awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

第七章の予告編を更に検証してみる@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の予告編を見て思ったのは、「リトルフィンガーが関わっている場面を割と多く挿入しているな」ということです。

典型的な悪者は第六章で退場したことで、人間の欲深さを体現しているリトルフィンガーの悪巧みが局面を迎えているような気がします。

サーセイはですね、ティリオンが語ったように「純粋な気持ちから邪悪なことをする人」だということで、彼女の内面は説明されていました。
あとは夜の王が悪者という風に捉えられてはいますが、リトルフィンガーは権力にしがみつく人間の欲深さの象徴として、最たる悪人です。

さて、予告編に於けるリトルフィンガーとジョン・スノウのシーンを画像で見てみますと、興味深いシーンであることがわかります。


矢印で示したのは、リアナ・スタークの像です。
そのすぐ前で二人は揉めています。
リトルフィンガーがジョンを挑発したかもしれません。

第五章でサンサがリアナの像にキャンドルを供えました。
リトルフィンガーは、リアナを見たことがあるという話をしました。
その時の会話で、サンサは叔母であるリアナがレイガー・ターガリエンに誘拐され、性的暴行を受けたということを言いましたね。
その話はサンサだけではなく、スターク家の者はそう聞かされていたのだと思います。ですから、勿論ジョンも同様でしょう。
それをリトルフィンガーが利用した可能性があります。

「リアナがレイガーに性的暴行を受けた結果、生まれたのはお前だ」と言ったとしたらどうでしょう?
レイガー・ターガリエンは、スターク家にとって忌まわしい存在として語られていたと思います。そんなレイガーがリアナを虐げた結果、ジョンが生まれたと聞かされたらショックを受けるはず。
エダードの息子だと信じきっていたジョンにとって、そんな忌まわしい出来事の結果が自分だということをすんなり受け入れることはできないでしょう。

ジョンは自分の母親を知ったにせよ、辛く悲しい出来事が誕生の背景にあったことに動揺する。リトルフィンガーは、ウィンターフェルの城主で北部の総督であったエダードの息子ではないことを告げることで、ジョンが「北の王」には相応しくないと思わせる手段に出たんじゃないかー?と勝手に仮定しました。

そういう風に仮定したとすると、リトルフィンガーはジョンの出生の秘密を知ってたことになりますが、彼は情報を得ながら小賢しく立ち振る舞って成り上がってきたので、知っていた可能性はあります。
ハウンドの火傷のことも知っていましたし。

そして、リトルフィンガーは何気なく知っていることを匂わせていましたよね。
サンサに対してジョンを「ハーフブラザー」とワザとらしく言ったり、「(ジョンは)南部で生まれた」ということをあえて強調していましたし。

そんなリトルフィンガーですが、ウィンターフェルにブランやアリアが戻ってきた時、また何か企んで陥れようとするでしょう。
そういうことで、リトルフィンガーの動向が今まで以上に気になりますね。

続いてです。申し訳ないのですが
!以下はネタバレになる恐れがあります。注意!





アリアが森で焚き火をしているシーン。


これは憶測ですけど、今年の冬にカナダでロケ撮影したシーンではなかろうかと。
以前、当ブログで取り上げましたが、カナダでのロケ撮影にはナイメリアが登場するというニュースがありました。
つまり、アリアとナイメリアが再会するというもの。
その前フリなシーンかもしれません。
ナイメリアはアリアと一緒に行動はしないかもしれませんが、第一章で別れたシーンに対する回収となるかもしれませんね。

そして次は、


誰かが水中に落ちたシーンです。
水面を見ると赤っぽくなってるので、炎が広がってると捉えることができます。
ユーロンから攻撃を受けたシオンが海に落ちた?
でも髪型からして、チョッと違うような気がします。
「ヤーラたちの船から誰かが落ちたんじゃないの?」と、メインキャラではないという風に考えることができますが、私はジェイミー・ラニスターではないかと思います。


ジェイミーはハイガーデンの侵攻に参加します。ブロンも一緒(ロケ撮影の情報から確定)
予告編で楯を持ったラニスター軍が整列してるのは、ハイガーデンへ侵攻するシーンかもしれません。
そして、ラニスター軍はハイガーデンを陥落させ王都に戻ろうとします。
その時に待ち伏せしていたドスラク人とドラゴンに襲われる・・・という流れ(ロケ撮影情報から確定)
予告編にもドスラク人とドラゴンがラニスター軍に向かっていくシーンが挟み込まれています。場所は王都よりも南方のような荒野ですので、ハイガーデンの近くであろうというのは納得できるのではないでしょうか。

第七章の撮影が始まる昨年の秋から「主要キャラの誰かが水の中に落ちる」という情報が出ていました(メディアにより)
それが誰なのか、色々予想されていました。
ティリオンが船から落ちるのでは?とか、デナーリスがドロゴンから落ちるのでは?とか。
そして撮影が進む中で、「ドラゴンが吐く炎から逃れようとジェイミーとブロンは水の中へ飛び込む」・・・という風な話が出てきて、ロケ現場がウォーターベイであることから、その可能性が高いとされてきました。


最後は、北の壁の向こうで展開してるようなシーンです。


「なんでまた、ジョンは北の壁の向こうへ行ってるの?夜の王との対決のため?」と思われるかもしれません。
何かに取り囲まれたシーンに映っているのは12人です。
ジョン・スノウ、トアマンドは具体的に予告編に映っていますからわかりますね。
他の10人は誰?ナイツウォッチ??と思うでしょう。

情報では、ミアのソロス、ベリック、ハウンド、ジェンドリー、ジョラー・モーモントが含まれています。旗印なき兄弟団のメンバーや野人も含まれているかもしれません。
ダヴォスは不明。
そのシーンの撮影が今年の冬、アイスランドで行われました。
主要の出演者たちが目撃されたり、SNSに写真がUPされたことから情報として確定しています。

「じゃあ何で北の壁の向こうに行ったのか?」ですが、目的は亡者を捕らえるため。
そうなると、「なんで亡者を捕らえるの?」ということになりますね。
それは、ホワイトウォーカーの存在を懐疑的な人たちに納得させる必要が生じたため。
北部の者たちですら、ホワイトウォーカーはもうずいぶん昔に死滅したと思っています。
ティリオンも信じていませんでした。
夜の王が人間を脅かし始めていることを言葉だけでは信じてもらえないからです。

ジョンは真の戦いのためには、皆が一丸となって戦わねばならないことを説得しなければならないのです。
ジョンたちを取り囲んだのは、亡者やホワイトウォーカーでしょう。
そこからどう脱出するか?は触れないでおきます(苦笑)
お楽しみに。







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★