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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

原作者が語る「スピンオフ」に関すること@ゲーム・オブ・スローンズ

先日書きました「スピンオフを計画中だというニュース」に関連する情報です。
そのニュースが伝わった後、スピンオフはどの話が描かれるのか?という予想で盛り上がっているということも書きましたが、原作者のジョージ・R.R・マーティン(以下GRRM)がスピンオフに関して自身のブログで語っています。



まず、当初の情報ですと4人の作家(脚本家)が発表されました。
GRRMによれば、作家はもう一人いるそうです。
ですから、5人ということになり、その一人も発表されるであろうと。

GRRMは「スピンオフの情報は誤解や誤ったものがネット上で拡散されている」と、自らのブログで”正しい”情報を記載する経緯を語っており、「4人のうち2人の作家と関わっている」ことを誤りと指摘。
彼は「すべての作家と関わっている」と述べています。

スピンオフは「異なる作家による4つのストーリーの可能性」としていますが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編的なストーリーはないと断言
しかも「ゲーム・オブ・スローンズとは切り離している」としています。
「ホットパイの冒険は描かない」と例えているように、ドラマで既に登場しているキャラクターも排除するようです。

スピンオフで描かれるのでは?と予想が多かった「ロバートの反乱」ですけど、GRRMは「それはやっていない」と否定。
既に多くのファンが知っている物語に新たな真実を加えることもないし、ドラマを見てファンが驚く事柄はないから・・・という理由だそうで。
更に、多くの原作のファンが予想していた「ダンクとエッグの物語」も「やっていない」と否定。

そもそも、GRRMは「”スピンオフ”という言葉は好きじゃない」と言っています。
”スピンオフ”という言葉のイメージは元のストーリーに縛られてしまうからで、彼は新たな世界観を描くことを目指しているらしい。
ひとつに固執したくない「GRRM・ワールド」としての可能性でしょうかね?

エイゴンの征服、長い夜、ヴァリリアの歴史などは、まだ候補から外れてはいませんが、私は原作を読んでいないので、どの物語が可能性として高いのか予想できません(汗)
このスピンオフですが、来年「ゲーム・オブ・スローンズ」が終了してから、どのくらい後に制作されるかも未定。
でもHBOは積極的に制作を開始するような気もします。







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もしかするとリトル・サムは重要キャラかも??@ゲーム・オブ・スローンズ

突然頭に過ぎったんですけど、リトル・サムって結構重要な赤ちゃんではないか?と。
以下は、私が勝手に想像したセオリーを・・・(セオリーと呼べるかはわかりませんが)
まぁ、ネタ的に読んで頂けたらと思います。


先日、HBOは公式に何枚か第七章の写真をUPしましたね。
その中に、オールドタウンにてジリが何かの書物を読んでいる写真がありました。

ジリが何を読んでいるのか、それを解読したファンがいたことを以前にも書きました。
大雑把に内容を言いますと「救世主Azor Ahaiが再び生まれてくる」というもの。
ずいぶん前から、「Azor Ahaiの生まれ変わりは誰か?」という話題でファンの予想が山盛りです。デナーリス、ジョン・スノウ、ブラン、ジョラー・モーモント、サム等々。

ずっと私は「Azor Ahaiの生まれ変わりがあるならば、ジョンなのではないか?」と思っていたんですが、第七章の画像を見て、「それはリトル・サムかもしれない」と。

まず、予言は隠喩や比喩であるということは指摘されていました。
文字通りではない・・・ということです。
Azor Ahaiに関しては「血を流す星」「塩と煙」という文言が予言に記され、生まれ変わりが誕生する時の状況を示しています。

では「血を流す星」は何でしょう?
ジリが初めて登場した第二章は、赤い彗星が現れていたエピソードです。
ジリは妊娠中でした。
そして、第三章でリトル・サムが誕生した直後に、ナイツウォッチの反乱が起きました(血が流れた)

「塩と煙」ですが、予言はエッソスということがポイントで、「雪」を「塩」だという風に捉えたかもしれないとの意見もあり、塩が雪だとするならば北部を指します。
「煙」は霧か吹雪かもしれません。
ちなみに、ジョン・スノウは「氷(雪=塩)と炎(煙)の子」となりますが。

反乱を起こしたナイツウォッチを対処するため、ジョンたちがクラスターの砦へと行きましたけど、砦は遺された娘たち(妻たち)の希望で焼かれました。
その時、雪が降っていた。もちろん燃やしてますから煙が出てます。
砦はリトル・サムが誕生した場所です。

クラスターは生まれた息子をホワイトウォーカーに与えていたことで、砦で暮らす保障を得ていたわけですが、夜の王はクラスターの息子の中にAzor Ahaiになる子が誕生すると知っていたのかもしれません。
Azor Ahaiの生まれ変わりとして誕生しても、無力な赤ん坊のうちに自分たちに取り込めば良いということかもしれない~~~とか(苦笑)

サムとジリが砦から逃げて壁に向かっている最中に、ホワイトウォーカーが執拗に赤ん坊を連れ去りに来ました。
それ自体が疑問だったんですよ。
そこまで赤ん坊を追いかけてくるのは、余程の理由があるからだろうと。

サムたちが何とか黒の城に辿り着き、エイモンに報告します。
ジリの名前を聞いたエイモンは「花の名前」だと言いましたね。
「ジリ・フラワー」(日本ではストックと呼ばれてます)は、Common Wallflower(”一般的な、共通の”壁の花)、night-scented(夜の香り)、 mother-of-the-evening(夕暮れの母)という名前も持ちます。
なかなか意味深な名前ではないでしょうか?



