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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

しつこく第七章予告編を検証@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の予告編が出た後、二度に渡って検証をしました。
まぁ私のみならず、GOTファンはあちこちで同様なことを繰り広げていますけどね。
ファンサイトだけではなく、以前「素朴な疑問シリーズ」として紹介した、Q&A形式の掲示板も例外ではありません。

さて、今回の検証は最初から「ネタばれのおそれ」があります。
漏れ情報、ロケ撮影情報を以って検証しますので、注意して下さい。




最初はメリサンドルのシーンです。


彼女はドラゴンストーンに戻った・・・ということになります。
眼下に、デナーリス、ティリオン、ヴァリスたちが歩いてるのが見えます(ロケ撮影情報として確定)
メリサンドルがいつドラゴンストーンへ戻ったかは不明です。

興味深いのは、メリサンドルとデナーリスが顔を合わせるということでしょうか。
そもそも、メリサンドルがスタニスを”約束された王子”と思い込んだのは、ドラゴンストーンを火の中に見たからという意見もあります。
メリサンドルは自分が間違えた原因に気づくかもしれませんね。
魔術を嫌っているヴァリスとの対面にもなりますね。

メリサンドルは真の戦いが迫っていることを知っています。
そういう意味で、彼女がどのように動くのかも注目したいと思います。

続いて、ウィンターフェル。


このシーンは第六章の最終話から続いているシーンであるかどうかは不明です。
ダヴォスがジョンの隣に座っているので、日を改めた集会かもしれません。
では彼らは何を話し合っているのか?というと、ボルトン側についたカースターク家とアンバー家の処遇に関してではないかと思います。
「スターク家を裏切った者たちをどうするか?」ということですね。
そして、来たる真の戦いについても。

次は王都です。


サーセイが誰かの訪問を受けているところです。
その「誰か」は「ユーロンではないか?」と思えるのですが。
鉄の銀行のティコかな?とも思ったのですけど、髪の量が多そうなのでティコではないっぽいです。やはりユーロンかも。
ロケでは、ユーロンが王都に凱旋するシーンが撮影されました(確定情報)
漏れ情報によればユーロンとサーセイが手を組むという話もありましたので、サーセイはユーロンを歓迎してはいないものの、自分たちの置かれている状況から手を組まざるを得ないと判断するかもしれません。

そして、哀れな腕。


ジョラー・モーモントの腕ですね。
左腕ですし。
灰鱗病が進行してますね。
ジョラー・モーモントもエッソスを離れ、オールドタウンに現れます。
そこでサムと出会い、知識の城の偉いメイスターによって治療を受けるらしいです。
で、ジョラーはめでたく完治すると。
完治した後、デナーリスのいるドラゴンストーンへ向かいます。そこで、ジョン・スノウとも出会うという流れになるでしょう。

最後は、地図上の獅子を倒すティリオン。


獅子が置いてある地図上の位置は、キャスタリーロックらしいです。
デナーリスたちはサーセイに対して包囲するような作戦に出るだろうと思われます。
予告編の冒頭、サーセイは東西南北に敵がいると言っていますし、第七章はデナーリスたちがラニスターを追い込んでいく展開となるかもしれません。
デナーリスたちは直接王都を狙わないからだと思います。

ヴァリスは大聖堂がサーセイによって爆破されたことを知っていますし、王都には大量の鬼火が貯蔵されていることをティリオンも知っています。
王都に暮らす人々を巻き込むようなことは避けるようにし、ラニスターを包囲する形を取るのかな?と思います。
それでまず、ラニスターの拠点であるキャスタリーロックを狙う。
「お前に継がせるくらいなら死んだ方がマシだ」と父タイウィンに言われたティリオンの腹いせの側面も否めませんが。

第七章でサーセイは敗北するという予想は沢山挙がっています(退場予想もあります)
確かにデナーリスたちはそのまま追い込んでいけば、彼女が鉄の玉座を手にするのは容易な気がしますが、そこでジョン・スノウです。
「人間同士が争そっている場合じゃない!真の敵が迫ってきてるんだぞ!」

第二章最終話、デナーリスはクァースの「不死者の館」で見たヴィジョンを思い出しますかね?思い出して欲しいですね。
デナーリスは鉄の玉座に手を伸ばしたものの触れることはしなかった・・・それは何かの伏線だと前々から言われていました。
もしかすると、七王国は危機に直面していることに気づくという意味だったかもしれないですねー。
ヴィジョンでは、玉座の間から北の壁の門に繋がっていて、彼女は壁の向こうへと歩き出したという流れでしたし。

七王国が夜の王に支配されたら、鉄の玉座に何の意味があるのだろう?
ホワイトウォーカーの脅威はハーピーの息子どころではありません。






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ダーク(?)サンサ@ゲーム・オブ・スローンズ

「ゲーム・オブ・スローンズ」の面白さは、権力争い、本格的なバトルシーンのみならず、スターク家の子供たちの成長を描いている点も挙げられると思います。
シーズン半ばにして倒れたロブや、あまり重要視されてなかったリコンを除き、ジョン、サンサ、アリア、ブランは6年をかけてずいぶん変化しました。

