awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ゲーム「デス・ストランディング」のTrailerを見た感想とやらを

「MGS」シリーズの小島監督の新作ぅぅぅ!ってことらしいですけどね。
今年の11月に発売だとか。



私はPS4を持ってないので(今のところ)、プレーは不可ですけども。
でもチョッと気になったのでTrailerを見てみました。

で、
どんなゲームなのか、さっぱりわかりませんでしたが(苦笑)

しかし、別の意味で驚いた。
なんとマッツ・ミケルセンが出てるじゃないですかぁ~。
そして、「アデル、ブルーは熱い色」や、最近ではキット・ハリントンの出演映画「The Death and Life of John F. Donovan」で紹介したXavier Dolan監督作「たかが世界の終わり」にも出てたレア・セドゥも!

更に驚いたのは、映画監督のギレルモ・デル・トロも出てるんですねぇ~。
凄い面子が揃ってます。

主人公役のノーマン・リーダスは、「どこかで見た気がする顔だな」って程度ですが(苦笑)
どことなく、ショーン・ビーンに似てるような・・・。

細かな表情を再現できる技術によるものなのか、俳優さんは演技力もありますし、作り物っぽい表情にならないですよね。

――っていうか、実在する俳優などをキャラにしてゲームで使うって意味がよくわかりませんけどね(苦笑)
映画とゲームの境界を曖昧にしたいんでしょうかね?
また小島さんご本人も登場するんでしょうか?
M・ナイト・シャマランも自分の映画によく出てきますけど、あまり露骨だと不評なのです。
ヒッチコックみたいに、さりげなくカメオで登場してるだけならまだしも。

小島さんて、声の出演だけでもクレジットに入れてますからね(苦笑)
MGS4では「天の声」とか(ノンクレジットでも良さそうなのに)

ゲームのテーマは「生と死」らしい。
デル・トロさんが胎児の入った瓶(?)みたいなものを抱えてまして、その胎児はどういう象徴なのか不明ですが「不老不死」みたいなものに繋がってるとか、どうとか?

それで思い出したのは、デル・トロさんの監督作「デビルズ・バックボーン」ですね。その映画ポスターは胎児ですし。
劇中も「不老」=「胎児」という要素が入ってました。
あと、ゲームには映画「ミミック」の要素も入ってませんかね?

まぁ、小島さんは映画好きで有名らしいので、何かしら取り入れてる可能性はありますね。
私も映画好きで新旧色々観てきましたけど、彼には及びませんわ(笑)

「MGS」に出てくる「恐るべき子供たち計画」というネーミングを知った時、「内なる世界」に繋がってるクローンということに納得できましたし。
ジャン・コクトー原作で、映画は私も観ました(コクトー自身がナレーションするほどの気合の入れっぶりだった)

「外の世界に出たい、でも出られない。狭い空間が自分たちの唯一の世界」
現代は架空の話になってませんよね。そういう人たちは増えてる気もする。

あと新作のTrailerに入ったシーン。
「息止めろ」とかってのは、”キョンシー”からですかね?(苦笑)

発売を楽しみにしてる人は多いでしょう。
私はプレーするとすれば、数年後かもemoji







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

GIMP:お久しぶりの「合成加工」ですが…

実は最近、合成加工をお休みしていました。
ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終章の放送があり、そちらに集中してたり、ゲームを始めて夢中になってたからなんですが(苦笑)

まぁ、GIMPで合成加工なんて自己満足でしかないですし、記事にしたって需要はほとんどないでしょうしねぇ(笑)



それと私が使用してる貧弱なPCの調子が悪くなっていたことも理由のひとつで。
GIMPの起動も「どれだけ待てば良いのぉ~?」というくらい待たされる状態となっていました。

加工した画像はGoogleのフォトへUPして、一応過去に頑張って加工した画像の保存対策はしてました。
そしてとうとうPCから「ハードディスクがダメになるっぽいよ~」という表示が出てしまいまして・・・。

それでも騙し騙し使っていたのですが、起動しなくなりました(苦笑)
・・・・そういうゴタゴタもあり、合成加工はお休みしてました。
WIN 7でしたし、もうじきサポートも終了するので諦めは早かったですけどね。

PC自体も変わり、画面が「非光沢液晶」から「光沢液晶」となりました。
加工した画像を見ると違って見えちゃいますねー。
光沢液晶だとコントラストが強めになるのかぁ。


それでは、逝ってしまう前のWIN 7(非光沢液晶画面)で作成した画像です。



こういったグラフィックの見え方が進化してくると、映像や写真なんかもシビアになってきますね。
ゲームなんかの映像グラフィックの進化は著しい。
3DCGなんて凄いです。人間の細かな肌質まで表現できてますし。

もちろん、加工画像も光や影などの明暗が重要になってきますね。
馴染ませることは更に重要になってると思います。

見る人の目が綺麗なグラフィックに慣れちゃってきてるので、「素人だけど合成してみたよ♪」で切り貼りしただけの合成は(合成の種類にもよりますが)「古臭い」となってしまいます。


上の画像の家には人間と車が写っていました。
勿論、それを消しての合成です。



需要は少ないにしろ、「GIMPでも何とかここまでの合成はできる」ということで、Photoshopを使うことに躊躇してる人の励みになれば良いかなぁ~と。
今後もボチボチ合成加工画を晒していきたいと思ってます。









★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

MGSはゲームの域を超えたものになるはずだったと思う

私は小島監督の信者になるほど、MGSをプレーしてません。
クリアできたゲームは「MGS3」「MGS4」「MGS V:GZ」だけですし(苦笑)

