awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ブロンの夢@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。第七章未見の方は注意。



今回はチョッとネタです(笑)
ブロンをクローズアップした物語。



俺の夢・・・・それは美しい嫁と共に大きな城に住むこと。
ジェイミーはそれをドーンへ行く前に約束してくれた。
「ラニスターは常に借りを返す」と、”耳にタコ”な言葉だったが、ティリオンと同様に約束は守るだろうと、渋々ドーンへ出向いた。

リヴァーランの奪回にもお供をした。
そして今回、ハイガーデンへの侵攻にもお供をした。
ところが、ハイガーデンから帰る途中、ドスラク人とドラゴンに襲われてしまった。

しかし俺は城の主になるまでは死ねないと心に誓い、命がけでドラゴンに向けて大きなクロスボウの矢を放った。
二発目の矢が命中し、ドラゴンが地上へ降りた。
その間に俺はジェイミーと共に逃げようと思ったが、俺の目に映ったのはドラゴンの女王に突撃するジェイミーの姿だった。


俺はその瞬間、夢の城が燃えるのを見た。
あいつが死んだら、サーセイが借りを返すか?
いや、あの女はアテにならない。
思わず俺はジェイミーに向かって馬を走らせ、ドラゴンの炎から間一髪で水の中に逃れることができた。

なんでここまで、命を懸けてジェイミーを守らねばならんのか?
それは「美しい嫁と大きな城に住む」という夢のためだ。



――終わり







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手紙は「終わりの始まり」@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレです。第七章未見の方は注意。



第五話でアリアはサンサが書いた手紙を読みました。
それはリトルフィンガーが仕向けた罠でした。
アリアとサンサの間に亀裂を生じさせるためだと推測できますが、私はその手紙が結果的にリトルフィンガーへのトリガーとなってしまう気がします。

では、壮大な(笑)展開予想を。

手紙を読んだアリアはどうする?



アリアは第一章で父エダードが捕らえられた直後、シリオ・フォレルによって逃がされ、赤の王城から離れましたね。
つまり、アリアは父エダードがなぜ捕らえられ、なぜベイラー大聖堂でジョフリーを真の王だと宣言し、なぜ処刑されたかわからないままだったと思います。
そして、サンサが手紙を書いた経緯は視聴者である私たちは知っていますが、アリアはまったく知らないという見地でアリアの感情を察する必要があります。

手紙は完全にラニスター寄りで書かれていますので、アリアは腹を立てる。
今までのアリアを見ているとわかりますが、裏切りに対して敏感です。
彼女は「敵か味方か」をキッパリ分けるところがあり、サンサを問い詰めることになるでしょう。

アリアとサンサは敵対してしまうだろうか?



第一章でのアリアとサンサは、仲良し姉妹ではありませんでした。
それを心配したエダードは「家族が憎しみ合ってる時ではない。冬来たるだ。家族が協力し合っていかなければ」とアリアに言い、アリアは「本当はサンサが嫌いなわけじゃない」と言っていました。
その時の会話は、手紙の件で重要な要素になると思います。

最初はリトルフィンガーの目論見通り、二人の間に緊張感が生じると思います。
しかし、二人は腹を割って話すことができるはず。
サンサは長らく悪賢い大人に囲まれてきました。
権力のための駆け引きに利用され、生き残るため耐えることを強いられてきました。
王都では謀反者の娘として扱われ立場が低かったためです。

アリアはきっと姉の苦悩を理解することができるでしょう。

手紙はむしろリトルフィンガーの首を絞めることになる

サンサは家族の間に亀裂を生じさせようと、リトルフィンガーが手紙を仕向けたことに気づくはずです。
リトルフィンガーが今までやってきたことの悪巧みを知ってるサンサは、彼の過去をブランに調べてもらう(ブランは既に知っているかもしれない)
すると、思っていた以上にスターク家を陥れることを行ってきたと知るでしょう。
リトルフィンガーの裏切りで、父エダードが捕らえられたことも。
リトルフィンガーの数々の悪行が表沙汰になることを願います。

ではどのように二人は「混沌の梯子」からリトルフィンガーを突き落とすでしょうか?
以前、私は「月の扉」から落とされるかな?と思ってましたが、高巣城へと出向く理由がなさそうなので、残念ながら「月の扉」はなしですね(苦笑)
(ロビン・アリンはもう登場しないのでしょうかね?君主らしい姿を見たいものですが)

慣れ親しんだキャラと別れるのは一抹の寂しさはありますが、彼の最期は哀れであって欲しいです。もしかすると、アリアが「贈り物」をするかな?


ドラマ的には真の戦いに向け、リトルフィンガーのような策略者は用済みになるでしょうから、彼は恐らく第七章で「さようなら」になる可能性が大きいです。






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出会いのシーンの意味@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレです。第七章未見の方は注意。



第七章第五話は、再会や初めて出会うシーンが多かったですね。
登場キャラ同士は初めて出会う相手でも、何気に繋がりがあったと出会いのシーンで改めで思い出させました。

私は「パンくず拾い」と表現していますが、「コールバック」と呼ばれているものです。
第五話は、そのコールバックが多かったです。
そういうことで、画像が多くなりますが、出会いのシーンでのコールバック。

まず、ジョンとジョラー・モーモントが顔を合わせたシーン。



ジョラーが複雑な表情を見せていた理由がわかると思います。
奴隷を売ったことでエダードに咎められたジョラーは追放され、父ジオーとも疎遠になってしまったからです。

続いて、ジョンとジェンドリーが会ったシーン。




このシーンは遡って、第一章第一話からのコールバック。




ジョンの台詞は、ロバート・バラシオンが太っていたので、父親とは違ってジェンドリーは痩せているという意味合いも込めていたと思います。
これだけならロバートとエダードの再会シーンの再現になるんですが、それで終らせませんでした。
ジェンドリーは切り替えし、ジョンに「背が低い」と言った。

このエピソードの脚本家はコメディを多く手掛けてる方だそうです。
海外の笑いのツボはわかりにくいですけど、ジョン役のキットは背が低いので「それ言ったらダメよ~!」ということをあえて台詞に盛り込んだようですね。
その後のジョンの表情は「気にしてんだから言うなよ」という感じで、チョッとコミカルな出会いのシーンとなりました。


ジョン、ジョラー、ジェンドリーを含め、イーストウォッチから北へ向かったメンバーは、それまで色々な側面で絡み合っていたことがわかると思います。
ずっと長らく別々な場所で、それぞれの話が展開してきましたが、イーストウォッチで彼らがリンクしたということです。

「昨日の敵は今日の友」






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