awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ヴァリス&リトルフィンガー、ヒズダール@ゲーム・オブ・スローンズ

もしかすると、ドラマに於けるゲームをコントロールしているのは、ヴァリスとリトルフィンガーではなかろうか?と言われていますね。
彼らは矢面には立ちませんが、まるでコントローラーを操作するプレーヤーのような存在。



第一章から、この二人の駆け引きのようなことが展開しました。

そして、彼らの性格というものが見事に衣装で表現されています。
ドラマでは衣装デザインのコンセプトに於いても、意味が込められていることが多いのですが、ヴァリスとリトルフィンガーも同様です。

ヴァリスの場合は仏教の僧侶のような格好。
そして、リトルフィンガーがキリスト教の神父や司祭を思わせる格好なのです。
そう感じてきた方も多いでしょう。


彼らの性格や目的に合っているような気がします。
まぁ、どちらが良いとか悪いとかという話ではありません。念のために。
あくまでもイメージとしてのお話です。

ちなみに、ヴァリス役のコンリース・ヒルは、当初ロバート・バラシオン役に起用されたんだそうですよ。
ヴァリス役がピッタリなので、彼がロバート・バラシオンならば・・・と考えてもイメージが合わないですねー。


さて、話は変わるんですが、私が個人的にお気に入りだった脇役を紹介します。
それは、ミーリーンの偉大なる親方「ヒズダール・ゾ・ロラク」です。
演じていたのは英国俳優のジョエル・フライ。


悪い人ではなく、むしろ良い人なんですが、デナーリスに振り回された気の毒な親方・・・という印象しかないと思いますけどね。
私は彼が闘技場でハーピーの息子たちに刺された時、ショックでしたよ~。
しかも、デナーリスたちはサッサとその場を立ち去ったので「気の毒なキャラのまま退場しちゃったのかー」「彼への扱い、酷すぎじゃないの~?」と、少々不満です、今でも(苦笑)



ヒズダールはミーリーンに誇りを抱いていた人です(デナーリスには否定されまくっていましたが)
文化の違いや価値観の違いを受け入れてもらえず、批判される一方・・・という展開は現実の世界にもありますね。「自分たちの考えが基準」という外国人に、わーわー言われること。
ヒズダールは真摯な態度で、デナーリスを説得しようと試みていました。

演じていたジョエル・フライは、イギリスの王立演劇学校を出た方だそうです。
「え?イギリス人だったの?」と驚きませんか?
彼がデナーリスと話をする際は共通語(英語)なんですけど、アクセントがイギリスのソレではなかったんですよね。
ですから、イギリス人だと知ってビックリ。
彼のインタビューを聞くと、普通にイギリスのアクセントで話していました。
それも演技力のひとつなんでしょうね。
さりげないですけど、脇役ながら素晴らしいと改めて思います。

ということで、ヒズダール・ゾ・ロラクは私のお気に入りの一人・・・という話でした。







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★