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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

第八章 予想外の展開?@ゲーム・オブ・スローンズ

第八章の撮影はまだまだ続いています。
北アイルランドのスタジオ付近に建設されていたウィンターフェルらしきセットがありますが、26日(現地時間)に大掛かりな撮影が行われた模様。

以下は撮影の状況から予想する内容ですが、中身に触れたくない方は注意。

 

26日の撮影は夜間に行われました。

どうもウィンターフェルを包囲している様子が映っているようです。
「ホワイトウォーカーが包囲してる??」と思うでしょうが、写真の一枚をよく見ると亡者ではなさそうなんです。

見た目から、どうもラニスター軍なのではないか?という意見も多いです。
私もそのように見えます。

「では、ホワイトウォーカーから攻撃される前にラニスター軍が包囲するのか?」

重要なことは、物語の順番通りには撮影しないということ。
今回の撮影はエピソードに於いて、どこら辺なのかは不明です。
過去シーズンでは中盤近くで山となる戦闘シーンが挟みこまれるケースがありましたので(第七章のラニスター軍とデナーリスのような)、中盤辺りのシーンかもしれません。

サーセイはウィンターフェルを攻撃させるのかも


第七章の最終話、サーセイはジョンとデナーリスに協力しないとジェイミーに明かし、しかも北部を支配するという計画を告げましたね。
「怪物同士を戦わせてから奪う」と。


夜の王は南進を開始しましたが、ウィンターフェルには向かわず、イーストウォッチからまっすぐホワイトハーバー方面に向かっていたとしたら?
もしもラニスター軍とゴールデンカンパニーがユーロンの船によって西側から乗り込んできたなら、ホワイトウォーカーとは遭遇しません。

第七章でサンサがジョンに指摘したように「南の敵」に対し、ジョンは対策を立てていませんでした。しかも、サーセイから言われた「協力する」という言葉をジョンは信じています。
ジェイミーがそれまでに北部へ到着するのかどうかにもよりますが、ジョンたちはウィンターフェルに辿り着いたラニスター軍が加勢してくれたと思うでしょう。
ところが・・・という展開になるのではないでしょうか?

ウィンターフェルの外には谷間の兵士の野営があります。
恐らく、ドスラク人や穢れなき軍団も同様に野営を設置するでしょう。
まずラニスター軍とゴールデンカンパニーが到着した場合、加勢するために到着したと油断。しかし、そうではないのでウィンターフェルの外でバトルが始まると思います。

私のトンデモな予想



ウィンターフェルの外では激しい戦いが始まり、ラニスター軍とゴールデンカンパニーは包囲戦を始めるつもりかもしれません。
ウィンターフェルの外には北部側の陣営も多く混じっているため、安易にドロゴンを使って炎で焼くわけにもいかない。
加えて、ラニスター軍はドラゴン対策の武器「サソリ」を予め沢山用意して構えているでしょうし、デナーリスはヴィセーリオンを失ったことで消極的になるかもしれません。

ウィンターフェル内では、サーセイの約束が嘘だとわかり慌てます。
サンサはサーセイの約束を信じたジョンを責めるかもしれない。
「もう二度とウィンターフェルを奪われたくない」とサンサは強く思うでしょう。

ジョンたちはホワイトウォーカーとラニスター軍に対処できるだけの戦力がない。
しかも、そこへホワイトウォーカーが率いた一部の死の軍団がやってきた。
多くのドスラク人、穢れなき軍団、谷間の兵士がラニスター軍にやられ戦力が低下していた。
チョ~絶体絶命~!!

ラニスター軍は死の軍団に襲われます。
ジョンたちはウィンターフェル内で身構えていた。
ところが、ウィンターフェルの中を襲うことなく、新たに亡者となった者たちを引き連れ、ホワイトウォーカーらは南下し始めた。
まるで死の軍団は、ウィンターフェルを守ったかのようにも見えた。

ブランは夜の王が王都に向かっていることをジョンに教える。
夜の王の目的が何なのかブランは気づき、そのためにジョンたちも王都へ向かう必要があるということに繋がるのではないか?と勝手に想像(苦笑)

ドラゴンストーンで見た壁画はそれを描いていたのでは?

