真・三國無双ORIGINS:曹操ルート、真エンディングでクリア【我、人を背くも、我、人を背かせじ】
その戦が最後の分岐となります。
曹操ルートは合計3つの分岐があるので大変。
真エンディングでは、物語の展開としてどうなるのか?と期待しましたが…。
※以下はネタバレです。
最後の分岐
「赤壁の戦い」では、通常通りだと曹操は敗北します。
火計によって船団が燃やされてしまうからなんですけどね。
黄蓋が曹操に降ったフリをして、火計の先陣を切る…って流れ。劉備と孫呉ルートでは風向きが変わった時、主人公が諸葛亮に合図する役目でした。
曹操ルートでは、その黄蓋の目論見を阻むことが分岐になります。
南から北側へと風向きが変わったら、黄蓋が火を放とうとする地点へ向かって短時間で黄蓋を討って阻止します。
随行武将が郭嘉でなければ発生しない分岐です。先の2つの分岐を成功させてないと、随行武将の選択肢に郭嘉は表示されないらしい。
随行した郭嘉が戦場にて、劉備と孫呉は風向きを利用した作戦を行うことを察知。そして、郭嘉の「風向きが変わった」という台詞が必要です。
真エンディングの中身
曹操が「赤壁の戦い」で大敗せず、勝利で終えて勢いが増しているようなエンディング。具体的に描いてはいませんが、劉孫連合を打ち破ったことで天下統一へ近づいた…という流れ。
赤壁で敗北した孫劉は妄想するに、劉備は行き場をなくし、再び流浪するしかない。荊州は既に曹操の手に落ちてたし。
孫権は曹操との戦を反対していた臣下から不満が出て結束が弱まり、劉表の後継ぎとなった息子と同様に曹操に降る(和睦)しかないかもね。
敵対するには、あまりにも曹操の勢力はデカすぎる。
正史では、曹操軍は袁一族の抵抗に遭い続け、6年もの年月を費やしてしまったそうです。
揚州に取り掛からなかったのは、背後(北)から狙われる危険があったため、若き孫権が臣下をまとめ切れてない揚州は後回しで良いということだった。
しかし、北で曹操軍は時間を割かれたため、孫呉に結束できる時間を与えてしまったとされてますね。
2つ目の分岐であった「白狼山の戦い」は、北にかかる時間を短縮させ、郭嘉を病死から回避。それで彼も赤壁の戦いへ挑めたってことにしたのかも。
郭嘉ならば、孫劉連合の計画は察知できただろう…という「もしも郭嘉が生きていたなら」っていうエンディングでしょうね。
郭嘉が亡くなった時、曹操は大いに嘆き、泣いたそうです。それは曹操が遺した手記にも郭嘉についての記述があり、ずっと嘆いていたことが伺い知れるそうです。
それだけ重要な人物だったのでしょう。
今回のエンディングは正史や演義を知っていてこそ、真意がわかるのかもしれませんね。曹操が天下のほとんどを取り、通常の「三國志」にはならなかったことを示唆するエンディングとなるわけですよ。
孫呉の真エンディングの時とは立場が真逆な曹操…ってことに。曹操の真エンディングにも白鸞が何かしら絡んでくると思ったけど、なかった。
チョッとガッカリ。
戦に勝っても負けても曹操は変わらない信念の持主。
曹操は「敗北から学ぶことは大いにある」と切り替えるタイプですからね。ただでは起きないタイプです。
彼が天下の英雄なのか個人的には何とも言えない。
でも、乱世の中で秩序を重んじていたことは大きいと思うし、彼に統治力があるのは確かだと思います。
秩序…現代の中国では軽視されてるのが皮肉ですね。
董卓や呂布のように「力こそすべて」みたいな思考になってる。
衣食住が足りて暮らせるのは最低限のベース。その上で、各々の人生を歩み続けられる世が「太平」だと思います。
そういえばEDロールの後、ムービーで新しいのを見ることができました。3つのルートをクリアしたからでしょうかね??
里にいた主人公のもとに白鸞が現れ、語り掛けてきました。
もしかすると、全てのエリアの太平値をMAXにしたからかな?
次は劉備の真エンディングを目指そうと思います。
通常エンディングのままでは終われない。
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