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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

第七章まで一ヶ月弱!ファンによるセオリー@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章まで一ヶ月切りました。
昨年、第六章が終わってから、まぁ~何とかここまでネタを投下し続けて参りました。
一体、何を書いてきたのか自分でも忘れてますけどね(苦笑)


さて、今回は「ファンによる驚くべきセオリー(理論)」を紹介します。
ドラマは原作を通り越しましたので、今後はどう展開するのか原作ファンもわからない故に様々なセオリーが登場しています。

・サーセイは狂女王になる
狂王エイリスのように、ある意味生まれ変わる。
彼女が純粋な愛を注いでいた子供たちがいなくなり、周りは敵だらけになるため、サーセイの恐怖統治と狂乱が加速するだろう・・・という見方です。

・ジェイミーはサーセイを殺害する
このセオリーは、ドラマで割愛された魔女の予言の部分が根拠になっています。
結構、その理由で同様な予測をする人が多いのですが、私はドラマでその予言を割愛した意図があると思うので、ジェイミーがサーセイを・・・ということに関しては懐疑的です。

・ティリオンはターガリエン
このセオリーも有名ですね。根拠となっている事柄も多いのです。
タイウィン・ラニスターはティリオンを息子ではないと何度か言った。
ティリオンは幼い頃からドラゴンに興味を持っていた。
そして、デナーリスもティリオンもジョンも母親が出産した直後に亡くなっているという共通点がある等々。

・ジョン・スノウはAzor Ahaiであり光の戦士
予言ではAzor Ahaiの生まれ変わりが誕生するとありまして、このセオリーも有名です。
諸説は色々あるのですが、捻くれな私はジョンではないと思ってます。
Azor Ahai=ジョンって予想しやすいだけに、意外性がなくてどうかな?と。
確かにジョンは蘇りましたから、光の王にとって必要な人物であることは確かですが。



・ユーロン・グレイジョイはドラゴンをコントロールできる
これはですね、原作ではユーロンが放蕩していた時にドラゴンをコントロールできる”角”を手に入れたと書かれていることが根拠ですが、ドラマでは触れていません。
ですから何とも言えません。

・ブランはホワイトウォーカーを七王国に導く
ご存知の通り、第六章でブランは夜の王に腕を掴まれ、印をつけられてしまいました。
ですから、ブランが北の壁を越えて戻ってくるということは、壁に施されている魔法の解除に繋がり、ホワイトウォーカーたちは壁を容易に越えることができるようになる。
夜の王が壁を崩す必要もない。
ブランが壁のドアを開けたままにしているからだ・・・ということです。
これはセオリーじゃなくとも予想できる展開ですけどね(苦笑)

・ブランは”ブラン・ザ・ビルダー”である
ブランの祖先で、北の壁とウィンターフェルを造った”ブラン・ザ・ビルダー”はブラン自身であるというセオリーも数多く有ります。
根拠となっているのは原作で書かれている部分で、オールド・ナン(ばあや)はあらゆる”ブランドン”が一人であると思い込んでいるということから。
これも原作に依存しているだけです。
ドラマではそういったシーンはありませんでした。
伏線として出発点がないのであれば、回収もされることはありません。

・ジョラー・モーモントは灰鱗病の治療を受ける
以前、当ブログで既に紹介したことのあるセオリーですが、ジョラーはクァースで出会ったマスクの女と再会し、彼女によって灰鱗病を治すというもの。
マスクの女は、ジョラーに「ヴァリリアを通る時は警戒する必要がある」と告げていたことから、ジョラーが灰鱗病となることもわかっていたのでは?ということが根拠です。

・デナーリスは灰鱗病を生物兵器として使用する
ちょっとトンデモなセオリーですねぇ。
・・・・・これはないわな(苦笑)