私がプレーするには無理な作品の方が多いです。
勿論、初期作品はまったく知りません。

しかし、このゲームのストーリーには興味を抱きまして、時間をかけて「MGS1」からストーリーを追ったり、シリーズの年表を見たりして、だいたい把握しました。

「MGS V:TPP」は結末が中途半端で未完成という風なことも知りましたが、TPPは近年流行のオープンワールドに固執したがために、時間と予算が足りなくなったのかもしれません。
実にもったいない。


映画ではなく、ゲームだからこそ成立する結末がある


もしかすると、初期作品からやってきたプレーヤーにとって、不条理な結末になるはずだったのかもしれないですね。
完成していたらゲームの域を超える大作になっていたのかも。

初期作品から主人公は「ソリッド・スネーク」で、最初の敵キャラがビッグボスだったようですね。アウターヘイブンでの戦いなのかな?
プレーヤーは必死にビッグボスを倒しにかかったはず。

ところが、TPPでそのビッグボスに焦点を当てていました。
彼はビッグボスの影武者「ヴェノム・スネーク」だそうですが、プレーヤーはそのヴェノムに思い切り感情移入してるわけです。

彼が「ビッグボス」となった経緯、そして苦悩も知ってる。
そんな彼とソリッドが戦う場面までゲームに盛り込んでいたとしたら?
プレーヤーはヴェノム・スネークで戦います。
勝つことはない戦いです。
どんなに頑張っても勝てません。
勝てたとしてもタイムパラドックスで戻されてしまうでしょう。

プレーヤーが懸命に築き上げたマザーベース。
一心同体みたいな気分になっていたヴェノム・スネーク。
しかし、それが無になる瞬間。

同じ戦いでも違うものになる。
正義って一体何なのか?
たぶん、小島監督はそれを投げかけたかったのだと思います。

戦争ってそういうものだからです。
立ち位置で変わってしまう。
第二次世界大戦でアメリカが広島・長崎に原爆を投下したこと。アメリカ人は「正義」だと信じたい気持ちでしょう。
「戦争を早く終わらせ、自国の兵士の犠牲をあれ以上増やさずに済んだ」

けれどそのために、非武装の市民を大量に犠牲にしました。

あの原爆投下こそが冷戦の口火を切ったのです。
第二次世界大戦、そして東西冷戦は綺麗に線引きされてるわけじゃありません。歴史は繋がっているものです。

小島監督もそれを知っているでしょうが、タブーぎりぎりのところまでしか触れられずにいたと思います。

米ソ対立の構図は第二次世界大戦中に生まれてた


ソ連とアメリカが同盟国?
ヤルタ会談でアメリカがソ連に対日戦への参戦を促した目的は何か?
米ソはテーブルの上で握手し、テーブルの下では銃を突きつけ合ってたとも言われてます。両国とも当時は世界の覇権を狙っていたからです。

原爆はアメリカの強さをソ連に見せ付ける目的もありました。
ドイツが敗北し、ソ連が対日戦に参戦する時期が早まり、アメリカは慌てました。満足な核実験もしないまま、日本に投下。

原爆投下予定地域は予め決められていた。
ですから、その地域は空爆をしませんでした。
建物の破壊影響も知る必要があったからです。

ソ連はアメリカの原爆投下を見せ付けられ、対抗するために急いで核開発を行いました。やがて爆弾ではなくミサイルに搭載できるものが出来上がった。

「MGS3」の時代背景は、まさにそれ。

ザ・ボスが言っていた「相対敵」
アメリカにとって、第二次世界大戦では手を組んでいたソ連と中国がそうです。
共産主義者に政治中枢を支配されていたことに気づいたアメリカは、ヒステリックに赤狩りを始めた。

これらをMGSでは、ゼロとビッグボスの関係に置き換えたという風に思えます。

ソリッドとヴェノムの戦いは、言わば「代理戦争」ということになります。
初期作品ではプレーヤーにソリッドとして戦わせ、TPPではヴェノムとして戦わせる予定だったのかなぁ?と。

戦いの結果は既にわかってる。
それでもプレーヤーはヴェノムとして戦わなければならない。
MGSをやってきたなら、ソリッドは敵として見られない。
だけどヴェノムにも感情移入している。
そんな理不尽さを体験させたとしたなら、私はゲームを超えたものになっただろうに・・・と思います。

カタルシスはない結末。
本来、戦争にカタルシスなんて有り得ません。

私はTPPがそこまで描き入れられずに終わったことを残念に思います。

「勝利への讃歌」がチョイスされた理由は?


それと、「MGS4」から流れてる(?)映画「死刑台のメロディ」の曲。私はその映画を見たことがありますが、「冤罪」だけの問題ではありません。
権力者によるコントロールで、意図的に処刑したことが問題なのです。
その事件のあった時代背景も当然影響してのことですが、二人は「見せしめ」として処刑されました。

逮捕した警察官が処刑の判決を下すわけじゃありません。当然裁判があります。
権力者は証言者を操作し、死刑判決に至らせました。
私はそういったことの恐ろしさを感じた映画でした。

誰かが何かの目的で「命」を利用する。

ゼロとビッグボスはそれをやったのです。
ヴェノム、ソリッド、リキッド、ソリダス・・・彼らは利用された「命」です。
ザ・ボスは国家に利用され続けた「命」
戦争も兵士の命を利用します。
「MGS4」のPMCも”カエル”も何ら変わりません。
ですから、そういう観点であの曲をチョイスしたのかな?と私は思いました。



・・・最近、MGS関連の記事ばかり書いておるわい(笑)
「GOT」が終わっちゃったからねぇ~。







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★