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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ゴースト・オブ・ツシマ:ゲーマーさんは「難易度」への認識を変えて下さい

以前、当ブログで『難易度「易しい」のプレーヤーだって頑張ってんだよ!』 という(挑発的な)タイトルの記事を書きました。

なぜそのような記事を書いたかというと、ゲーマーさんの中に「イージーモード」のプレーヤーを見下してるような人がいたからです。
「ゴースト・オブ・ツシマの難易度・易しいならごり押しで充分だな」と、やみくもに「△」「□」ボタンの連打でやれるレベルだと言い切ってた。

確かに「易しい」は、被ダメージ度が低めに設定されてます。
しかし敵兵は棒立ちで無防備になってるわけじゃない。
ボタンを連打したところで、”よろめき”に繋がるとは限らないし、相手のガードを崩せない場合も多々あります。

難易度が「易しい」でも、バトル自体が優しいわけじゃない


ゴリ押しは「防御をせず、ダメージを食らいつつ攻撃する」という意味でもあるのでしょうけど、ツシマには敵兵の武器に応じた「型」が存在してます。
体格や武器が大きい敵兵に対し、やみくもに突っ込んでも吹き飛ばされるだけ。
相手の攻撃を回避したり、背後に回ったり、隙を見て斬りつけたり、素直に「型」を変更するしかありません。

「型」を替えて攻撃することすらも「ごり押し」なんですかね?

そもそも、どうして難易度によって被ダメージ度が違っているのか、その根本を考えて欲しいものです。
難易度「易しい」でも、相手の攻撃が優しいわけじゃないんですよ。

被ダメージ度を低くすることにより、その分プレーヤーは攻撃する機会を与えられてるのだと、なぜそう思えないのでしょう。
難易度「万死」は、真剣勝負のように緊張感を味わいたい人がやる。
選択できる難易度というのは、自分なりの楽しみ方を選べる機会を得てるということです。


今どきのゲームの難易度は、昔と認識が変わってきてる


昨今のゲーム(特にオープンワールド系など)は、プレーヤーの目的が多様化してきて、それに応じた作りにする必要があると言います。
プレーヤーの目的は大きく3つのグループに分けられるそうで、それはどのゲーム会社でも考慮すべき点であるらしいです。

1、バトル重視なプレーヤー
2、探索や冒険を楽しみたいプレーヤー
3、旅してるようにのんびりゲームの世界を堪能したいプレーヤー

プレーヤーの目的に応じ、今はそれが「難易度」となってるんです。
ですから、難易度選択では「ストーリーを楽しみたい人」などと説明され「イージー」となってたりします。

しかも、どんな目的であっても、それなりにバトルは手応えのあるものにしなくてはならない。ゲームである以上、苦労しながら敵を倒した達成感を与えるのは重要だそうですよ。

敵が強すぎて何度もトライ&エラーしたり(死にゲーは除く)、逆にアッサリ敵を倒せることが続くと、目的はどうであれ「つまらないゲーム」とみなされちゃうそうです。

ゲーム会社が「難易度」への認識を変えて作ってる中、ゲーマーと豪語する人の中には昔ながらの「難易度」感覚なままな人もいる。

選民意識のためにゲームをするんじゃない


ゲームは優劣をつけるためにプレーするものではありません。
自分でどう楽しむのか、それが大事なのではないですか?
ゲームに割ける時間も人それぞれ。
リトライを繰り返しても構わず毎日何時間もゲームできる人もいれば、週末ぐらいしかゲームできない人もいます。

また、私のようにゲーム歴が浅く、もう若くもない人間だって下手なりにゲームを楽しみたいんですよ。
「ゲーマー」ではない人もゲームをするんだってことぐらい、わかりそうなものですけどね。

「ゲームレビュー」と謳いながら、低難易度を見下してるようじゃダメですね。「選民意識」があるのなら、レビューなんてやらないで「俺様スゲェ~」で自惚れてるだけにしていなさい。







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