていて、同調できないジェイミーを殺しても構わないという意思を見せたことで、ジェイミーはサーセイを信じられないと見切りをつけ去っていく。
サーセイは脅せば自分に従うだろうと思っていたのか、去っていくジェイミーにショックを受けたようだった。

ジェイミーは一人で北を目指していた。
すると、雪が降り出してきた。
冬は王都にも到達。
暗い雲が王都まで垂れ込んでいた。

◆ウィンターフェル
オールドタウンから出たサムがやってきた。


そしてサムはブランの部屋を訪ねた。
ブランはサムのお陰で壁を越え北へ行けたことを感謝し、三つ目の鴉になったことを話すが、サムは三つ目の鴉に関することを知らない。
ブランは過去や未来、現在他で起きていることを見ることができると説明。

サムはウィンターフェルに来た目的はジョンのサポートをするためだと言うと、ブランはジョンに父エダードの息子ではなく、レイガー・ターガリエンと叔母リアナ・スタークの間にできた落とし子であるという真実を告げなければと言う。

ジョンはドーンにある塔で生まれたという話をすると、サムはジリが読んでいた本を思い出し、レイガーとリアナは正式に結婚していたと教えた。
そこでブランはその二人の結婚の場面を見て確かめた。


リアナは無理やり連れて行かれたのではなく、二人は愛し合っていたことがわかった。

◆ホワイト・ハーバーへ向かう船
ジョンはデナーリスの部屋を訪れ、部屋に入った。
それをティリオンは陰から見ていた。
デナーリスとジョンはむふふ・・・な関係に。

◆ウィンターフェル
サンサとアリア。
互いに尊重し合い、父エダードの言葉を思い出していた。
「孤独な狼は死ぬが、群れの狼は生き残る」
一方、ブランはウィアーウッドの傍で何かを見ていた。

◆イーストウォッチ
壁の上でベリックとトアマンドは北を見ていた。
すると、死の軍団が壁に歩み寄ってる様子を発見した。上空からヴィセーリオンに乗っている夜の王が壁に攻撃を開始した。


青い炎で壁を攻撃し続け、やがて壁が崩れていく。
崩れた壁から、死の軍団が人間の世界へと侵入してきた。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

終ってしまったぁ~!

今回はサーセイとティリオンのシーンが良かった。
この二人のツーショットは緊張感と重みがありますね。
ティリオンが王都を離れてからは、なんとなく軽めになっていた印象があったのは、彼を取り巻くキャラクターに重みがなかったせいでしょうか。
何だかんだ言っても、ティリオンを憎んでいるサーセイとのシーンは素晴らしいということを再確認しました。

そして、サーセイとデナーリスが初めて顔を合わせたエピソードとなりますが、やっぱりサーセイの貫禄は桁違いです。
今までは別々のシーンでしたから、さして明確に感じることはなかったですが、サーセイ役のレナさんはさすがですわ。
今シーズン、デナーリス役のエミリアは割と演技的にも向上してると思いましたけど、やはりレナさんの貫禄に比べると・・・まぁエミリアは若いから仕方ないですけどね。

さて、ウィンターフェルはやっっっと決着がつきました。
他の場所ではどんどんどんどん話が進んでたのに、ウィンターフェルの進展のなさは如何なものかという感じでしたけど。
リトルフィンガーは結局サンサに気づかせてしまいましたね。
アリアを陥れようとしたけども、墓穴を掘ってしまいました。

当ブログで、アリアとリトルフィンガーの駆け引き(バトル)について書きましたが、やはりその通りの展開になりました。
アリアが重要視していたのは、サンサ自らが気づき、結論を出すこと。
これらの展開に関しての解説は、後日にでも書きたいと思います。

それにしても、長らくリトルフィンガーの策略が絡んで七王国が混乱したのに、アッサリと終了したのは不満ですねー。
そのような結末のために見てきたのか?と思うと・・・ねぇ。

いやしかし、サンサが「ベイリッシュは、○ね」と結論を出すまでのために、よくぞここで引っ張ってこれたものだわ(苦笑)
第七章、デナーリスの場合はドラゴンストーンに到着してから、戦略会議をやったり、ジョンの訪問を受けたり、ラニスター軍と戦ったり、イーストウォッチへ行ったり、ドラゴンピットへ出向いたり、北部に向かうまでを描いたりと目まぐるしかったのに、サンサはウダウダやって同じ時間が経過してたとは思えません(笑)

ブランがジョンに真実を告げることを急いでいるようなのですが、ジョンがターガリエンであることを知ることは重要なことなんでしょう。
それがジョンとデナーリスの関係を悪くしそうですね。
鉄の玉座の後継者はデナーリスではなく、ジョンであることが明らかになるからです。

死の軍団との戦いも、そういった権力争いが絡んでゴタゴタは続きそうです。
あと、ブランに関して様々なことが気になったりしましたけども、これもまた日を改めて書きたいと思います。
・・・・どうせ最終章まで長い長い待ち時間になりますし(苦笑)

あ~あ、またネタ探しの日々に戻るんだわ(-公-、)シクシク

■関連記事 第七章#7(最終話)を解説してみる







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

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夜の王はすべて知っている@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。第七章未見の方は注意。


ここに来て、「ブラン=夜の王」理論が世界中を駆け巡ってきています。
当ブログでも紹介しましたけど、中身は微妙に異なってるんですが、まぁ言わんとしてることはだいたい同じかな?