来月、王都としてロケを続けてきたクロアチアでキット・ハリントンも撮影に参加するという情報がありました。
そのため、何らかの理由でジョンは王都へ行くという展開になることもわかっています。


中には、今回の撮影はファンを騙すためのフェイクだと疑う人も(苦笑)

今回の撮影の様子?を撮影したという動画。
期間限定公開ですので、そのうち削除されるかもしれません。








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スターク家とホワイトウォーカーの関係@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章最終話の終盤の描写で、「ホワイトウォーカーとスタークは何か関係があるんじゃないか」という意見が取り沙汰されました。
当ブログでも少し触れましたけども。

加えて「夜の王=ブラン」や「夜の王になった最初のホワイトウォーカーはスターク」など、何かしら繋がりがあるのでは?という意見が多くなりました。

私個人、夜の王が何を目的に動き出したかが重要だと思っています。
ですから、「ジョンとデナーリスはどう戦うか」というより「夜の王はそもそも何か、彼の目的は何か」ということに関心を抱いています。

目下、私は夜の王やホワイトウォーカーの謎に迫った意見や理論を読み漁っています。そんな中「スタークと何かしら結びついているんじゃないか」という意見を目にするようになりました。
では、参考までにということで触れてみたいと思います。

スターク家の歴史と標語



スターク家の先祖は、ウェスタロスに初めて移り住んだ人間(最初の人々)です。
森の子らと何だかんだあったり、「長き夜」があったりしましたが、夜明けの時代にスターク家が設立されたそうです。
ですから、スターク家はウェスタロスで最も古くから続く貴族なわけです。

そのスターク家の標語は「冬来たる」ですね。
これは他の貴族の標語とは異なり、「家」や「家族」とは関係のない言葉のように聞こえます。

そこで「夜の王はスターク」という理論を踏まえると、スタークは夜の王やホワイトウォーカーも含めた一族ということになり、歴史的にスタークの血が流れている者たちの標語になるのではないか?という意見も。

森の子らの誤算?



ブランが三つ目の鴉に連れられ、最初の人々の男がホワイトウォーカーに変化(へんげ)する場面を見ました。
森の子らは、最初の人々の攻撃に対処するための武器としてホワイトウォーカーを創造しましたが、森の子らはその最初の人々の男に備わっている能力に気づかなかった可能性があるという意見。

最初の人々には、狼潜りなどの特殊な能力を持つ者がいますね。
野人にも狼潜りの能力を持つ者はしますし、ジョジェン・リードも特殊能力の持ち主でした。

ホワイトウォーカーにされた男が元々抜きん出た特殊能力の持ち主であったため(ブランと同じぐらいの能力?)夜の王になり、自らホワイトウォーカーを創造することができ、死者をも動かすことができたのかもしれません。
森の子らは男の能力を見誤っていたかもしれず、それでコントロールができなくなり、「長き夜」で戦う羽目になったのかもしれませんね。

最初の人々とホワイトウォーカーの協定


「長き夜」が終わったのは、最初の人々が死の軍団を倒したからではなく、両者で何らかの協定が結ばれたという理論は前々からありました。
その協定に基づいて北の壁が建てられ、ナイツウォッチを配備させることになったのだと言われてます。

しかし、長い年月を経るうち、ナイツウォッチは目的を履き違えるようになり、しかも組織としても弱体化していきました。
ナイツウォッチは壁の北側へ入り込むようになり、野人との戦いで多くの死者が出続けていた。それが協定を破る行為だったのでは?という意見です。

第一章第一話の冒頭、3人のナイツウォッチが壁の北へ偵察に出て行きました。その中の一人が殺害された野人たちを発見。
ホワイトウォーカーは2人のナイツウォッチをも殺害しましたが、一人だけ逃がしたのは人間に警告するよう仕向けるためだったという見方もできるそうです。

しかし、逃げたナイツウォッチの「ホワイトウォーカーを見た」という警告は、エダードでさえ信じることができず「勘違いだろう」と受け取ってしまいました。



そして第二章。
ジオー・モーモント総帥率いるナイツウォッチたちは、壁の北側へと進みました。
総帥自らが指揮を執り大勢のナイツウォッチが北へ侵入してきたことになります。恐らく、人間が協定を反故にしたと夜の王はみなしたかもしれません。

それから「ウィンターフェルは常にスタークでなければならない」は、スターク家で語り継がれてきた言葉のひとつで、ホワイトウォーカーとの協定のひとつであろうと言われています。

同じ第二章、ロブを裏切ったシオンと鉄兵によってウィンターフェルは侵略され、城に残っていたスターク(ブランとリコン)は城を脱して逃げましたね。
ウィンターフェルにスタークがいなくなったことになります。

時同じくして、壁の北側にある最初の人々の拳。
ナイツウォッチは死の軍団に襲われ、サムは死者の行進を目撃。

第二章は死者の行進の描写で終えました。
ホワイトウォーカーが動き出したのは、ナイツウォッチとウィンターフェルにスタークがいなくなったことも大きな要因であろうということです。

スタークが虐げられたことでホワイトウォーカーが活発化



また、「狂王エイリスによって、エダードの父リカード、兄ブランドンが殺害された頃にホワイトウォーカーが活動し始めたのではないか」という理論もあります。
これは、ホワイトウォーカーや夜の王と同じ血筋であるスタークが危険に陥ったこと、虐げられたことで動き出したという見方ですね。

