awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第一章#9~最終話@ゲーム・オブ・スローンズ

地味に続けています(苦笑)

◆第一章 第九話「ベイラー大聖堂」
  • 原題のエピソードタイトルはエダードがヨーレンに叫んだ「ベイラー」です(邦題は大聖堂という場所を指していますが、原題はベイラーの像を指しています。大した違いはなさそうに思えますが、意図することが異なります)
  • ジョン・スノウがジオー・モーモント総帥からロングクロウを受け取ったシーンは、第八話に入れる予定だったらしい。
  • ティリオンがブロンや谷間の部族らと共に北部軍と戦うため出陣した直後、ティリオンにハンマーが直撃して気絶したシーン。本当はその「グリーンフォークの戦い」を撮る予定だったが予算の都合で割愛。それでティリオンを気絶させた。
  • ティリオン、ブロン、シェイがゲームをするシーンは、カット不足のために追加撮影。寒い夜のテントの中で撮影したとの監督談。

◆第一章 最終話「炎と血」
  • ショーン・ビーンは最終話にもクレジットされていた。登場したのは頭部の作り物だけ。
  • ブロン役のジェローム・フリンもクレジットされていたが、登場しません。
  • エピソードタイトルはターガリエン家の標語。
  • アリアが王都から北へ向かう最後のシーン。拘束された囚人の中にジャクェンがいるが、正式なキャスティングをしていなかったためにフードを深く被っている。
  • 北部はかつて跪いたターガリエン家がほぼ滅亡し、スターク家と結びついていたロバート・バラシオンの死により、借りのある南の王がいないということもあって、北部の諸侯はロブ・スタークを「北の王」と宣言した。
  • 訃報を聞いて黒の城から飛び出し、南へ向かおうとしたジョンを追いかけるサムたちのシーン。サムが木の枝に引っ掛かって落馬するのは脚本にはなかった。実は撮影時の照明が貧弱で、サムに扮した女性スタントがリアルに木の枝に引っ掛かって落馬してしまった。それで急遽、サムが落馬したという設定に変更して、付随するシーンを撮影し直した。落馬したスタントは大怪我をした。
  • ジョフリー役のジャック・グリーンソンは、自分で玉座に座る姿勢を必死に考えた(体を傾けるという座り方ですね)
  • タイウィン・ラニスター役のチャールズ・ダンスは、ワインを飲んでいるシーンでは葡萄のジュースを飲んでいた。
  • スタッフたちは黒の城と高巣城のセットを懸命に造り上げたが、第二章で使用しないことを嘆いた。
  • ドロゴを火葬しデナーリスが現れる最後のシーンは、日の出の時間帯に撮影しなくてはならなかったため、三日かかった。










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第七章のデナーリスの衣装@ゲーム・オブ・スローンズ

先日、公式のプロモ動画がお目見えしました。
サーセイ、デナーリス、ジョン・スノウがそれぞれ座る玉座や椅子(ジョンは椅子)まで歩いているというものです。
第七章は、その3人を中心にそれぞれ展開していくと示唆しているのかもしれません。

中でも、ウェスタロスに乗り込んだデナーリス。
プロモでドラゴンストーンを拠点にすることも明らかにしています。
そして、彼女の衣装ですが第一章でヴィセーリスが着ていた服と似ていることがわかりました。
恐らく、ターガリエン家の正装なのかもしれません。
動画ではわかり辛いんですが、デナーリスが着ている服の襟もドラゴンの鱗を模したものが施されていると思われます。

第一章、デナーリスとドロゴの結婚式時に来ていたヴィセーリスの服。


今回の動画でデナーリスが着ていた服。


ちなみに、プロモ動画で使用されていた曲はJamesの「Sit Down」(1989年)です。
歌詞と映像が連動してるので、一応歌詞つきの動画を。

プロモでは、
・三人がそれぞれ自分が座る場所へ歩いていく
・座る
・目がアップになり三人とも目を閉じる
・ロウソクが風で消える
・サーセイが息を吐く(白くなっている)
――この流れをファンはまたも、あーだこーだと議論してます(苦笑)

ロウソクが風で消える・・・で象徴しているのは、第二章でレンリーを殺したスタニスの影と同じように魔法に関連した何かが忍び寄る(この場合はホワイトウォーカーではないかと)
そして、三人が目を閉じたのは黒と白の館に並べられた「顔」も連想できますが、何かを決意したとも受け取れるんじゃないか?ということです。
サーセイの息は、王都にも「冬来たる」

「世界は巨人の青い目の中にある」という”ばあや”の話。
それをロブから聞いたブランは「そうなのかもしれない」と言っていました。
ホワイトウォーカーは多くの人々とって、巨人の青い目と同じで神話やお伽話という感覚だけど、彼らが冬を連れて来るぞ~ということを表してる?





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裏話:第一章#7~#8@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章までの繋ぎ的に紹介してます。

◆第一章 第七話「勝つか死ぬか」
  • このエピソードタイトルは、サーセイの台詞からつけられた。
  • ラニスター軍のキャンプシーンは、第八話のシーンを使用。そのため、冒頭に谷間の部族が映っている。
  • タイウィン・ラニスター役のチャールズ・ダンスは、実際に鹿をさばいている。
  • ティリオン・ラニスターが出ていないエピソードのひとつ。
  • 「ジェイミーとタイウィン」「オシャ、シオン、メイスター・ルーウィン」のシーンは、エピソード全体のカット不足で追加撮影されたもの。

◆第一章 第八話「進軍」
  • エピソードタイトルの原題は「尖った先端(The Pointy End)」で、ジョンがアリアに”ニードル”を贈った時のアドバイスからつけられた。
  • アリザー・ソーンはジョン・スノウを嫌っている。彼はターガリエン側でロバートの反乱を戦っていたので、ロバート側で戦ったエダード・スタークに反感を抱いていた。そのエダードの落とし子であるジョンを蔑視していたと言われている。
  • 元々このエピソードでは、投獄されたエダード・スタークが登場する予定はなかった。しかし、多視点の物語ながらもエダードは主人公であると視聴者が認識するため、登場させることになった。
  • 原作では、シリオ・フォレルと戦うマリーン・トラントたちはガッチリと鎧などで装備していなかったため、シリオは彼らに大怪我を負わせることが可能だった。その点をドラマでは変更し、木製の剣を持つシリオが不利であると容易にわかる設定にした。
  • アリアが城から脱出するシーンは、時間の都合で大幅にカットされた。
  • エダードが拘束されてた牢獄は、ウィンターフェルの陰窩と同じセット。
  • このエピソードの脚本を書いたのは原作者であるジョージ・R.R・マーティンだが、彼はコストがかかる脚本を書くことで有名。だからか、ロブ・スタークの呼びかけでウィンター・フェルに集まる北部の諸侯たちの諸々のシーンは、コストがかかり過ぎるものだった。そのため、大幅に割愛された。
  • ティリオンがブロンや谷間の部族たちを連れてラニスター軍のキャンプ地に到着するシーン。ティリオンとブロンは本来馬に乗っているはずだったが、予算がなかったために徒歩になった。
  • ティリオンがワインに手を伸ばし、タイウィンがワインをわざと遠ざけるようなシーン。脚本には書かれていないアクションだったが、ジョージ・R.R・マーティンは彼ら父子の関係を端的に表しているとして気に入ったらしい。








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