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スターク家とホワイトウォーカーの関係@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章最終話の終盤の描写で、「ホワイトウォーカーとスタークは何か関係があるんじゃないか」という意見が取り沙汰されました。
当ブログでも少し触れましたけども。

加えて「夜の王=ブラン」や「夜の王になった最初のホワイトウォーカーはスターク」など、何かしら繋がりがあるのでは?という意見が多くなりました。

私個人、夜の王が何を目的に動き出したかが重要だと思っています。
ですから、「ジョンとデナーリスはどう戦うか」というより「夜の王はそもそも何か、彼の目的は何か」ということに関心を抱いています。

目下、私は夜の王やホワイトウォーカーの謎に迫った意見や理論を読み漁っています。そんな中「スタークと何かしら結びついているんじゃないか」という意見を目にするようになりました。
では、参考までにということで触れてみたいと思います。

スターク家の歴史と標語



スターク家の先祖は、ウェスタロスに初めて移り住んだ人間(最初の人々)です。
森の子らと何だかんだあったり、「長き夜」があったりしましたが、夜明けの時代にスターク家が設立されたそうです。
ですから、スターク家はウェスタロスで最も古くから続く貴族なわけです。

そのスターク家の標語は「冬来たる」ですね。
これは他の貴族の標語とは異なり、「家」や「家族」とは関係のない言葉のように聞こえます。

そこで「夜の王はスターク」という理論を踏まえると、スタークは夜の王やホワイトウォーカーも含めた一族ということになり、歴史的にスタークの血が流れている者たちの標語になるのではないか?という意見も。

森の子らの誤算?



ブランが三つ目の鴉に連れられ、最初の人々の男がホワイトウォーカーに変化(へんげ)する場面を見ました。
森の子らは、最初の人々の攻撃に対処するための武器としてホワイトウォーカーを創造しましたが、森の子らはその最初の人々の男に備わっている能力に気づかなかった可能性があるという意見。

最初の人々には、狼潜りなどの特殊な能力を持つ者がいますね。
野人にも狼潜りの能力を持つ者はしますし、ジョジェン・リードも特殊能力の持ち主でした。

ホワイトウォーカーにされた男が元々抜きん出た特殊能力の持ち主であったため(ブランと同じぐらいの能力?)夜の王になり、自らホワイトウォーカーを創造することができ、死者をも動かすことができたのかもしれません。
森の子らは男の能力を見誤っていたかもしれず、それでコントロールができなくなり、「長き夜」で戦う羽目になったのかもしれませんね。

最初の人々とホワイトウォーカーの協定


「長き夜」が終わったのは、最初の人々が死の軍団を倒したからではなく、両者で何らかの協定が結ばれたという理論は前々からありました。
その協定に基づいて北の壁が建てられ、ナイツウォッチを配備させることになったのだと言われてます。

しかし、長い年月を経るうち、ナイツウォッチは目的を履き違えるようになり、しかも組織としても弱体化していきました。
ナイツウォッチは壁の北側へ入り込むようになり、野人との戦いで多くの死者が出続けていた。それが協定を破る行為だったのでは?という意見です。

第一章第一話の冒頭、3人のナイツウォッチが壁の北へ偵察に出て行きました。その中の一人が殺害された野人たちを発見。
ホワイトウォーカーは2人のナイツウォッチをも殺害しましたが、一人だけ逃がしたのは人間に警告するよう仕向けるためだったという見方もできるそうです。

しかし、逃げたナイツウォッチの「ホワイトウォーカーを見た」という警告は、エダードでさえ信じることができず「勘違いだろう」と受け取ってしまいました。



そして第二章。
ジオー・モーモント総帥率いるナイツウォッチたちは、壁の北側へと進みました。
総帥自らが指揮を執り大勢のナイツウォッチが北へ侵入してきたことになります。恐らく、人間が協定を反故にしたと夜の王はみなしたかもしれません。

それから「ウィンターフェルは常にスタークでなければならない」は、スターク家で語り継がれてきた言葉のひとつで、ホワイトウォーカーとの協定のひとつであろうと言われています。

同じ第二章、ロブを裏切ったシオンと鉄兵によってウィンターフェルは侵略され、城に残っていたスターク(ブランとリコン)は城を脱して逃げましたね。
ウィンターフェルにスタークがいなくなったことになります。

時同じくして、壁の北側にある最初の人々の拳。
ナイツウォッチは死の軍団に襲われ、サムは死者の行進を目撃。

第二章は死者の行進の描写で終えました。
ホワイトウォーカーが動き出したのは、ナイツウォッチとウィンターフェルにスタークがいなくなったことも大きな要因であろうということです。

スタークが虐げられたことでホワイトウォーカーが活発化



また、「狂王エイリスによって、エダードの父リカード、兄ブランドンが殺害された頃にホワイトウォーカーが活動し始めたのではないか」という理論もあります。
これは、ホワイトウォーカーや夜の王と同じ血筋であるスタークが危険に陥ったこと、虐げられたことで動き出したという見方ですね。

ドラマはホワイトウォーカーの件からスタートしました。
その後の展開としてスターク家の災難を描き続けてきたことから、夜の王はホワイトウォーカーを率いて活発に動き出したのではないか?という意見もあります。

夜の王は野人に対してジョンの指示に従うよう促した



第五章の「堅牢な家」での件ですね。
ジョンが野人に壁を越えさせるため、船で搬送しようとしました。
そこで夜の王が率いる死の軍団は、絶妙なタイミングで現れたと言われています。

ちょうど野人たちを船に乗せている最中でした。
優先的に子供や病人を乗せていたと思いますが、順調に作業が進んでいた時に死の軍団が現れました。

野人らはジョンの言うことが正しかったことがわかったわけです。
生き延びて北の壁に辿り着いた野人たちは、ジョンに対して恩義を感じることになります。
それにより、ジョンを刺殺したアリザー・ソーンらに対抗でき、落とし子対決ではウィンターフェル奪回のために加勢することになりました。

夜の王は最初の人々の子孫である野人を根絶する目的はなく、同じ最初の人々の子孫であるスタークの勢力に繋げたことになるという風にも受け取れます。

現在、ウィンターフェルにスタークが戻りました。
最終章では大事な役割を持つと思います。
スタークと夜の王やホワイトウォーカーに繋がりがあるんでしょうか?
これらの予想や意見は当たってるのかどうか、そういう意味でも楽しみですね。








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