awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

FF16:二周目は少しやり込んでみた【EDも含めたネタバレあり】

初見をクリアし、二周目にも取り掛かり(暇なのか)クリアしました(笑)
バトルはさて置き、ストーリーや描写に関し初めての時には気づかないような要素や伏線。それらは繰り返しプレイすることで気づいたりすることがあります。

また、初見時に疑問に思っていた事柄へのヒントがあるかな?とか、そういうのも意識しながら再度ストーリーを見ていきました。

なんとなくわかった部分もありますけど、まだよくわからん…っていう部分もあります。吉田Pさんがドラマの4シーズン分ぐらいあるボリュームと言ってましたけど、4シーズン分は言い過ぎかな?(苦笑)

海外のテレビドラマなら、主なキャラとの再会シーンはひとつの山場にするし、あそこまで早々にアッサリさせませんけど。


フォトモードは遊び心ないなぁ。
ツシマはフォトを写しやすかったし、色々な加工もできて楽しかった。FF16も風景は手が込んでグラフィックが綺麗なのにもったいない。

※以下は、思い切りネタバレです。



ラスト。

浜辺で倒れてるクライヴ。
彼が見てた月の空が異なってましたね。天の川(ミルキーウェイ)が見えてるような夜空でした。※ちなみに「ミルキーウェイ」はギリシャ神話の女神ヘラの飛び散った母乳のことです。
ジルが見ていた空には天の川がありません。

そして、ジョシュアから受け継いだフェニックスの微かな炎が消えた。
石化していた手。彼は全ての力を出し切り、人として死ねたんだと思う。
初代シドと重なりますね。

そのシーンの後にEDに突入。
EDクレジットの最中に日が昇って夜が明けたシーン。ジルの気持ちは最後のサブクエストをやっていれば、わかってきますよ。

嵐は去った。あの花のように太陽に向かって顔を上げるんだ、ジル。俺はいつもキミの傍にいるから…ってクライヴが言っていそうで、涙腺緩んだわ。

クライヴは生きてるという風に思った人もいたようですが、赤い星の輝きが消えたのを見たジルが涙を流した時点でわかりそうなものだけど。

以前も書きましたが、「月」は欠けもするけど満月になる。だから再生・復活。
子宮を「月」に喩えますので生命の誕生の象徴でもあります。
隠れ家で赤ちゃんが生まれました。
新しい世界となった時に生まれた子。
人が人として生きられる新たな世界の始まりを意味してたと思います。

終盤の隠れ家にいるキャラたちのサブクエストは、遺された者たちによって死んだ者たちの志や遺志は引き継がれていくことを示してました。
クリスタルが無くなった後、人間社会の基盤を構築することを目指した三国同盟も含め再生のために手を取り合い、歩み出していた。

人生は発見のプロセスではなく、創造のプロセスだ。

創造のプロセスとは、自分は何者かであるかを知ろうとするのではなく、 何者になりたいかを考え、そうなろうと決意して努力し続けることだ。

―引用元:「神との対話」ニール・ドナルド ウォルシュ著
吉田利子訳 サンマーク出版

初見の時、クライヴは帰還しない方がいいと思ったので、泣きはしませんでした。結末には満足です。なんせ「ダクソ3」では火を求めている灰が使命を果たし終えた後、私は暗闇の世界になることを選択したくらいです。
火が消えた→暗闇→灰の死→不死からの解放→祝福

ラストは色々な解釈があるようで、考察してる方もいますね。

さて、今回はちょいとばかり、やり込みました。
支給品を全部受け取った。
頑張ってSランクのリスキーモブを討伐したので。


マップを網羅。
これは全てのサブクエは勿論、リスキーモブ討伐でエリア巡りをやらないと、マップが埋まりません。立ち入り禁止表示がある場合は、その先へ向かう必要のあるクエスト未着手ってことです。


私的にやれるところまではやりました。
あと今回は「思い出の品」が1つだけ入手できなかった。
クエストだけじゃなく、吹き出しのあるキャラに話しかけないと貰えないものもあるみたい。









