awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

MGSV:TPP あれからヴェノムへの考え方を変えた

プレーを躊躇してるクセに「MGSV:TPP」ネタです。

前回、私は「プレーが下手過ぎてランクEだらけ。ビッグボスに相応しくないんだわ~」と書きました。
(※以下、ゲームのネタバレ避けたい人は注意)



このTPPには様々な反響があったようですね。
素晴らしいゲームだと評価してる方も多いですが、どうもストーリーが中途半端なまま終わってることが一番批判されてるっぽい。

他には、オートセーブにより途中でヴェノムが死んじゃったりすると、思い切りスタート地点に戻され再スタートさせられることも。
失敗はつきものなのに、敵の陣地内でのチェックポイントが少なすぎというのは私も感じてました(小さな監視所ならともかく)

「はぁ~~?ここからやり直しなの~?」と(苦笑)

時には「ここはどこだっけ?」と戸惑う場所に戻されたり。
岩山と砂漠で風景に特徴がないので、戻された直後は迷子になった気分。

私の場合はそういうことが一度や二度で済まないので、じっくり身を隠して潜入していくのが面倒になって、敵に突撃し始めたりということも。
「どうせまた、敵に見つかり猛撃食らって死んじゃうと振出しに戻るんだろうし、それなら最初から突撃したって同じじゃん」となりますわな。

あとは、「ビッグボスだと思っていたのに、過去作品にまったく関わってないメディックをプレーさせられてたのかよ!」というお怒りですね。

・・・アイパッチの紐で気づかないものなのかな?
もっとも、ソフトのパッケージは(ワザと?)アイパッチの紐に気づくことができない横顔だから仕方ないですけども。

私は冒頭の病院で彼がビッグボスではないことは気づきましたが、オセロットが洗脳したり、顔を変えた程度でビッグボス並みの潜入ミッションができるものなの?という疑問はありました。

一方で、ヴェノムはプレーヤー自身だと解釈する人も。
私も最初、プレーヤー=ヴェノムなら面白いかもと思っていたんですが、それなら「ランクE」だらけであったり、「ボス」と呼ばれることに戸惑うのも当然か・・・と思い始めました。

下手なりにミッションを懸命にこなしていく・・・MBでちびっ子DDと戯れて遊んでるだけなのも、私がヴェノムだからです
そう思えたら納得できました。

捕虜を回収するミッションで、少し警備が厳しい施設へ行った時のこと。
ステルスしながらゆっくり施設の中に入って行ける場所を探し、何人かの兵士を対処しつつ中に侵入。
そこから地獄が待ってた(苦笑)

ハチの巣状態ですよ。
馬鹿みたいにあちこちから攻撃食らって、成す術なし。
「なんで一人に向かって総攻撃してくんのよ!」って感じでイラッ。

警戒レベルがすぐに最高潮になる。
砲撃まで始めたり。
他の場所から援護に駆け付けたソ連側の兵士たちに直撃して吹っ飛んでた。
笑えないわ、こんなの。

「敵味方の区別もついてないアホなんか!」

これでヴェノム(私)は鬼となった。
「頭にきた!あいつら根絶やしにしてくれるわ!!」

・・・結果、そこの施設のソ連兵は壊滅しました。
そして無事に捕虜の回収ができました(苦笑)

そう、私は「ビッグボス」じゃない。
スマートにミッションはこなせないけど、下手なりに頑張ってるヴェノムでも良いじゃないか。

なんとなくTPPを楽しめそうな気がしてきた(苦笑)

たぶん、マザーベースは立派にならないだろう。
兵士のレベルも上がらないだろう。
武器も最低限のものしか持てないだろう。
だからこなせないミッションも生じるだろう(C-4や手榴弾では無理な破壊とか、装甲車やコンテナ回収とか)
なかなか話も進展しないだろう。



やがて私はソリッド・スネークに倒される。
私は「ビッグボス」の分身でも身代わりでもない。
彼らの計画の一部であることを拒否するため、私は復讐する。
「ビッグボス・・・あんたは今回もやり過ぎたんだ」

だからこそ私はソリッド・スネークを見守り続けていく。
まるでザ・ソローのように。
そして彼(ソリッド)の運命に泣くのだ。

ソリッド・スネークは自死を選択した時、アウターヘブンで殉死した兵士の墓の前へ来た。ビッグボスの計画に利用され散った兵士の魂が眠る場所。
彼らの魂はソリッド・スネークと共にあり続けた。








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