そもそも、ドラマでの「夜の王」は原作と大きく異なってるそうです。つまり、ドラマの夜の王はオリジナルだということです。
完結していない原作の方向性を維持しつつ、ドラマは夜の王に何かしらの意味を持たせてると考えられます。

・・・ということで今回は、「夜の王はすべて丸っとお見通しだぜ!」というお話です。



ブランは亡者狩りで孤立したジョンたちを見た

第七章第五話。
ブランは鴉に入り、北の壁の向こう側を偵察しに行きました。
そしてイーストウォッチ側にいる死の軍団と夜の王を目撃。
改めて、そのシーンをご覧下さい。


第六話を見た後ですとハッキリ気づきます。
ジョンたちの姿も映っています。


てっきり現在進行形の状況を見たのだと思わされましたが、ブランが見るものは過去なのか未来なのか時制が曖昧なようです。
ブランは見た場面が現在進行形だと判断したのかは不明ですが、イーストウォッチ方面に死の軍団が迫っていると、メイスターに指示して使い鴉で手紙を送らせました。
その結果、ジョンはイーストウォッチへ行くことになり、ブランが見た場面の再現となった格好。

ということは、
亡者を捕まえるというティリオンの提案は、既に起こっていたということになりますね。
・・・また頭の中がゴチャついてきましたよ(苦笑)
「この物語はループしてるんじゃないか?」という点に関し、更に説得力を持たせるシーンだったと思います。

夜の王もブランと同じ能力を持っている

ブランは過去や未来、今別の場所で起きてることを見ることができる”グリーンシーサー”であると言われています。
夜の王も同じ能力を持っていると推測され、だからフラッシュバックの中で夜の王はブランを見ることができ、腕を掴むことができたと解釈もされています。

夜の王は未来に何が起きるかを知っているから、ブランが印をつけられて慌てて戻った時、既に洞窟の外で夜の王と死の軍団は待機していました。
第五章の「堅牢な家」で亡者たちが絶妙なタイミングで現れたのも、夜の王はジョンたちが来ることを事前に知っていたからだと言われてます。


ブランの腕につけた印によって、夜の王は三つ目の鴉がいた洞窟内に進入できたわけですが、北の壁はより強い魔法が施されているのか、ブランが壁を越えた後でも彼らは壁を越えることができないようです。

そこで夜の王は印を通じ、ブランにイーストウォッチのヴィジョンを見せた可能性があるということです。
夜の王の目的はドラゴンを得ること。

デナーリスはジョンからの報せでイーストウォッチに向かおうとします。ティリオンは必死に止めますが、三頭のドラゴンと共に飛び去った。
夜の王はドラゴンが来ることがわかっていましたから、ドラゴン用の武器を予め用意してた。クァイバーンが作った「サソリ」が到底敵わないほどの強い武器。

結局、ジョンたちがイーストウォッチへ行ったお陰で、夜の王は必要なものを手に入れることができました。壁越えが可能になった。
皮肉にも、ジョンたちは死の軍団を人間の住む世界へ引き込んでしまう結果に。

もうここまで来ると、起きていることは全て既に起きたことであり、避けられないのではないかと思えてしまいます。

光の王は夜の王?

メリサンドルがずっと見てきた炎のヴィジョン。
それを見せてたのが夜の王だったとしたら?という意見があります。
何らかの理由でメリサンドルをジョンに出会わせる必要があり、スタニスを北へと向けさせるためのヴィジョンを見せていた。

そして、ハウンドが炎の中に見た矢じりの形の山。
これも夜の王が誘い込むために見せていた可能性があるんじゃないかと。
彼らはその山を目指して進んだからです。

元々「ブラン=光の王」という理論は存在していましたが、その光の王と夜の王は同一であるという理論も最近は目にするようになりました。
光があるところには影も生じます。要は「表裏一体」なのでは?ということです。

光の王も夜の王も漠然としてますので、いかようにも解釈できてしまいますけどね。
「ブランと夜の王は似てる」とか言われてますし(苦笑)


第七章ではブランの出番が少なく、イマイチわからない状態ですので、この辺の理論も最終章を待つ間に加速するかもしれません。







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顔のない男とリトルフィンガー@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。第七章未見の方は注意。


第五章、第六章でアリアは黒と白の館で修行を積みました。
しかし、「顔のない男」とか「誰でもない者」とか、「なんとなくわかったような、わからんような~」という状態のまま第七章へ。
当ブログでも、第六章後に「誰でもない者って何だ?」と色々と考えて、四の五のと個人的な見解を書いたりしましたけどね(苦笑)

