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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

真・三國無双ORIGINS:是非とも続編を出して欲しい【天下の英雄は誰ぞ】

三國志でよく知られている「赤壁の戦い」にて、ORIGINSは終了します。
曹操、劉備、そして孫家が天下に太平を為さんがするため立ち上がり、各々の道を歩み出す。
物語としては「起」から「承」に差し掛かり、大きな山場となる戦にて終了。

話の展開も大きく、豪傑揃いの世でもありました。
確かに、赤壁の戦いまでは物語として面白いんですよ。

歴史が絡むゲーム故、人を選ぶ


ただ「三國志」を知らない人には敷居の高いゲームであり、ともすればマニアックなゲームと言えるでしょう。
ですから還暦を過ぎた私は、生まれて初めて三國志を学びました。ゲームのプレイをしつつ、傍らで学びました。

興味が出たからではなく、何が起きて誰がどうした…ということが頭の中で収拾がつかなかったからです。ある意味、仕方なく…。

私は、まず「玄徳」などの字(あざな)も混じった会話に混乱しました。会話について行けない…と思ったのですよ。
「一体誰のことを言ってんだ?」と。

曹操の従兄弟である夏侯惇は曹操を「孟徳」と呼んでます。何ゆえか?と調べたところ、同等な身分、位、近しい間柄の相手に対しては字で呼ぶのだと知った。

郭嘉が亡くなった時、曹操は「哀しいかな奉孝、痛ましいかな奉孝」と正史でも字を口にし嘆いていたことが明らかになってます。つまり、臣下ではなく曹操にとって如何に郭嘉が近しい存在だったかが伺い知れる話です。

日本でも「名」を呼ぶのは親や友達ぐらいですからね。
通常は姓で呼ばれますし、会社等の上司には姓に役職を付けて呼びます。それは中国から概念として持ち込まれた…と言われてるそうです。

あと各勢力に関しても無知ですから「張角??誰?黄巾のボス?袁術、袁紹、董卓……誰よ、その人たちは。あ~~!わけわかんねぇ!!」って感じでした。

天下は諸行無常


私はドラマで赤壁の戦い以降も見ました。
時代は流れ、人の心も変わっていく。
「初心忘れるべからず」というのが、如何に難しいことか。

経験は時として己を大きく見てしまう。
功績に奢り高ぶることも然り。

限りある命の中、彼らは何を為し、何を為せなかったか。
その志は後世にどのように受け継がれていくのか。
諸行無常とはこういうことよな…というのが、ドラマを見て痛切に感じました。

とにかく「もしも~だったら」という展開が多すぎる。
赤壁の戦い以降は本当に辛すぎて見てられない。
若き日の彼らの高き志が胸を過り、泣かずにはいられません。

だから、せめてゲームで”たら・れば”の展開が見てみたいと思いました。
張角が言っていたような「道を誤った時、太平の要が目の前に現れる」という状況が多すぎる。お花畑で甘ったるいかもしれませんが「天命変化」にて、彼らに気づきや正しき道を再考する機会を与えたい。



特にゲームをプレイした後に、赤壁以降の話を見ていくとマジで辛すぎる。親しみが湧いてたり、感情移入していただけにね。

コエテク殿、何卒続編をお願い申し上げる。
この婆の反射神経が、目が、更に衰えてしまわぬうちに…。










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真・三國無双ORIGINS:全ルートの真エンディング達成!そして、感想

「三國志」に全く無知な私がこのゲームをプレイし出し、ゲームシステムについては勿論ですが、話が見えてこない上に、登場人物の名前で大混乱。
やはり、歴史の流れぐらいは把握しておいた方がいいだろうと、色々と調べ出しました。サイトの閲覧、解説動画の視聴、そしてドラマまで見始めた。


三國志について、”ニワカ”な私がプレイした感想


ある程度、ゲームのシステムを理解していく必要はありますが、面白かったです。バトルは爽快感を得ることができました。
このゲームの前にプレイしていた「ドラゴンズドグマ2」とは、真逆さを感じました。あちらのゲームは、不便・面倒臭い…ってのが際立ってる。