そして、エイモンは死の床で「手遅れになる前に南へ連れて行け」とジリに言いました。リトル・サムを安全な場所へ連れて行けという意味ですよね。
エイモンの言葉は何かを示唆しているケースがありますからね。
ジリへの忠告は大事なことだったと思います。
それに、ジリがサムに対して再三再四「リトル・サムを守って欲しい」と頼んでいましたけど、母親として何か直感的に自分の息子の重要性を感じていたかも。

私はリトル・サムがAzor Ahaiであろうがなかろうが、とにかく何か重要な子であると思います。

夜の王が壁を越えて南下。
ジョンやデナーリスがチャッチャと退治して終了~♪ってことにはならない気がします。
長い長い冬の到来。
その時、サムは長い冬に不可欠な人物を知ることになるのでしょうが、それが誰か?ということが、終盤で明らかになる予想は多くなされてます。



サムがメイスターになることに意味があり、そのサムと一緒にいたジリとリトル・サムにも役割があるはずです。
たぶん、リトル・サムが成長するまで暗黒の季節が続く?
成長するには十年以上かかりますし。
大昔に人類が経験した長い冬と同様になるでしょう。
もしもリトル・サムが重要な人物ならば、ホワイトウォーカーから守り、剣術を教える人が必要になります。
それが「氷と炎」であるジョンなのかもしれません。



想像力は豊かに(笑)







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裏話:第三章#5~#6@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章の予告編、まだかなまだかなぁ~~♪
ウカウカしてると、ブログの更新を忘れてしまう(苦笑)
では、あまりにも長い待ち時間ですので、小ネタとしてお読み頂ければと思います。


◆第三章 第五話「炎のくちづけ」
  • エピソードタイトルは正確に言うと「炎にくちづけ」となります。これは、野人が赤毛の人を「炎にキスをした」と表現するところからきている。今回はイグリットを指している。
  • ジョン・スノウとイグリットの洞窟でのシーン。原作ではジョンの「誓いを破ることになる」「イグリットを裏切ることになる」等の心の葛藤が描かれているが、ドラマではそのジョンの葛藤は省いた。
  • その洞窟でのシーンは、旗印なき兄弟団の拠点である洞窟と同じ場所で撮影された。
  • このエピソードでスタニス・バラシオンの妻セリースと娘シリーンが初めて登場する(第二章で偶像を燃やしているシーンで別の女優によるセリースらしき人物がいたが、スタニスの隣に立っていただけでセリースと特定するものはないとされている)
  • 脚本家のブライアン・コグマンは、死産だったスタニスの息子をセリースが瓶の中に保存している設定にした。それはブライアンの知人が亡くなった息子の手をブロンズ像にして飾っていたことから発想を得た。
  • ロブ・スタークがリカード・カースタークを斬首するシーン。本来ならば剣の一振りで終えられず、カースタークからの返り血をロブは浴びながら何度も剣を振り下ろして斬首を終える設定だったが、第二章でシオン・グレイジョイがロドリックを斬首した時の状況と対照的にした。それはエダードから剣術をキチンと学んでいたかどうかの違いを表すためだった。
  • そのロブ・スタークがリカード・カースタークを斬首するシーンの撮影では、珍しくレイン・マシーン(雨を降らせる機械)を使用。ロケ先の北アイルランドでは雨はよく降るが、斬首シーンの効果としてドシャ降りにする必要があったため。
  • 衣装デザイナーは、第三章に入ってからロブに対し意図的に鎧などの完全装甲を身につけさせなかった。それはロブを脆弱に見せることによって、軍のコントロールが悪化していること、戦争に於いてロブの立場が危ういことを感じさせるため。
  • ジェンドリーが旗印なき兄弟団の一員になるとアリアに告げたシーン。本当は階級制度に於ける最下層のジェンドリーは、貴族であるアリアに怒りをぶつける予定だった。しかし、ジェンドリーはアリアを気遣っているところがあるため、身分の違いを説明するように変更した。




◆第三章 第六話「登壁」
  • エピソードタイトル(原題の)「登る」は、北の壁だけではなく、リトルフィンガーが語った「カオスは梯子」からきている。人間は登ろうとする運命であることへのメタファー。
  • メリサンドルとミアのソロスの会話でのシーン。ドラマの中で「高ヴァリリア語」として識別されたのは初めて。
  • 原作では、アリアはメイスターの教育によって「高ヴァリリア語」を知っている設定となっている。貴族の子は外国語も教育としてレッスンを受けるが、ドラマのアリアが高ヴァリリア語を知っているのかは不明。たとえ知っていたにせよ、ネイティブスピーカー同士が速いペースで話していることは理解できていない様子であるとわかる。
  • メリサンドルとミアのソロスの会話中、初めて”光の王”の名が明らかとなった。「R'hllor」と示された。
  • アリアは左利き設定である。剣は左手で持ち、弓は左でポジションを構える※第一章では右手で裁縫(針を持つ)していましたが。
  • ロックによりハレンホールに連れて行かれ、ルース・ボルトンに出迎えられたジェイミーとブライエニー。ブライエニーはドレスに着替えさせられた。衣装デザイナーによると「ブライエニーはドレスを着こなし、ドレスが似合いながらも着ることを恐れている」を示すため、あえて見栄えの良いデザインのドレスにし、それが裂けたようにした。
  • この第六話は、第三章の中で最も評価が低かったエピソード。





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