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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第四章#1~#2@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章のポスター、予告編が登場して盛り上がってまいりました。
でも放送開始まで一ヶ月以上ありますけどねぇ。

裏話は第四章まで来ました。続けます。



◆第四章 第一話「二本の剣」
  • エピソードタイトルは、スターク家のヴァリリア鋼の剣”アイス”から鍛造した二本の剣を指すだけではなく、その”アイス”とアリアの剣”ニードル”も指している。
  • タイウィンが燃やした狼の鞘は、第一章第一話で逃げ出したナイツウォッチの処刑時に登場していた。シオン・グレイジョイが鞘を持っていた。
  • ”アイス”から二本の剣を鍛造するシーンは正確ではない。そして、より精巧な剣を鍛造するには長い時間がかかるため、ジェイミーが剣を手にしたのは冒頭のシーンからかなり経過していたことになる。
  • オベリン・マーテルが一足先に王都に着き、娼館にいたという設定は、第一章第一話でティリオンが他の者たちとは別に行動し、娼婦のロスと一緒にいたことと重ねている。これは二人とも次男であり、重要視されていないことを示す。
  • アリアとハウンドが宿屋を出て馬に乗っているシーン。ハウンドは本物のチキンを食べていたが、スタッフが誤って大量のチキンを作ったため、撮影後にアリア役のメイジー・ウィリアムズは持ち帰らせられた。ドラマの台詞通り、ハウンドとアリアは店のチキン全部を食べるような状況になった。
  • クァイバーンが黄金の手をジェイミーに装着するシーンには、アドリブもある。
  • プロデューサー+脚本家のベニオフの両親は、ドーンから来る諸侯たちを待つティリオンのシーンでカメオ出演している。
  • マージェリーが婚儀で身につけるネックレスを吟味していたオレナ・タイレル。ひとつポイッと捨てるシーンがあるが、あれは小道具ではなかったので、紛失するわけにいかずスタッフは回収するために慌てて探した。


◆第四章 第二話「獅子と薔薇」

  • エピソードタイトルはラニスター家の”獅子”、タイレル家の”薔薇”を指している。これは第一章第五話の「狼と獅子」に重ねている。
  • このエピソードから、ラムジー役のイワン・リオンがメインキャスト扱いとなった。オープニングクレジットに名前が表示された。
  • 脚本を担当したジョージ・R.R・マーティンは、このエピソードでは王の婚儀を全面的に据えて描こうとしたが、D&Dは他のプロットラインを排除することはできないと訴えた。
  • ルース・ボルトンは、シオンを無傷なまま捕虜としてベイロンとの交渉に使うことができないとラムジーを責めた。ラムジーはベイロンと交渉したけれど無駄だったと言ったが、ラムジーはシオンの去勢した”もの”を箱に入れて送ったのであり、既にシオンは無傷ではなかった。
  • 北部に対するタイウィン・ラニスターの計画が何であるか推測できていたので、ルース・ボルトンは北部の地位を確固たるものにする必要性を知っていた。
  • スタニスの食事のシーンの使用人は、ドラマの脚本家ブライアン・コグマン。
  • ジェイミーが左手で剣の訓練をするが、原作ではイリーン・ペインが練習相手となっていた。ドラマはそのイリーン・ペイン役の俳優が病気で第二章を最後に降板したため、ブロンを練習相手として設定した。
  • ジェイミーとブロンが剣の訓練をする場所はコンクリートに覆われている。そのため、コンクリートに模様を貼ったりして誤魔化した。
  • ティリオンから贈られた本をジョフリーはタイウィンから贈られたヴァリリア鋼の剣でズタズタに斬った。その時、本の紙が宙を舞う効果を出すため、本の中には扇風機が仕込まれていた。
  • ジョフリーの結婚披露宴で小人たちによって「五王の戦い」が再現された。そこに出ていたレンリー・バラシオンはロラス・タイレルに見立てた人形に乗っている。
  • その小人たちによる「五王の戦い」は、実際に撮影するまで出演していた俳優たちは目にしていなかった。その馬鹿げた寸劇を初めて見た俳優たちのリアルな反応を狙ったため。
  • サンサに挨拶で近づいたオレナが、サンサのネックレスに仕込んだ毒のクリスタルのひとつをサッと取り去る。しかし、スタッフはクリスタルがひとつなくなった状態にすることを忘れ、後からデジタルで除去した。
  • 鳩のパイを食べたジョフリーがティリオンにワインを持ってくるように命令し、パイを口にしながら「this pie is dry」と言うが、「sex double entendre」に聞こえるとティリオン役のピーター、サーセイ役のレナが笑ってしまい、何度かテイクをし直しても二人が笑ってしまうので撮影に時間がかかった。
  • ジョフリーが窒息している音は複数の音を混ぜ合わせたもの。その効果音がドラマで使用されたのは30秒ほどだったが、効果音の編集作業は8時間近くかかった。
  • ドラマはスタジオの駐車場で撮影されることが多い。ジョフリーが倒れる場面は、カリフォルニアのスタジオの駐車場で撮影された。
  • 第一章~第三章まで地毛だったブラン役のアイザック。第四章ではカツラを使用。