バトルは泥臭いし、爽快感からは程遠い。
なんせ、「スタミナ」が減るとゼェゼェ息切れして動けなくなるドグマ2。ダメージ食らうとHPがロスゲージとなるペナルティもある。
未だに通常EDも真EDもクリア率20%未満のまま。

「真・三國無双ORIGINS」は移動で時間を割かれることはない。
NPCからの「依頼」や「修練」などが発生しますけど、俗に言う「お使いクエスト」ではないですからね。
概ねバトルに結び付いてる。様々な武器を使用することによって境地レベルが上がったり、武功が溜まればスキルツリーの解放に繋がりますからね。

物語は「三國志」なので、つまらないはずもない。
それをゲームとして上手く構成できているのは、さすがシリーズが続いてるだけのことはあります。
酷いバグはなく、画面酔いが生じなかったことも評価すべきでしょう。
とにかく「無駄がないな」っていうのが率直な感想。

周回は勢力の選択肢が発生する第三章から始めることが可能ですし。

―苦言―

戦闘中に状況説明のポップアップが表示され、動きが止められるのはイライラの元でした。
戦場によっては頻繁に表示されることとなり、その度にプレイを止められる。
戦況の説明なので仕方のないことかもしれませんが、頻発すると「あ"あ”!!いい加減にしろ!」って、ばあちゃんですら声を出しそうに。

あとは、敵将が複数人同時にいる場合、ロックがあちこちに切り替わり過ぎるんですよ。まぁこれに関しては、自動ロックを外せば済むことなんですけども。
それと、ロック中の敵将に発勁をやっても的がズレることが多々ありました。ロックの意味ねぇじゃんと。
それもイライラさせられましたよ。


ばあちゃん評価:

真エンディングは…


劉備ルートは分岐が1箇所なので、真エンディングを迎えやすいです。但し、大量の敵を相手にするバトルなため、初周では難儀かもしれない。
時間制限はありません。
通常エンディングと大きく異なることはないですが、ムービーが追加されます。

孫呉ルートは分岐が2箇所で、時間制限ありなバトルもあります。
この孫呉の真エンディングは予想していなかった展開になります。

曹操ルートの分岐は3箇所で、一番大変なルートになるでしょう。全て時間制限があるため、初周で取り掛かるにはハードルが高いです。
真エンディングは孫呉と同様ながら、立ち位置が真逆となります。

個人的に一番驚いたのは、孫呉ルートですね。
で、やはり好ましかったのは劉備ルートです。

ただ、三國志を知っていると、その劉備ルートの真エンディングも複雑な思いになりはします。赤壁の後に劉備と孫呉とのゴタゴタが発生しますから。
関羽が敗走する曹操を見逃したことで孫呉は怒ったし、多大な戦力を投入した孫呉が割を食った…という風な不満が生じたからです。

ドラマですと孫劉連合に亀裂が走りまくりですもん。
両者の板挟みになった魯粛が可哀想なくらい、孫権も周瑜も怒り心頭。
劉備が荊州を借りパクしたようなもんだし。

まぁでも、ゲームに於いて「劉備は、そういう世を目指してるんだな」というのがわかる良い真エンディングです。



三國志に無知でも、思い切ってゲームをプレイして良かった。
ずっと無関心だった三國志を知るキッカケになったし。
何十年も生きていながら、知らないことが多いな…と痛感しました。

動体視力・反射神経が鈍ってきてるばあちゃんは「歴史を追う者」で精一杯。だから、高難易度に挑戦はしません(苦笑)
このゲームで左肩あたりが痛くなりました。左肩に力が入り緊張させながらプレイし続けてた模様。肩が上がらないってことはないけど、痛いemoji

もうゲーム自体やれることもないですけど、クリア済みの戦いで呂布を随行させられるようになってますので、突発戦みたいに、チマチマとプレイしていくかも。
試しに「官渡の戦い」で呂布を連れていきました。
敵の時よりは大人しいですが、多少は暴れてくれてます(笑)

袁紹陣営から「呂布め!」とかいう台詞があって驚きましたよ。
ちゃんとしてるわ。









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真・三國無双ORIGINS:曹操ルート、真エンディングでクリア【我、人を背くも、我、人を背かせじ】

