awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

撮影の裏側が興味深い@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章未見の方は注意。



ドラマ撮影の裏側に関心がある方にとって、興味深い動画が公開されました。
「The Paint Hall」というスタジオでロケ以外のシーンは撮影しているようで、そのスタジオでの18時間を追った動画。
スタッフたちの仕事ぶりやインタビュー、撮影風景なんかが満載です。
仕事をしている様子は見ていて唸りますね。
CGだと思っていたのは、実は手作りの小道具だったりと、これでドラマなんだから凄いわ(知識の城の図書館へ入るシーンの本はCGじゃなかったとかね)

少し長い動画ですので、時間のある時にでもご覧下さい。
※第六章に於けるシーンが含まれています。


早朝から出演者はヘアメイクのためにスタジオ入り。
そのヘアメイクしている様子も興味深かったですよ。
マウンテンは早朝3時半からメイク開始して(ドラマ本編ではほとんど見えていないのに)、夜の7時ぐらいまでメイクしたままだったんですね。俳優さんも大変ですねー。


さて、話は違いますが、ドラマはスペインの世界遺産都市カセレスでのロケをするそうで、 ModExporインターナショナルとHBOはエキストラを募集してます。
まぁ、日本人とは関係ない募集でしょうけど(苦笑)
でも、募集内容に「HBO is looking for people of all races. They should be in the age range of 18-50. No minors.」という記述があるんですよ。
要訳すると「HBOはすべての人種に対し18歳~50歳の人を探してます。未成年はダメ」(成人は18歳以上の国が多い)
”すべての人種”ってのがね(苦笑)
東アジア方面の顔でもOKなのか??

あと条件として、現代風の髪型はダメ。
女性は髪が長いこと、男性は髪の長さは問わない。
髪の色は奇抜な色で染めてないこと。
タトゥーは見えるところにないこと。

アジア人も採用して欲しいですよね。
ちなみに、森の子らを演じた人、日本人と言われてるんですが・・・。
メイクは10時間かかったそうです。

http://kingoftheflatscreen.com/hottest-woman-52216-kae-alexander-game-of-thrones/
神戸出身。子供の頃にイギリスへ渡ったようです。
欧米人が「アジアの女性」としてイメージしてそうな顔立ちですねぇ(苦笑)
ま、日本で生まれたからと言っても&%#*~ゲホゲホ。






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ドラマではカットした重要なこと@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。



サーセイは少女時代に魔女から将来を占ってもらいました。
ところが、その予言は不吉な内容であり、その通りの運命になってると本人も自覚しています。

原作ですと更にサーセイの最期までも予言していたそうです。
その箇所を引用しますと、
"Gold shall be their crowns and gold their shrouds,” she said. “And when your tears have drowned you, the valonqar shall wrap his hands about your pale white throat and choke the life from you.

この文章の中の「Valonqar」はヴァリリア語で、「弟」という意味だそうです。
引用の箇所を簡単に言うと、「あんたは弟に首を絞められて死ぬわよ」ということだそうです。
ドラマでは、若く美しい女王に全て奪われ、三人の子供は死ぬ・・・(魔女高笑い)で終わっていました。なぜドラマではカットしてたのか理由はわかりません。
まぁ、恐らく「弟に殺される」となると、ジェイミーかティリオンに絞られてしまい、視聴者は「どちらかがサーセイを殺すんだな」という風に見てしまうからですかね?

サーセイはブラックウォーターの戦いの際、戦のどさくさ紛れに王の楯によってティリオンを殺そうとしました。
ティリオンの命を狙った理由を「生まれた時に母親を殺したから」ということにしておきたかったんでしょうか?

視聴者の大半は、母親を死なせたことを根に持ち、小鬼である容姿も毛嫌いしているからだと思っているでしょうが(私もそうでした)、自分の命を奪うのはティリオンだと決め付けているからなんでしょうね。
本当のところは、ティリオンを憎んでいるだけではなく恐れてもいる・・・というのが、原作からは垣間見えてきます。

さて、「Valonqar」は「弟」以外にも「若い男」「次男」という風にも捉えることもできるということで、「Valonqar候補」なるものが記載されてるページがあります。
http://awoiaf.westeros.org/index.php/Valonqar/Theories

ページに挙げられてるスタニス・バラシオン、トメン・バラシオン、ロラス・タイレルは対象から外れますね。

私はジェイミーが最有力だと思います。
もしくは、ジェイミーの姿をまとってるアリア(フレイ家の宴で、アリアはジェイミーを見ていました)
アリアにリスト通り殺害させるため、肝心の予言の箇所はカットしてた可能性はあります(外見はジェイミーでも中の人は違うため)

さぁ、どう思いますか?
「Valonqarは誰?」と、世界中のファンは予想しまくっています。
ドラマは100%原作通りに展開させてないので、Valonqarに拘らなくても良いでしょうけどね。






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日本語の吹き替えでは悩んだろうなぁ@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレ含んでいます。
第六章未見の方は注意。



ふと思ったんです。
ホーダーが「ホーダー」になる、あのシーン。

字幕も苦慮したようで「無理があるな(苦笑)」という感じでしたが、吹き替えだとどうなるんだろう?と(私は日本語吹き替えでは見ていませんので、悪しからず)

心の木が夜の王に襲われ、ゾンビ集団がブランたちを追いかけ、外に逃げ出したミーラがホーダーに「ドアを押さえて!!」と叫んでるシーンです。
英語ですと「Hold The Door」ですね。
イギリス英語のアクセントでは「ホールダ(明確にダとは言わない)・ドー」って聞こえるんです。ハリー・ポッターの登場人物ダンブルドアは「ダンブードー」という風に聞こえていたので、それと同じです。
実際ブランたちは、ホーダーを「ホーゥドー」みたいな発音してましたからね。
日本で「Hodor」を”ホーダー”としたのはスペルによるもので(本が最初だったし)、実際に発音を聞いたら表記と違うことが多いですからね。

で、日本語字幕は「どうしたものだー?」と頭を抱えたと思います(苦笑)
ミーラの「ドアを押さえて!」に「ホールド・ダ・ドア」と併記させてましたが、「The」は聞こえるかどうかぐらいにしか発しない言葉です。
でも、「ホーダー」で辻褄を合わせるには「Door」ではなく「The」を強調しないといけなくなったんですねー。

しかしですね、これは日本だけの話じゃないんですねー。
世界中で放映されてるドラマですから、いろんな言葉があります。
英語の台詞だからこそ「Hold The Door」→「Hodor」になるんであって、違う言語で「ドアを押さえて!」→「Hodor」になるのは日本同様「どうすんねん?これ!」と思ったでしょうねー(苦笑)

しかも字幕よりも困難なのは吹き替え。
ということで、非英語圏の「Hold The Door」を集めたものがありました。


日本語・・・・・・・吹き替えでは実際こうだったんですかね?(さすがにドアを”扉”とは言わないわな)
かなり無理があるじゃないですかー(苦笑)







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