・ジェンドリーはジョンと手を組む
ジェンドリーはホワイトウォーカーと戦う武器を作るため、ジョンと一緒に行動する。
経緯は不明ながら、有りそうな展開ですね。

・リトルフィンガーはサーセイと結婚し、七王国の王になる
彼はサンサに鉄の玉座に就くという夢を語りましたが素っ気ない反応だったため、サンサを諦めてサーセイに鞍替えするというもの。
サーセイはあらゆる敵を倒すためには戦力が必要であり、リトルフィンガーはアリン軍を提供することでサーセイと結婚・・・。
う~ん、リトルフィンガーはボルトンを倒すためにスターク側に加勢させましたからね。
あちこちに支持を変えてたら、アリン軍の兵士による反乱が起きるでしょうよ。

・サムはすべての鍵を握っている
これも多くの人が指摘してますし、セオリーとしてでなくとも予測できることですね。
知識の城で多くを学ぶので、サムは何かしら真の戦いのための情報を得るでしょう。

・ヴァリスは人魚
第六章でヴァリスはドーンへ向かいましたが、そこからミーリーンに戻るのが早かったのは、彼が人魚で自分で泳いできたから・・・(爆笑)
しかも、七王国に到着したデナーリスのドラゴンは北の壁を全部炎で溶かしてしまい、ウェスタロスが水没してしまう。
ヴァリスは人魚なので唯一生き残るとか(笑)


実際に有りそうなセオリー、「何だ?それは」というセオリーを紹介しました。
個人的に「ヴァリスは人魚」が気に入りましたけどね(笑)
七王国が水没というオチだとしたら、それはそれでアリかも(苦笑)






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トム・ハーディ入魂ドラマ「TABOO」

先週、海外ドラマ「TABOO」(全8話)をスターチャンネルで見終わったところです。
ちょっとした感想を(ネタバレなしです)


トム・ハーディの企画(彼の父親と共に)、プロデュース、主演ということで、トムさんの入魂ドラマと言っていいかもしれません。
リドリー・スコットもプロデュースしてますね。

ストーリーは大雑把に言えば、トム演じるジェームズの復讐、裏切り、禁断の愛・・・というものが主軸となって展開していきます。
ドラマでの悪者は「イギリス東インド会社」で、それに真っ向対峙するという筋立て。
「東インド会社」ってよく聞きますね(パイレーツ・オブ・カリビアンでもお馴染み)
”インド”という呼称にはなっていますが、それは”アジア”を指しているそうです。

その東インド会社を仕切っている人物をジョナサン・プライスが演じてます。


「東インド会社」がどういった組織であるかを事前に知っていると、ドラマの話に入りやすいかもしれません。
イギリス東インド会社と王室との関係とか、どのような貿易をしてたとか。
劇中、紅茶に関する下りがあるんですが、「この中国との貿易がやがて”アヘン戦争”へと突入するんだなぁ~」という歴史的な時代背景も読み取れると思います。

ドラマの映像はスタイリッシュで小汚いという感じ。


時折、ジェームズの不可思議で恐ろしげなフラッシュバックシーンが挟み込まれますが、「重要な意味があるんだろうなぁ~」と、チラつかせていきます。
ただ、その抽象的なフラッシュバックシーンが邪魔臭い時があります(苦笑)
ドラマのテンポというかリズムを狂わせてるなぁ~と。
「もうわかったから、次へ進んで」という感じにはなりました(個人的には)

ドラマ全体の印象は、ジェームズがタフであるということに尽きますね。
精神的に何かトラウマを抱えていながらも、目的に突っ走っていくという姿が全体的に描写されています。
そして、彼は綿密な計画を立てて協力者を集めていく。

まぁぶっちゃけ、わかりにくい部分は多々あるんですけどね。
でも、わかりにくいからこそ次のエピソードも見てしまうという(苦笑)
「どうなるの?」という好奇心で、ひたすらオチを見たくなるというか。

そして、何よりこのドラマは出演している俳優さんたちが皆素晴らしい。


存在感ありまくりのトム・ハーディが独壇場にならずに済んでいたのは、脇をかためる俳優さんたちの賜物だと思います。
OPクレジットの映像は、ドラマの展開を示唆していたんですね。

さて、どうやら「TABOO」はシーズン2も製作するようですが、あのラストの続きなんでしょうか?







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裏話:第四章#7~#8@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章まで、あと一ヶ月ぅ~!!