曹操ルートの真エンディング成功ですと「赤壁の戦い」がラストバトルです。
その戦が最後の分岐となります。
曹操ルートは合計3つの分岐があるので大変。

真エンディングでは、物語の展開としてどうなるのか?と期待しましたが…。

※以下はネタバレです。


最後の分岐


「赤壁の戦い」では、通常通りだと曹操は敗北します。
火計によって船団が燃やされてしまうからなんですけどね。

黄蓋が曹操に降ったフリをして、火計の先陣を切る…って流れ。劉備と孫呉ルートでは風向きが変わった時、主人公が諸葛亮に合図する役目でした。

曹操ルートでは、その黄蓋の目論見を阻むことが分岐になります。

南から北側へと風向きが変わったら、黄蓋が火を放とうとする地点へ向かって短時間で黄蓋を討って阻止します。
随行武将が郭嘉でなければ発生しない分岐です。先の2つの分岐を成功させてないと、随行武将の選択肢に郭嘉は表示されないらしい。

随行した郭嘉が戦場にて、劉備と孫呉は風向きを利用した作戦を行うことを察知。そして、郭嘉の「風向きが変わった」という台詞が必要です。

真エンディングの中身


曹操が「赤壁の戦い」で大敗せず、勝利で終えて勢いが増しているようなエンディング。具体的に描いてはいませんが、劉孫連合を打ち破ったことで天下統一へ近づいた…という流れ。

赤壁で敗北した孫劉は妄想するに、劉備は行き場をなくし、再び流浪するしかない。荊州は既に曹操の手に落ちてたし。
孫権は曹操との戦を反対していた臣下から不満が出て結束が弱まり、劉表の後継ぎとなった息子と同様に曹操に降る(和睦)しかないかもね。

敵対するには、あまりにも曹操の勢力はデカすぎる。

正史では、曹操軍は袁一族の抵抗に遭い続け、6年もの年月を費やしてしまったそうです。
揚州に取り掛からなかったのは、背後(北)から狙われる危険があったため、若き孫権が臣下をまとめ切れてない揚州は後回しで良いということだった。

しかし、北で曹操軍は時間を割かれたため、孫呉に結束できる時間を与えてしまったとされてますね。

2つ目の分岐であった「白狼山の戦い」は、北にかかる時間を短縮させ、郭嘉を病死から回避。それで彼も赤壁の戦いへ挑めたってことにしたのかも。
郭嘉ならば、孫劉連合の計画は察知できただろう…という「もしも郭嘉が生きていたなら」っていうエンディングでしょうね。

郭嘉が亡くなった時、曹操は大いに嘆き、泣いたそうです。それは曹操が遺した手記にも郭嘉についての記述があり、ずっと嘆いていたことが伺い知れるそうです。
それだけ重要な人物だったのでしょう。

今回のエンディングは正史や演義を知っていてこそ、真意がわかるのかもしれませんね。曹操が天下のほとんどを取り、通常の「三國志」にはならなかったことを示唆するエンディングとなるわけですよ。

孫呉の真エンディングの時とは立場が真逆な曹操…ってことに。曹操の真エンディングにも(逆張り)白鸞が何かしら絡んでくると思ったけど、なかった。
チョッとガッカリ。



戦に勝っても負けても曹操は変わらない信念の持主。
曹操は「敗北から学ぶことは大いにある」と切り替えるタイプですからね。ただでは起きないタイプです。
彼が天下の英雄なのか個人的には何とも言えない。
でも、乱世の中で秩序を重んじていたことは大きいと思うし、彼に統治力があるのは確かだと思います。

秩序…現代の中国では軽視されてるのが皮肉ですね。
董卓や呂布のように「力こそすべて」みたいな思考になってる。

衣食住が足りて暮らせるのは最低限のベース。その上で、各々の人生を歩み続けられる世が「太平」だと思います。


そういえばEDロールの後、ムービーで新しいのを見ることができました。3つのルートをクリアしたからでしょうかね??
里にいた主人公のもとに白鸞が現れ、語り掛けてきました。
もしかすると、全てのエリアの太平値をMAXにしたからかな?

次は劉備の真エンディングを目指そうと思います。
通常エンディングのままでは終われない。







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