黒と白の館の修行は嘘をつき嘘を見抜くことだった



黒と白の館では、嘘を真実のように語る「顔のゲーム」を行いました。
アリアはそれができないので、嘘を言うたびにバシバシ叩かれ、「ハウンドが死ねばいいと思った」と言った時も叩かれた。
そしてアリアが「こんな下らないゲームはやめたい」と憤った時、ジャクェン(仮名)は「ゲームは続く」と言いましたね。

それで今改めて考えると、館でジャクェンが話している内容は、必ずしも真実とは限らないんじゃないか?と思えてきました。
つまり、私たち視聴者もジャクェンの言葉を「そういうことなのか」と頭から信じ、混乱しちゃったのではないか?と。
もしも彼の言葉の中に嘘が混じってたら?

黒と白=嘘と真実

アリアは最終的に嘘をつき嘘を見抜いた



館の少女との件の後、アリアはジャクェンにニードルを突きつけ「殺しを命じたのか?」と尋ね、ジャクェンは「そうだ」と答えました。
そのアリアの質問は「顔のゲーム」だったのでしょう。
アリアはジャクェンが「いや、命じていない」と答えたら刺していたかもしれません。それは嘘だからです。

次いで彼は「誰でもない者になったな」と言いましたが、それが嘘だった。
だからアリアは真実である「娘はウィンターフェル出身のアリア・スタークだ」と言い、アリアはゲームに勝った。

そもそも「誰でもない者」になるには「顔のない男」になる必要があり、「顔のない男」は真偽を巧に使いこなし、相手の真偽も見抜く力を持たなければならない。
アリアに最も必要な能力はそれだったということでしょう。

館の少女はアリアからおびき寄せられていることに気づかず、あのような姿に。
黒と白の館での展開は嘘も混じっていたため、それで私たち視聴者の多くは混乱したのだと思います。

嘘が巧みなリトルフィンガー

第四章でメイスター・エイモンは、野人に潜り込んだジョンの話を信じました。それでアリザー・ソーンは「本当のことを言っているかがわかるのか?」とエイモンに問い、彼は「ええ、王都で育ちましたから」と答えました。
リトルフィンガーもサンサに、「ここは嘘つきばかりだ」という風に話していましたし、エダードに対しても「疑うことは大事だ」とも言いました。

権力がはびこる場所では、嘘をつくことが重要な要素。
賢くなければ嘘を真実のように語れないとも言いますし。
また、相手が話していることは真実なのか偽りなのかも見抜く力も備わっていないと、王都では生き延びることが厳しいとも言えます。

そんなリトルフィンガーとアリアが顔を合わせた。
ある種、二人は同じような能力の持ち主です(リトルフィンガーは顔のない男だという理論もありますけど)
表向きは静かにしていますが、物凄い駆け引きなんだろうなと思いますね。

ブライエニーと剣術の稽古をしていたアリアをジッと見ていたリトルフィンガー。
彼とアリアが視線を合わせた瞬間、二人のバトルが開始されたんだと思います。

アリアの台詞には嘘が混じっている

アリアは手紙の件でサンサを責めましたが、そこで嘘が混じっていました。
アリアが父エダードの処刑時の話をした際、「姉さん(サンサ)は父を助けようともしなかった」と言いました。
しかし、ジョフリーが「頭を持て!」と命令した直後、サンサが取り乱している姿をアリアは見ていました。


その時の状況をアリアはナイツウォッチのヨーレンに話してましたから、勘違いしていたということはありません。

それに、父エダードが捕らえられた直後、マーリン・トラントがアリアを捕らえに来ました。であれば、当然サンサも同じ状況だったとわかります。
ロブ宛の手紙は、そんな状況下で書いたであろうと想像できるはずです。
サンサに色々と追い込むような質問をし、それでサンサの真偽を読んでいたということもあるでしょう。

リトルフィンガーはアリアが陰から監視していることを知っていて、手紙はサンサが隠せと依頼してきたように見せかけた。
アリアは既に「顔のゲーム」をやっていて、リトルフィンガーの嘘に騙されているフリをして、サンサを問い詰めた。
それはリトルフィンガーを欺くため。
「敵を欺くには味方から」ですね。

サンサはそれを知りませんから混乱しています。
アリアの意図がわからないからです。
「アリアが危険」という風に思わせるよう、アリアは振舞ってるんじゃないかな?

そんな中、ヴァリリア鋼の短剣をサンサに手渡したことで、サンサに危害を加える気はないことを示したと思います。
サンサがアリアを危険視して対処していくことは、結果的にリトルフィンガーを追い詰めることに繋がっていくと私は見ています。


予告編で流れたサンサの台詞「孤独な狼は死ぬが、群れの狼は生き残る」は、今のところ語られていませんので、最終話でサンサがそれを言うでしょう。
どういう状況でその台詞を言うのか、注目したいと思います。








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