◆第四章 第七話「月の扉」
  • 原題のエピソードタイトルは「Mockingbird(モッキングバード)」で、リトルフィンガー(ピーター・ベイリッシュ)独自の印。モッキングバードはスズメ目マネシツグミ科の鳥。
  • ブロンは第一章から着実に出世している。キャトリンがティリオンを捕らえた時は護衛の任に着き、決闘裁判で代理として戦いティリオンの釈放に貢献。傭兵だったブロンは第二章でシティウォッチの総帥となり、第三章ではブラックウォーターの戦いの貢献によって「ブラックウォーターのサー・ブロン」の称号を得た。第四章はサーセイの賄賂として貴族の娘と婚約。
  • ホットパイはアリアたちと一緒の時に「ウィンターフェル」を「ウィンターヘル」と言い、鎧を着ている者はすべて騎士だと思い込んでいた。それをアリアたちに間違いだと指摘されていたが間違えたままである。
  • ホットパイがブライエニーに手渡した狼を模ったパン。スタッフは70個ほど焼いたパンの中で形が良いものを選んだ。
  • ハウンドはアリアに自分の顔の火傷に関する話をした。本当は第一章の馬上試合で語る予定だったが、撮影は悪天候になったため省かれ、リトルフィンガーが密かにサンサに語るシーンとなった。ハウンドがその時に話す予定だった台詞はオーディションの際に使用されたもの。
  • リトルフィンガーは今までも多くの死に関わっていたが、自分で直接手を下したのは初めて(ライサ・アリンを突き落とす)
  • ライサ・アリン役のケイト・ディッキーは、月の扉から落ちるシーンの撮影を怖がっていた。セットに於いても月の扉から地面までは高さがあり、ハーネスを使用して撮影した。
  • 牢獄にいるティリオンを訪ねるオベリンのシーンは、オベリン役のペドロ・パスカルが一番最初に撮影したシーンだった。
  • 高巣城でサンサは雪でウィンターフェルを作ったが、それはエピソムソルト(硫酸マグネシウム)と調理用の塩を混ぜたもので、ロビンが壊すシーンもあるため同じもの(ウィンターフェル)を6つ作った。
  • 雪でウィンターフェルを作るシーンは、「サンサとジョン・スノウがウィンターフェルとスターク家復活に関わることを予兆しているのでは?」というセオリーが存在していた。



◆第四章 第八話「山と毒蛇」
  • タイトルはグレガー・クレゲイン(マウンテン)とオベリン・マーテル(ドーンの赤い毒蛇)を指している。
  • 劇中、大きな展開があるにも関わらず、高巣城はオープニングクレジットで表示されない。
  • ティリオンがジェイミーに従兄弟がひたすら虫を潰していたという話は、世の中の理不尽さと無秩序をティリオン自身が死を直前にして問うという意図がある。
  • ジョラー・モーモントがデナーリスに関する情報をヴァリスに送っていたため、デナーリスは暗殺されそうになった。それを阻止したのはジョラーだったが、暗殺未遂という事態が起きことでカール・ドロゴはウェスタロスに乗り込む決意を固めた。それによって金品を得るために虐殺を行い、デナーリスの慈悲行為によって結果的に子供もカール・ドロゴも失うことになった。つまり、ジョラーの密告はドラゴン誕生に結びついた。
  • 谷間のヨーン・ロイスの三人目の息子はナイツウォッチになっていて、第一章第一話の冒頭に登場した三人のナイツウォッチの一人だった。
  • オベリンとマウンテンの決闘のシーン。ロケはクロアチアで行われた。使用した場所は1980年代に建てられたホテルだったが、ユーゴスラビア紛争時に爆破され、ずっと放置されていた廃墟。撮影前に大量の落書きを消す必要があった。

【おまけ】
第一章で斬首された首をジョフリーがサンサに見せましたが、セプタの隣の首がアメリカ元大統領ブッシュだと騒ぎになり、後にデジタル修正したそうです。
日本で放送されたのは、その修正後の映像のようですね。
「ブッシュ元大統領の首が~」とトリビア的に言われていますが、確認しようにも修正後なのでわからない――という裏話です。






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