★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

FF16:私が一番好きなバトル【ばあちゃんも燃えるぜ!】

FF16のNG+は、「つよくてニューゲーム」というネーミング。NG+って自キャラのレベルは一周目から引き継ぐ一方で、エネミーもそれに応じたレベルになることが多いんですよね。

ウィッチャーなんて、NG+になると最序盤から敵は強めになってます。

ツシマの場合はレベル制ではないんですが、HPや気力は一周目から引き継きます。しかし一周目でHPと気力がMAXになってると、それ以上は増えません。
そして被ダメの量が一周目よりも多くなるので、後半は厳しくなるんですよ。



このゲームも二周目は少し難度が上がるんだろうと思ってたら、違った。
敵のレベルは一周目と同じ??
なので、最序盤はあっという間に敵を片付けられる。
解放して強化してたアビリティも使えますし。

超楽じゃん~~!
「つよさ」って敵のことじゃないんだね。

但し、経験値も一周目で得られるのと変わらないため、少ないです。レベルはしばらく上がらないですね。
でも「私つえぇ~~!!」が味わえるので、結構楽しい。

一番お気に入りのボス戦


序盤のバトル。
体験版で「えぇぇ~!」と衝撃を受けたことに対する更なる衝撃。予想外の展開だし「面白いわ~♪」って思えたバトルです。
還暦過ぎた婆ちゃんでも「うぉぉぉぉ!!」って盛り上がったわよ(笑)
二周目も本当に楽しめました。

なんせ私は強いので(笑)

そのボス戦。
ムービーも含めると10分以上はかかってるんですけど、編集して何とか6分未満に納めました。

初見の時は、ポーション飲み飲みバトっていました。
炎に包まれて、回避し切れずHPがガンガン削られ焦ったりして。
二周目のバトルは被ダメがないかのようですけど、一周目に比べてHPが多くなってるし、防御力も高くなってるため、ゲージに変化がないように見えるんですね。

ネタバレになるバトルです。
© 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

盛り上がるでしょう?
カッコいいし。
使用してる剣は伝説の剣(ラグナロク)を超えた「ゴッターダメルン」です。

当サイトでは著作権の関係上、動画にはフリーの曲を被せています。
ですから、実際のゲームで流れるバトルの曲はYoutube経由で紹介します。


これが流れた瞬間、鳥肌モノでしたよ。
ゲームでは沢山の曲が使用されてますけど、私が一番好きなのはこの曲。バトルも音楽も最高じゃないですか!

ばあちゃんをも熱くしたぜ!emoji








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

FF16:クリアした感想。サブクエストをやってこそのゲームだと思う【ネタバレ気味】

ゲーム、クリアしました。
バトルよりもストーリーを楽しみにしていたので、どんどん先へ進みたくなるゲームでした。バトルは、まぁFFシリーズは初体験だし「そういうものなんだな」と割り切ってプレイ。

それでも、これほどムービーの多いゲームも初めてですね。
ウィッチャーやMGS4もムービーがやたら多いんですけど、それを遥かに上回る。

※以下は、ゲームのネタバレっぽい記述もありますが、肝心な結末の詳細には触れていません。


サブクエストをやってこそわかるストーリーテーマ


メインだけ駆け足でプレイしてる人も多いかもしれませんが、私はサブクエストの話で泣けた場面が多かったです。
メインで訪れた場所。
そこで出会った人の想いや生き様が、ゲームの進行に合わせサブクエストによって描かれていく。

苦悩や挫折、哀しみから立ち上がろうとし、生き抜こうとする覚悟、人との繋がり、助け合い、前を向いて生きて行こうとする人々。
メインで通り過ぎているだけでは知り得ない人生が垣間見えてくる。

それこそが、このゲームのテーマにしていたことなんだと思いました。

時折、映し出される「月」
月は満ち欠けを繰り返すので「再生」や「復活」を意味します。
その月の隣に赤く光る星は不死鳥の象徴なのかな?
不死鳥も「再生」「復活」

そして「子宮」は月に喩えます。生理を「月経」「月のもの」と呼んだり、出産間近な状況を「臨月」と呼びますからね。
子宮の役割は子を宿すこと。ですから、月は生命の誕生をも意味します…ラストを知ってる方は、「そう言えば」と気づくでしょう。


