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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

「ブラン=夜の王」理論@ゲーム・オブ・スローンズ

ちょっと仰天するセオリー(理論)ですけどね。
セオリーの提示者は「このセオリーを信じないで下さい」と予め書いていますが、着目点としては面白いので紹介します。


私たちはブランの能力を知っています。
過去へのフラッシュバックで、父エダードはブランの声を聞いた。
ホーダーにも影響を与えた。
そして、最も重要なことは夜の王がブランを見た上に腕を掴んだことです。

現在のブランは、夜の王、ホワイトウォーカーの脅威を阻止しようとしています。
そのために、森の子らが最初の人々の男にドラゴングラスを刺し込むことを止めさせようとするかもしれません。
ですから、彼は再びその場所・時間に戻る可能性があります。

しかし、森の子らはブランを取り押さえ、木に縛り付けてしまったとしたら?
あの男はブランだったかもしれないのです(男の中にブランが入り込んでいたかもしれない)

ジョジェン・リードはサマーに入っていたブランに警告しました。
「長く留まってはいけない」と。
長時間留まると、家族も自分自身も忘れてしまうと告げていました。
しかも、三つ目の鴉も異なる時間に長く留まることの危険を告げていました。
「水底は美しいが、長くいると溺れてしまう」
これらの警告が台詞としてあったのは、理由があってのことだと思います。


ブランは騎士や王の楯になることを夢見ていた少年でした。
ドラゴングラスを刺し込まれた後、自由に動ける上に力がみなぎる楽しさに浸ってしまい、やがて次第に自分を忘れてしまうでしょう。
ブランのあらゆる記憶は消え去る。

夜の王がブラン自身なので、フラッシュバック中の自分の腕を掴むことができたのではないでしょうか。
三つ目の鴉を斬りつける直前に彼を見つめたのは、デジャヴのように「どこかで見た」という感覚になったのかもしれません。
堅牢な家でジョンを見た時も同様だったのかもしれない。

亡者は火によって退治できます。
ホワイトウォーカーはドラゴングラス、またはヴァリリア鋼の剣で退治できます。
しかし、夜の王を倒す方法は現段階では不明です。
ホワイトウォーカーと同じではないかもしれません。

ジョン・スノウが夜の王はブランの意識によって動いていると知ったら?
何かしらの書物によって、夜の王がブランであるとサムが発見するかもしれません。
フラッシュバックしたブランの意識を何とか引き戻すか、ブランを斬らねばならないかもしれません。

恐らくブランの肉体は死ぬことになるでしょう。
そして夜の王から抜けたブランの意識は「光の王」となる。
過去は現在であり未来でもあると理解し、物語を導いていくストーリーテーラーのような役割に気づくでしょう。
ブランはすべてを見てきました。
どこで誰が必要なのか、誰がどんな役割を持っているのか見届けました。

”最初の人々の拳”に埋められていたドラゴングラスをサムが発見したのも偶然ではありません。エッドが「誰かに見つけてもらいたかったのだろう」と言った台詞の通りです。
三つ目の鴉がブランに「全てを学ばなければならない」と言ったのは、こういう理由からでしょう。

終わりは始まりでもあり、既にある。

この戦いで重要な役割を担った人々は「七神」として崇められている。
the Father:ダヴォス(もしくはハウンド)
the Mother:デナーリス
the Maiden:サンサ
the Crone:メリサンドル
the Warrior:ジョン・スノウ
the Smith:サム
the Stranger:アリア
七王国に渡ったドスラク人によって夜の王と人類の戦いはエッソスにも伝えられ、「幽霊草」として語り継いでいる。
そして、彼らは死んだら黄泉の国「ナイトランド」へ行けるようにと、亡者として蘇ることを避ける野人と同じく火葬する風習が根付いている。

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実際にこのような展開にはならないでしょうが、結構凄いストーリーですよね。
夜の王を倒せてもハッピーエンディングにはならない辺りが、「ほろ苦い結末」としてピッタリなような気がします。
それにしても、想像力豊かだわぁ~。





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第七章の予告編第二弾を更に検証@ゲーム・オブ・スローンズ

先日、第七章の予告編第二弾が登場しました。
さっそく当ブログでザッと検証しましたが、今回は「パッと見て、何のシーンなのかよくわからない」という部分を取り上げてみたいと思います。
以下は!ネタバレの恐れがあります。注意!


まず最初ですが、このシーンから。


海岸であることはわかりますが、これは一体何のシーンでしょう?ということで、たぶん北の壁の向こうへ向かうジョンたちだと思います。
場所は「Eastwatch by the Sea」で、下の地図に矢印で指してる場所です。


ジョンは、ドラゴンストーンから直接舟で向かったのかどうかは不明です。
人数的には既に多いので、トアマンドをはじめとする野人や旗印なき兄弟団と合流しているような感じにも見えますけど、北の壁の向こうへ行くメンバーと合流する経緯はわかりません。

そして、海岸のシーンがもうひとつ。


これはジョンたちではなく、シオン・グレイジョイです。
舟の傍にいるのは、鉄の兵士でしょう。
ユーロンから攻撃を受けたヤーラとシオンですが、シオンは逃げ出したことになります。
(ヤーラに関しては、この記事の下に書いておきます※)

次はハウンドですが、「何をやってんの?」という感じのワンシーン。


場所は、ロケ地になっていたイタリカのようです。
ですから「ドラゴンピット」でのシーンだと思います。
「ハウンドは誰と戦ってるの?」という疑問がわくと思いますが、北の壁の向こうから連れてきた者を相手にしているかもしれません。
何故なら、「ホワイトウォーカー?そんなものはいない」と思ってる人たちに「本当にいるもんっ!」と、証明する必要があるからです。

予告編の終わりの方で、馬に乗って走り去るシーン。
馬に乗っているのはジョンのようですね。


着ている服が同じっぽいです。


さて、ここからはリーク内容を書きますので、読みたくない方はここまで・・・ということで。



ジョンたちは亡者やホワイトウォーカーに取り囲まれピンチになりますが、ドラゴンが飛んできてメンバーたちを救出。
しかしジョンだけが取り残される。
そこへ、ベンジェンが現れます。
ベンジェンは自分が乗っていた馬をジョンに与え、逃げるよう促す。
――と言うリーク内容でした。

ジョンたちは馬に乗って北の壁の向こうへ行っていませんし、ベンジェンから助けられたというシーンで正解かもしれません。
ベンジェン役の俳優さんがロケ地のアイスランドに来ていた情報がありましたので、登場するのは確定してます。

※)ヤーラについて。
ヤーラはユーロンの捕虜となります。
スペインのロケ撮影で、ユーロンが王都に凱旋したシーン。
ヤーラが拘束されて連れられている姿を確認してます。







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