awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

北は覚えている@ゲーム・オブ・スローンズ

第六章未見の方は注意。
ネタバレを含んでいます。


まず最初に、原作を読んでいる人には「知られたことよ」でしょうが、ドラマだけを見ている者にはわからないことがあります。
「”北は覚えてる”って北部の人は言うけど、何を覚えてるの?」

調べました(笑)

スターク家は最初の人々の血族。
長いこと北部に於いて支配してきた血族で、アンダル人が侵略してきた頃も北部を支配する王だった。
しかし、王として独裁的なのではなく、北部の臣下に名誉と尊厳を与え、統治していた。
臣下が必要な時には、土地を与えるなどして支援を行っていたため、自ずと臣下の忠誠心を得ていた。
(現在の物語の)300年前、エイゴン・ターガリエンが侵略してきた時は、無駄な流血を防ぐために賢明な判断で跪いた。
長年、スターク家はナイツウォッチも含め、北部の平和を維持することに努めていた。
そのスターク家への恩義なども含め「北は覚えている」という風に言っているらしい。

スタニスがボルトンと戦うにあたり、加勢要請をした際のリアナ・モーモントの返事。
Bear Island knows no king but the King in the North, whose name is STARK」


モーモント家は、熊の島をスターク家から与えられたという経緯があったそうです。
そして彼女は第六章最終話で、真っ先にジョンを「
King in the North」と宣言し、北部の諸侯たちも続いて宣言。

ドラマでは、北部について大雑把にしか描いていませんでした。
ですから、北部に於けるスターク家の重要性は説明不足な点があると、不満を漏らすファンも少なくありません。


ちょっと余談ですけど、第一章一話目、脱走したナイツウォッチを処刑したエダード。
同行したロブ、ブラン、ジョン、シオンたちが帰る途中、死んでいる鹿と大狼を発見しました。

ロブは、壁の南側に大狼がいることが不思議だと言っていました。
「南側では生きられないはずなのに」と。
これは王都(北部から見たら南方)へ出向くエダードの行く末を暗示していたシーンだったかもしれません。
ロブ自身も父エダードの敵討ちとして南進。その結果は・・・。
鹿はロバート・バラシオンの死を暗示ってことでしょうね。


では次に、第七章の北部やウィンターフェルはどういう展開になるんだろう?という、ファンの予想を紹介します(セオリーとはちょっと違う)

北部はまだ侵略される危険が残っているかもしれない。
しかし、ジョンは”ウィンターフェルの領主”だとか”北の王”という立場よりも、ホワイトウォーカーの脅威に対する関心しか持っていないと思われる。
ウィンターフェルの再建、北部をまとめる役割はサンサに委ねるだろう。

北部自体の問題として、スターク家を裏切ったアンバー家とカースターク家をどうするか?が話し合われるだろう。
ウィンターフェル奪回に尽力した、モーモント家、ダヴォス、トアマンドをはじめとする野人たちの立場は向上するかもしれない(野人たちには正式に土地が与えられ、ダヴォスは北部に土地と称号が与えられるかも)

第七章の前半、サンサはまだブランとアリアが生存していることを知らない。
二人はウィンターフェルに戻ってきて再会を果たすだろうが、それぞれ異なる道を辿ってきたことで、すぐに「一致団結」ということにはならないだろう。
三人それぞれ負っている役目が違うため。

北部に滞在しているリトルフィンガーは、鉄の玉座を諦めてはいない。
彼はロビンを通して谷間の権力を握っている。
そのうち、邪魔なロビンも抹殺する計画かもしれない。
サンサをラムジーと結婚させたのは、ウィンターフェルにサンサを戻すためだった。
故に、ラムジーがサンサを大事にするとかしないとかはどうでも良いこと。むしろ、ラムジーからサンサが傷つけられていた方が、リトルフィンガーにとってボルトンを潰す理由ができて好都合だったかもしれない。

・・・ということで、第七章も北部(ウィンターフェル)が登場する割合は、相変わらず少ないかもしれません。ほとんど、ジョンとデナーリスを中心とした展開でしょう。
残り13話です(第七章は7話、第八章は6話だそうです)
今まで放送したトータルは60話ですから、残りは本当に少ない。
消化不良で終わらなきゃいいなぁ~と思います(苦笑)







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