「昔の噂」とは何か?@ゲーム・オブ・スローンズ
未見の方は注意して下さい。
七神正教のハイ・スパローに追い詰められているサーセイ。
既にハイ・スパローは王トメンを手中に納め、王都をコントロールし出しました。
サーセイは、自分で蒔いた種がこのように育ってしまうとは思わなかったでしょう。
タイレル家を陥れるために利用できると思った七神正教。
武器を持たせ、王都の町を支配させてしまったツケはあまりにも大きかった。
自分自身も捕らえられ、屈辱的なことまでさせられ、挙句には息子のトメンまでコントロールし出し、サーセイから奪ってしまった。
サーセイは裁判を決闘裁判に持ち込むつもりでいました。
ターミネーター化したマウンテンが戦えば、サーセイは無罪を勝ち取れると思っていたのです。
ところが、ハイ・スパローは先手を打ってきた。
それは「今日の日を以って、七王国中で決闘裁判を禁ずる」という王のお触れ。
サーセイは窮地に追い込まれた格好。
その直後にクァイバーンがサーセイに話しかけます。
クァイバーン「That old rumor you told me about — my little birds investigated」
サーセイ 「Tell me, was it a rumor or something more?」
クァイバーン「More, Your Grace. So much more」
昔の噂は噂でしかないのか、それ以上なのか?とサーセイが尋ねると、クァイバーンは「それ以上ってもんじゃない」と答えました。
その噂とは何か?ということになりますが、恐らくブラック・ウォーターの戦いで使った「鬼火」に関すること。
狂王エイリスが王都を焼き尽くすだけの鬼火を作らせ、王都の地下のいたるところに貯蔵していたという話ではないでしょうか?
その鬼火が思っているよりもはるかに多く王都にはあるということ。
ティリオンは鬼火を貯蔵してるところを見てその数に驚いていましたけれど、あれですら一部でしかないということなんでしょうね。
では、この会話の意味することは何か?
サーセイは王都を焼き尽くす覚悟でいるのでは?ということです。
自分の居場所はなく、地位も権力も失い、王都などどうでも良くなったんでしょう。
全てを焼き尽くしても構わない。
王都のすべてが自分の敵になってしまった。
しかし、ドラマの流れからすると、サーセイが鬼火をどうにかする前にデナーリスがやって来そうな気もしますね。
焼け野原の王都を征服ってことにはならないような・・・。
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