ネッドが処刑されて以降、彼らは数々の苦難を乗り越えてきましたね。
その中でも、私はサンサの「生命力」が際立ってきてたのでは?と思います。

第二章でサンサはジョフリーに虐げられ、ティリオンがフォローしました。
ジョフリーから酷い目に遭っても、サンサは「王に従います」とティリオンに対して毅然と言い、ティリオンはそんなサンサに驚き「あの子は生き残れる」と呟いたのです。
一方、ジェイミーは第六章でリヴァーランにやって来たブライエニーに「(サンサのような子は)生き残れないと思っていた」と言いましたが、ティリオンの洞察力との差を示していたようなシーンでした。

サンサは当初、夢見る夢子さん。
ジョフリーを見て「はぁ~と」、ロラス・タイレルを見て「はぁ~と」
しかし、それは単なる乙女チックなものではなかったと思います。
処刑された父親の頭部をジョフリーに見せられた辺りのシーンで、彼女の中にある何か強いものを感じました。

前置きが長くなりました。
まず、第七章の一枚の画像をご覧下さい。


「え??」と思いませんか?
今までにないサンサがそこにいる!!
貫禄が出てます。
そして、なんとなく闇も感じさせる姿ではないでしょうか?
衣装デザインは何か意味を込めていることが多いので、サンサの新しい衣装は何を表現しているのか気になりますね。
もう、夢見る夢子さんじゃなくなってます。

まず髪型。
死ぬ直前のマージェリーの髪型と似てるんですよね。


サンサはマージェリーと仲が良かったですし、髪型も何か意味がありそう。
今までもサンサは置かれている状況の中で、髪型を変えていました。
第一章でセプタから「南部の女性のような髪型ね」と言われてましたが、サーセイのような髪型になったり、マージェリーのような髪型になったりと変化していました。
サンサの髪型の変化は、「影響を受けやすい」「同化することで身を守る」という表れだったのかもしれません。

そして衣装。
私はパッと見た瞬間、この方が頭を過ぎりました。
   ↓


どことなく衣装が似てる気がする・・・(苦笑)
もしかして、サンサは原作にある”夜の女王”と重ねてるのかなぁ??

サンサの衣装の胸元のリングとチェーンは何を表現してるんでしょう?
・・・ということで、サンサの衣装がとても気になっています。








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ヴァリス&リトルフィンガー、ヒズダール@ゲーム・オブ・スローンズ

もしかすると、ドラマに於けるゲームをコントロールしているのは、ヴァリスとリトルフィンガーではなかろうか?と言われていますね。
彼らは矢面には立ちませんが、まるでコントローラーを操作するプレーヤーのような存在。



第一章から、この二人の駆け引きのようなことが展開しました。

そして、彼らの性格というものが見事に衣装で表現されています。
ドラマでは衣装デザインのコンセプトに於いても、意味が込められていることが多いのですが、ヴァリスとリトルフィンガーも同様です。

ヴァリスの場合は仏教の僧侶のような格好。
そして、リトルフィンガーがキリスト教の神父や司祭を思わせる格好なのです。
そう感じてきた方も多いでしょう。


彼らの性格や目的に合っているような気がします。
まぁ、どちらが良いとか悪いとかという話ではありません。念のために。
あくまでもイメージとしてのお話です。

ちなみに、ヴァリス役のコンリース・ヒルは、当初ロバート・バラシオン役に起用されたんだそうですよ。
ヴァリス役がピッタリなので、彼がロバート・バラシオンならば・・・と考えてもイメージが合わないですねー。


さて、話は変わるんですが、私が個人的にお気に入りだった脇役を紹介します。
それは、ミーリーンの偉大なる親方「ヒズダール・ゾ・ロラク」です。
演じていたのは英国俳優のジョエル・フライ。


悪い人ではなく、むしろ良い人なんですが、デナーリスに振り回された気の毒な親方・・・という印象しかないと思いますけどね。
私は彼が闘技場でハーピーの息子たちに刺された時、ショックでしたよ~。
しかも、デナーリスたちはサッサとその場を立ち去ったので「気の毒なキャラのまま退場しちゃったのかー」「彼への扱い、酷すぎじゃないの~?」と、少々不満です、今でも(苦笑)



ヒズダールはミーリーンに誇りを抱いていた人です(デナーリスには否定されまくっていましたが)
文化の違いや価値観の違いを受け入れてもらえず、批判される一方・・・という展開は現実の世界にもありますね。「自分たちの考えが基準」という外国人に、わーわー言われること。
ヒズダールは真摯な態度で、デナーリスを説得しようと試みていました。

演じていたジョエル・フライは、イギリスの王立演劇学校を出た方だそうです。
「え?イギリス人だったの?」と驚きませんか?
彼がデナーリスと話をする際は共通語(英語)なんですけど、アクセントがイギリスのソレではなかったんですよね。
ですから、イギリス人だと知ってビックリ。
彼のインタビューを聞くと、普通にイギリスのアクセントで話していました。
それも演技力のひとつなんでしょうね。
さりげないですけど、脇役ながら素晴らしいと改めて思います。

ということで、ヒズダール・ゾ・ロラクは私のお気に入りの一人・・・という話でした。







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