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第七章の予告編を更に検証してみる@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の予告編を見て思ったのは、「リトルフィンガーが関わっている場面を割と多く挿入しているな」ということです。

典型的な悪者は第六章で退場したことで、人間の欲深さを体現しているリトルフィンガーの悪巧みが局面を迎えているような気がします。

サーセイはですね、ティリオンが語ったように「純粋な気持ちから邪悪なことをする人」だということで、彼女の内面は説明されていました。
あとは夜の王が悪者という風に捉えられてはいますが、リトルフィンガーは権力にしがみつく人間の欲深さの象徴として、最たる悪人です。

さて、予告編に於けるリトルフィンガーとジョン・スノウのシーンを画像で見てみますと、興味深いシーンであることがわかります。


矢印で示したのは、リアナ・スタークの像です。
そのすぐ前で二人は揉めています。
リトルフィンガーがジョンを挑発したかもしれません。

第五章でサンサがリアナの像にキャンドルを供えました。
リトルフィンガーは、リアナを見たことがあるという話をしました。
その時の会話で、サンサは叔母であるリアナがレイガー・ターガリエンに誘拐され、性的暴行を受けたということを言いましたね。
その話はサンサだけではなく、スターク家の者はそう聞かされていたのだと思います。ですから、勿論ジョンも同様でしょう。
それをリトルフィンガーが利用した可能性があります。

「リアナがレイガーに性的暴行を受けた結果、生まれたのはお前だ」と言ったとしたらどうでしょう?
レイガー・ターガリエンは、スターク家にとって忌まわしい存在として語られていたと思います。そんなレイガーがリアナを虐げた結果、ジョンが生まれたと聞かされたらショックを受けるはず。
エダードの息子だと信じきっていたジョンにとって、そんな忌まわしい出来事の結果が自分だということをすんなり受け入れることはできないでしょう。

ジョンは自分の母親を知ったにせよ、辛く悲しい出来事が誕生の背景にあったことに動揺する。リトルフィンガーは、ウィンターフェルの城主で北部の総督であったエダードの息子ではないことを告げることで、ジョンが「北の王」には相応しくないと思わせる手段に出たんじゃないかー?と勝手に仮定しました。

そういう風に仮定したとすると、リトルフィンガーはジョンの出生の秘密を知ってたことになりますが、彼は情報を得ながら小賢しく立ち振る舞って成り上がってきたので、知っていた可能性はあります。
ハウンドの火傷のことも知っていましたし。

そして、リトルフィンガーは何気なく知っていることを匂わせていましたよね。
サンサに対してジョンを「ハーフブラザー」とワザとらしく言ったり、「(ジョンは)南部で生まれた」ということをあえて強調していましたし。

そんなリトルフィンガーですが、ウィンターフェルにブランやアリアが戻ってきた時、また何か企んで陥れようとするでしょう。
そういうことで、リトルフィンガーの動向が今まで以上に気になりますね。

続いてです。申し訳ないのですが
!以下はネタバレになる恐れがあります。注意!





アリアが森で焚き火をしているシーン。


これは憶測ですけど、今年の冬にカナダでロケ撮影したシーンではなかろうかと。
以前、当ブログで取り上げましたが、カナダでのロケ撮影にはナイメリアが登場するというニュースがありました。
つまり、アリアとナイメリアが再会するというもの。
その前フリなシーンかもしれません。
ナイメリアはアリアと一緒に行動はしないかもしれませんが、第一章で別れたシーンに対する回収となるかもしれませんね。

そして次は、


誰かが水中に落ちたシーンです。
水面を見ると赤っぽくなってるので、炎が広がってると捉えることができます。
ユーロンから攻撃を受けたシオンが海に落ちた?
でも髪型からして、チョッと違うような気がします。
「ヤーラたちの船から誰かが落ちたんじゃないの?」と、メインキャラではないという風に考えることができますが、私はジェイミー・ラニスターではないかと思います。


