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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

アリアのセオリー狂想曲@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章8話目「No One」を前にしていた先週、アリアに関する様々なセオリーが賑わせていました。ホント、深読み大好きな人が多いですねー。

今まで日本は遅れて放送してましたから、ドラマの展開に沿って色んな憶測が出ている場でも置き去り状態でしたからね(苦笑)
ですから、当たっていようが外れていようが、次回のエピソード放送前にワーワーやってる状況がとても新鮮です。
日米同時放送、有難いわぁ~♪

以下、ネタバレ含んでいます。



「No One」の前には、とにかくアリアに関するセオリーが沢山登場していました。
なんか振り回された感じもしないでもありませんけどね(苦笑)
いくつかは既に紹介しましたが、明確に外れてるとは言い難い。
まだアリアのストーリーラインに疑問を持つ人はいますね。

現実的に考えてる人は、「アリアが負った傷はダメージが大きいはずだ」ということで、あの傷が元で死んでしまうとか。
確かに、少女に複数回腹部を刺されてましたから、内臓はダメージを受けてるはず。
女役者に傷口を手当してもらっただけでは済まないだろ~~っていう意見も。
「そこまでマジで考えるなよ」とツッコミたくもなりますけど、カール・ドロゴは傷が元で死んでしまったことを考えると、アリアの場合は傷の状態が置き去りという印象は受けます。

そして、割と多くの人が指摘しているのは、「少女(浮浪児)との最終対決のシーンは誰も見ていない。つまり、アリアが生き残ったという確証はない」というもの。
最後、アリアはジャクェンに「私の暗殺を命じたのか?」と問いただし、ジャクェンがそれを認めたシーンで、生き残った方はアリアで間違いないと思われますが。



その時にジャクェンはアリアに対し「誰でもない者になったな」と告げました。
しかしアリアは「娘はウィンターフェル出身のアリア・スタークだ」と言い切った。

そもそも「誰でもない者」とは何なのでしょう?

今まで少女やジャクェンから「お前は誰だ?」と問われ、アリアは「誰でもない」と答えてボコボコにされてきました。
ジャクェンは以前「娘は数多の顔の神にも娘自身にも嘘をついている」と言っていたことがありましたねぇ。

しかし、ジャクェンは確信していたと思います。
アリアは誰でもない者になると。

アリアが初めて黒と白の館に訪れ、アリアはジャクェンに「顔のない男になりたい」と訴えた。
ジャクェンは「いずれ娘もそうなる」と言いながら、館の中にアリアを招き入れた。
その時にニヤリとしてたんですよね。
今回、アリアがウェスタロスに戻ると言った直後もニヤリとしましたし。



そして、かつてメリサンドルがアリアと会った時、
「あなたには闇を感じる。色んな目で闇の奥から見ている」
・・・というようなことを言いました。
暗闇の中でも戦えるアリアを見たのかもしれません。
ジャクェンが「誰でもない者は目、口、耳を失う」と言ったこともヒントなのかな?

アリアがマリーン・トラントと館の少女の目を潰していることからして、アリアが関わった殺害は目を潰されるという流れ?
アリアの場合「目」がポイントなんでしょうね。
女役者もアリアを見て「感情豊かな目をしている」と褒めてたこととか。
アリアの目は既にアリアの目ではない?






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The Battle of Bastards@ゲーム・オブ・スローンズ

いよいよです。
何が「いよいよなのか?」
第六章の8話目まで未見の方は注意。以下、ネタバレ含んでいます。



9話目は「The Battle of Bastards」ということで、ジョンたちがウィンターフェル奪還のため、ボルトン軍に挑みます。

遡れば、シオン・グレイジョイがロブを裏切り、ウィンターフェルの守備が手薄なところへ攻め込んできました。
人々は殺され、ウィンターフェルは焼かれてしまい、OPクレジットでもウィンターフェルは第四章まで悲惨な姿に。

その後、ルース・ボルトンの落し子ラムジーがシオンをいたぶり、ルースもロブを裏切ってウィンターフェルを奪ってしまった。
・・・ということで、もう何年もの間、視聴者は「ウィンターフェルが可哀そう~」と思い続けてきました。
そしていよいよですよ!The Battle of Bastards

ファンが作った動画です。
戦のシーンは今までもありましたが、更に迫力が増してるっぽいですね。

勝利はどちらの手に。
7話目でサンサが書いていた手紙はリトル・フィンガー宛ですが、ラムジーもその手紙の内容を知ることを前提に書いていた、言わば「手紙は釣りの役目もしているのでは?」というセオリーも出ています。

さぁラムジーはどうなる?(死ぬと予想する人が大半で、あとは捕虜になるのでは?と予想する人も多いですね)





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「昔の噂」とは何か?@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章8話目に関して、ネタバレ含んだ記事です。
未見の方は注意して下さい。



七神正教のハイ・スパローに追い詰められているサーセイ。
既にハイ・スパローは王トメンを手中に納め、王都をコントロールし出しました。
サーセイは、自分で蒔いた種がこのように育ってしまうとは思わなかったでしょう。

タイレル家を陥れるために利用できると思った七神正教。
武器を持たせ、王都の町を支配させてしまったツケはあまりにも大きかった。
自分自身も捕らえられ、屈辱的なことまでさせられ、挙句には息子のトメンまでコントロールし出し、サーセイから奪ってしまった。

サーセイは裁判を決闘裁判に持ち込むつもりでいました。
ターミネーター化したマウンテンが戦えば、サーセイは無罪を勝ち取れると思っていたのです。

ところが、ハイ・スパローは先手を打ってきた。
それは「今日の日を以って、七王国中で決闘裁判を禁ずる」という王のお触れ。
サーセイは窮地に追い込まれた格好。

その直後にクァイバーンがサーセイに話しかけます。


クァイバーン「That old rumor you told me about — my little birds investigated」

サーセイ  「Tell me, was it a rumor or something more?」

クァイバーン「More, Your Grace. So much more」

昔の噂は噂でしかないのか、それ以上なのか?とサーセイが尋ねると、クァイバーンは「それ以上ってもんじゃない」と答えました。
その噂とは何か?ということになりますが、恐らくブラック・ウォーターの戦いで使った「鬼火」に関すること。
狂王エイリスが王都を焼き尽くすだけの鬼火を作らせ、王都の地下のいたるところに貯蔵していたという話ではないでしょうか?
その鬼火が思っているよりもはるかに多く王都にはあるということ。

ティリオンは鬼火を貯蔵してるところを見てその数に驚いていましたけれど、あれですら一部でしかないということなんでしょうね。

では、この会話の意味することは何か?
サーセイは王都を焼き尽くす覚悟でいるのでは?ということです。
自分の居場所はなく、地位も権力も失い、王都などどうでも良くなったんでしょう。
全てを焼き尽くしても構わない。
王都のすべてが自分の敵になってしまった。

しかし、ドラマの流れからすると、サーセイが鬼火をどうにかする前にデナーリスがやって来そうな気もしますね。
焼け野原の王都を征服ってことにはならないような・・・。





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