出会いのシーンの意味@ゲーム・オブ・スローンズ
第七章第五話は、再会や初めて出会うシーンが多かったですね。
登場キャラ同士は初めて出会う相手でも、何気に繋がりがあったと出会いのシーンで改めで思い出させました。
私は「パンくず拾い」と表現していますが、「コールバック」と呼ばれているものです。
第五話は、そのコールバックが多かったです。
そういうことで、画像が多くなりますが、出会いのシーンでのコールバック。
まず、ジョンとジョラー・モーモントが顔を合わせたシーン。
ジョラーが複雑な表情を見せていた理由がわかると思います。
奴隷を売ったことでエダードに咎められたジョラーは追放され、父ジオーとも疎遠になってしまったからです。
続いて、ジョンとジェンドリーが会ったシーン。
このシーンは遡って、第一章第一話からのコールバック。
ジョンの台詞は、ロバート・バラシオンが太っていたので、父親とは違ってジェンドリーは痩せているという意味合いも込めていたと思います。
これだけならロバートとエダードの再会シーンの再現になるんですが、それで終らせませんでした。
ジェンドリーは切り替えし、ジョンに「背が低い」と言った。
このエピソードの脚本家はコメディを多く手掛けてる方だそうです。
海外の笑いのツボはわかりにくいですけど、ジョン役のキットは背が低いので「それ言ったらダメよ~!」ということをあえて台詞に盛り込んだようですね。
その後のジョンの表情は「気にしてんだから言うなよ」という感じで、チョッとコミカルな出会いのシーンとなりました。
ジョン、ジョラー、ジェンドリーを含め、イーストウォッチから北へ向かったメンバーは、それまで色々な側面で絡み合っていたことがわかると思います。
ずっと長らく別々な場所で、それぞれの話が展開してきましたが、イーストウォッチで彼らがリンクしたということです。
「昨日の敵は今日の友」
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★