ジェイミーはハイガーデンの侵攻に参加します。ブロンも一緒(ロケ撮影の情報から確定)
予告編で楯を持ったラニスター軍が整列してるのは、ハイガーデンへ侵攻するシーンかもしれません。
そして、ラニスター軍はハイガーデンを陥落させ王都に戻ろうとします。
その時に待ち伏せしていたドスラク人とドラゴンに襲われる・・・という流れ(ロケ撮影情報から確定)
予告編にもドスラク人とドラゴンがラニスター軍に向かっていくシーンが挟み込まれています。場所は王都よりも南方のような荒野ですので、ハイガーデンの近くであろうというのは納得できるのではないでしょうか。

第七章の撮影が始まる昨年の秋から「主要キャラの誰かが水の中に落ちる」という情報が出ていました(メディアにより)
それが誰なのか、色々予想されていました。
ティリオンが船から落ちるのでは?とか、デナーリスがドロゴンから落ちるのでは?とか。
そして撮影が進む中で、「ドラゴンが吐く炎から逃れようとジェイミーとブロンは水の中へ飛び込む」・・・という風な話が出てきて、ロケ現場がウォーターベイであることから、その可能性が高いとされてきました。


最後は、北の壁の向こうで展開してるようなシーンです。


「なんでまた、ジョンは北の壁の向こうへ行ってるの?夜の王との対決のため?」と思われるかもしれません。
何かに取り囲まれたシーンに映っているのは12人です。
ジョン・スノウ、トアマンドは具体的に予告編に映っていますからわかりますね。
他の10人は誰?ナイツウォッチ??と思うでしょう。

情報では、ミアのソロス、ベリック、ハウンド、ジェンドリー、ジョラー・モーモントが含まれています。旗印なき兄弟団のメンバーや野人も含まれているかもしれません。
ダヴォスは不明。
そのシーンの撮影が今年の冬、アイスランドで行われました。
主要の出演者たちが目撃されたり、SNSに写真がUPされたことから情報として確定しています。

「じゃあ何で北の壁の向こうに行ったのか?」ですが、目的は亡者を捕らえるため。
そうなると、「なんで亡者を捕らえるの?」ということになりますね。
それは、ホワイトウォーカーの存在を懐疑的な人たちに納得させる必要が生じたため。
北部の者たちですら、ホワイトウォーカーはもうずいぶん昔に死滅したと思っています。
ティリオンも信じていませんでした。
夜の王が人間を脅かし始めていることを言葉だけでは信じてもらえないからです。

ジョンは真の戦いのためには、皆が一丸となって戦わねばならないことを説得しなければならないのです。
ジョンたちを取り囲んだのは、亡者やホワイトウォーカーでしょう。
そこからどう脱出するか?は触れないでおきます(苦笑)
お楽しみに。







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スタークが帰ってきた@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章で注目されているひとつは、「ウィンターフェルに生き残っているスターク・チルドレンが帰ってくる」ということではないでしょうか?
長らくスターク家の苦境が描かれてきましたからねぇ。



第六章でサンサとジョン・スノウが再会し、ボルトンに奪われたウィンターフェルを奪回しました。
あとは、北の壁の向こうにいるブラン、そしてブレーヴォスからウェスタロスに戻ってきたアリアがウィンターフェルに帰ってきて、皆が再会するというシーンを私たちは待ち望んでいます。
それが第七章で実現して欲しいと、切に望んでいる方々も多いと思います。

それに先駆けて(?)「Entertaiment」ではスターク・チルドレンの画像を掲載しています。
ドラマの画面上でも見たいですねー。
(・・・にしても、可哀想なリコン)
Entertaimentは雑誌を発行しているのですが、スターク・チルドレンが表紙になるようです。
その表紙で、彼らの衣装が明確にわかります。

さて、上記で紹介したサイトに掲載されてる画像。
アリアに注目して頂きたいのです。ジョンに抱っこされてる画像。
アリアの(向かって)腰の右側に短剣を所持していることがわかります。
その短剣の形は見覚えありませんか?
第一章でブランを襲った刺客が持っていた、ヴァリリア鋼の短剣に酷似しているんですよね。



その短剣が画面に映ったのは、エダードがリトルフィンガーを呼び、スタニスを王の座に就かせるための話をした時が最後です。
その後、短剣がどうなったのかハッキリ示されていませんでしたが、アリアが何らかの経路で手に入れたとかですかね?
似ているだけで別物の可能性もありますが。








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