――サブクエストは「面倒くさい」はあるし、時間もかかるけれど、是非とも取り掛かって頂きたいと思いました。


伝説の剣を超える剣を造れた


これも、サブクエストをやってないと作成不可な剣だと思います。
伝説の剣は「ラグナロク」
その剣を使って造る伝説を超えた剣「ゴッターダメルン」

最後の戦いでは、それを使って戦いましたよー。



サブクエストは、マップ上に記される「!」だけじゃありません。
クライヴの部屋でお手紙を読めるんですが、そこでも依頼が発生します。

メインのストーリーの進行によって取り掛かれなくなるサブクエストもあるようで、「思い出の品」は2つほど入手できませんでした。

イベントバトルがこれほど多いとは思わなかった


敵さんの語りを長々聞かされ、少々ダレますね(苦笑)
集中力が切れまくり。
とにかく長い(笑)
10分以上とかザラ。

こういうタイプのイベントバトルも初めてなので、困惑しました。
勢い付けて「R3+L3」を押して、ハッスルタイム!!と思った矢先にムービーになったりね。ガクッとなるわ。

超ド派手なエフェクト満載なバトル。
何が何やらわからなくなる。
「そういうものですから」ということなんでしょうけど、私好みなバトル形態ではなかったです。

自動回避・自動攻撃で充分だわ。
たまに手動で回避や攻撃は操作したけど、全て手動なら、あれをどうやって操作しながら勝てるのやら…と思います。

動体視力が追い付かんわ。

陰の主人公は「シド」



主人公はクライヴですが、早々に死んじゃったシドの存在感がずっと続いてましたね。クライヴも彼の影響を大いに受けたという設定ですし。

だからじゃないけど、私は「雷」の攻撃をずっと使っていました。
シドの遺志を引き継いでるんだから、我がクライヴはそれを使い続けるぞと。

あと、フーゴの岩攻撃(?)

雷と岩の攻撃を使い続けました。
炎は勿論ですが、雷と岩へアビリティポイントを注いだ。ですから、「おりゃ!おりゃ!おりゃ!」とマッハパンチも炸裂して楽しかったですよ。

MOBとのバトルは遊んでる感じがしました。

最後に…


去年・一昨年、ずっとフロムゲーをプレイしてたようなものでした。
厳しいバトル続きで、個人的にはゲームを楽しむっていうより苦行な感覚になってしまった(なので、エルデンリングは途中で休止)

それに、私はストーリーを楽しみながらゲームがしたかった。

家のことでバタバタと忙しくなったのも重なり、8~9カ月ぶりのゲーム。
そんな私に、FF16は打って付けなゲームでした。

バトルはどうでもいい。
ストーリーを堪能したい。
FF16は、その願いに適ったゲームだったと言えます。

他の人たちの評価がどうであろうと、私にとって夢中になって先へ進めることができ、久しぶりに「物語が終わってしまった…」という、本を閉じる瞬間のような一抹の寂しさを感じさせてくれました。

まぁ、キャラの語りが長くて「くどいよ」と思うこともありましたけど(苦笑)
概ねよくできたストーリーだったと思います。
今のご時世を映し出しているような台詞もありました。

自分で「自分」を自覚することは案外難しい。
人の意見に振り回されたり、他者に気を遣い過ぎて自分を御座なりにしたり…と、自分を見失ってしまいがち。
結構「自分はどう在りたいか」が大事であることを掘り下げてたストーリーだと思います。

人は不完全。だからこそ、足掻いてでも生きている。
ちっぽけな存在だと思いがちだけど、そうじゃないんだよ。
すべての人に物語がある。



――プレイして良かったです。
まぁ、ほとんどムービーを眺めてるだけでプレイした感覚はないですが(笑)







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★