ドラマはホワイトウォーカーの件からスタートしました。
その後の展開としてスターク家の災難を描き続けてきたことから、夜の王はホワイトウォーカーを率いて活発に動き出したのではないか?という意見もあります。

夜の王は野人に対してジョンの指示に従うよう促した



第五章の「堅牢な家」での件ですね。
ジョンが野人に壁を越えさせるため、船で搬送しようとしました。
そこで夜の王が率いる死の軍団は、絶妙なタイミングで現れたと言われています。

ちょうど野人たちを船に乗せている最中でした。
優先的に子供や病人を乗せていたと思いますが、順調に作業が進んでいた時に死の軍団が現れました。

野人らはジョンの言うことが正しかったことがわかったわけです。
生き延びて北の壁に辿り着いた野人たちは、ジョンに対して恩義を感じることになります。
それにより、ジョンを刺殺したアリザー・ソーンらに対抗でき、落とし子対決ではウィンターフェル奪回のために加勢することになりました。

夜の王は最初の人々の子孫である野人を根絶する目的はなく、同じ最初の人々の子孫であるスタークの勢力に繋げたことになるという風にも受け取れます。

現在、ウィンターフェルにスタークが戻りました。
最終章では大事な役割を持つと思います。
スタークと夜の王やホワイトウォーカーに繋がりがあるんでしょうか?
これらの予想や意見は当たってるのかどうか、そういう意味でも楽しみですね。








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「長き夜」は「火山の噴火だった」という説@ゲーム・オブ・スローンズ

「ゲーム・オブ・スローンズ」の凄さは、歴史的な神話をはじめとして、様々な宗教、文化、そして史実を上手くミックスさせていることではないでしょうか。

今回、「長き夜」について火山の噴火による影響があったのではないか?という説を目にしました。


これが第八章/最終章の展開に関わるとは思いませんが、「長き夜」の出来事として伝承されていた話は、あくまでも言い伝えに過ぎないかも・・・ということで、別角度の視点として大いに役立つかもしれません。
地学的な見地からの指摘というか仮説は、目からウロコです。

今回はそれを紹介します。

ウェスタロスは断層の上にある?


古の神々は自然の性質そのものです。
森の子らがその神々を崇拝する理由は、遥か昔に噴火した火山「神の目」を鎮めるためではないかとしています。
そのため「顔の島」はとても神聖な場所だった(鎮守神を祀る私たち日本人は理解しやすいかも)

恐らくウェスタロスは断層と火山が集っている(日本もそうですね)
火山噴火の影響で海の水が黒くなり「ブラックウォーター」と名づけられ、ドラゴンストーンに火山岩の黒曜石(ドラゴングラス)があることからも明らかです。

※黒曜石

そして火山灰は肥沃です。
ウェスタロスの南西部に位置するリーチ(河間平野)では、農作物がよく育ち豊かな土地であることから、噴火での火山灰はそちら側に流れ、土地を豊かにしたのだろうということです。

「長き夜」は火山の噴火がもたらしたのかも


提示者は「もしかすると、森の子らと最初の人々の争いは地震によって停戦したのではないか?」と仮説を立てています。
最初の人々は勿論地震を恐れ、森の子らは別の理由で恐れたため。

最初の人々と森の子らが停戦した後、しばらく平穏な日々が続きましたね。
しかし、「長き夜」が訪れた。

これは寒い冬の季節と共に火山が噴火したためだろうと。
灰が空を覆い尽くし、太陽の光を遮断してしまったのではないか?ということです。

6世紀の欧州は噴火によって10年もの間、空は灰で覆われ大飢餓をもたらせたという話があります。欧州だけではなく、今までに火山の噴火によって飢餓に陥った場所はいたるところで生じました。

ちなみに、日本には「天岩戸神話」がありますね。
天照大神(太陽)が天岩戸に隠れたというお話ですが、これも火山の噴煙によって太陽が消えてしまったことを基にした神話という説もあります。

夜の王のモデルはフランケンシュタイン?



さて、その「長き夜」が火山噴火の影響を大いに受けたとして、「だったらホワイトウォーカーは何なの?」という疑問を抱くと思います。
提示者は「夜の王のモデルはフランケンシュタイン」という仮説を立てています。
作家のメアリー・シェリーは欧州に襲った飢餓と寒さの中「フランケンシュタイン」を書いたとされ、GRRM(もしかするとD&Dかも)は「夜の王」のキャラクターイメージのヒントにしたのでは?ということなんですが。

フランケンシュタインは「自ら創造したものに滅ぼされる者」という意味でもありますね。

これらの説から、今後のストーリー展開に何か意味があるのか?と言われたら、「恐らく、ない」という類の話ですが、ウェスタロスの土地(メリサンドル曰く「この奇妙な土地」)がどういった場所なのか、改めて考えるキッカケになればと思い紹介しました。







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