第七章#1を振り返り#2を予想する@ゲーム・オブ・スローンズ
シーズン前と異なり、次のエピソードへの予想はより具体的になっていきますね。
まだ第一話しか放送していませんが、以前D&Dが第七章について語っていた「些細だと思われた事柄も重要な事柄となる」「起り得る葛藤をすべて盛り込む」ということがポイントなのでしょう。
恐らく、今シーズンの中心は真の戦いを前にした「人間」を描くのかな?と思います。
そして、過去のシーズンで起きたこと(点)が今シーズンの何か(点)と結びつく部分もあるかもしれません。言い方を変えると、ある種の伏線だったのかもしれないこと。
第一話ではハウンドでした。
第四章でアリアと共に訪れた家。
アリアとハウンドの旅のひとコマだと思われた家でしたが、今回ハウンドにとって自分の使命を受け入れる出来事に結びつきました。
で、第一話は印象深い台詞が多かったのですが、私はやはりリアナちゃん。
「男たちが戦っている間、暖炉のそばで編み物をする気はない」
またもやクラヴァー爺はタジタジ(苦笑)
次はサーセイとジェイミーに関し、何かしら示唆してるのでは?と思われるシーンについてです。
劇中、ラニスター兵役で出てたエド・シーランが歌っていた歌詞
(ドラマ用の歌なのか彼自身の持ち歌なのかわかりませんけども)
He rode through the streets of the city.
Down from his hill on high.
Over the winds and the steps and the cobble.
He rode to a woman's side.
For she was his secret treasure.
She was his shame and his bliss.
And a chain and a keep are nothing.
Compared to a woman's kiss.
For hands of gold are always cold.
But a woman's hands are warm.
「黄金の手」という部分があるんですね。
サーセイとジェイミーの関係を連想させる歌詞ですよね。
この歌は意図的な気がします。
それと、赤の王城内の大きな地図。
その地図の上にサーセイとジェイミーが立つシーンですが、サーセイは「The Neck」の上に立ち、ジェイミーは「The Fingers」の上に立っていると指摘している人が多いんですねぇ~。
それは何か意味があるの?という方は、こちらの記事を参照して下さい。
「ドラマではカットした重要なこと」
さて、第二話の写真が公式にUPされました。
予告編にも登場しているシーンもありまして、アリアがどこかの宿の近くにいる画像もあります。彼女は王都を目指していましたが、北部へ戻ることにしたんじゃないかと思います。
その宿はホットパイがいる宿ではないか?という意見が多いんですけどね。
でも宿の外観が違うという意見もありますが。
アリアがナイメリアと再会するのであれば、第一章で王たちと共に王都へ行く途中立ち寄った宿(ホットパイのいる宿)の近くを通ることは間違いないでしょう。
ホットパイとの再会シーンも見たいですねー。
相変わらずホットパイは「ウィンターヘル」と言い、アリアが「ウィンターフェル」と言い直すシーンとか。
ブライエニーに託した狼のパン、あれは結局どうなったのでしょう?(苦笑)
ウィンターフェルでは、サムから手紙を受け取ってなのか、ジョンはダヴォスを従えてドラゴンストーンに向けて出発するシーンもあるようです。
ジョンがドラゴンストーンにデナーリスが到着したことを知っているのかは不明。
そもそも、ジョンはデナーリスの情報に今までそれほど触れてきてたわけではないので、ターガリエンの生き残りの娘という程度しか知らないかもしれません(ドラゴンや穢れなき軍団の情報はさして知らないと思われ)
第二話で注目されているのは、ジョンとリトルフィンガーのシーンです。
この二人が会話するシーンは初めてですからね。
場所は地下墓所。
ジョンはリトルフィンガーに対して激怒してるシーンが予告編でありましたので、何かを言われると思います。
前にも書きましたが、ジョンは自分の母親が誰なのか聞かされるのかもしれないし、違うことかもしれませんが、とにかくジョンを怒らせる。
リトルフィンガーがロバートの反乱時にアーサー・デインは喜びの塔にいたという情報を知っていたなら、その塔を守らねばならない状況を察することができるでしょう。
喜びの塔にエダードが向かい、赤ん坊を連れて戻ったということも知っていたかもしれません。リアナのそばにいた女性から話を聞いた可能性もありますし。
北部の会議中、リトルフィンガーは余裕の笑みで眺めてる印象を受けてたんですが、彼がジョンを「北の王」から引き摺り下ろせるネタを握ってるんじゃないかと。
それが「R+L=J」かなぁ~と思うんですが・・・。
エダードの実子ではないため、リアナ・モーモントが演説した「エダード・スタークの血を受け継いでいる」には当てはまらない。
まるで喜劇を観賞してる観客みたいに眺めてる。
リトルフィンガーは真実と嘘を巧みに操って混乱させることに長けてる人なので、彼はどのようにサンサを利用し、自分との利害を一致させていくつもりなのでしょうね。
そして、ジョンがリトルフィンガーの首を絞めながら怒る姿は、第一章でエダードがリトルフィンガーの首を絞めたシーンと重ねてる意図があるのかな?
一方、ジョンが向かうであろう先のドラゴンストーン。
ここにヤーラ・グレイジョイとエラリア・サンドが加わって、戦略会議が始まるっぽい。
どこからどのようにラニスターを追い込むか?という話かもしれません。
デナーリス、ティリオン、ヤーラは第六章で一緒のシーンがありましたが、エラリアが一緒になるのは初めてですね。
全員サーセイを叩き潰すという目的で手を組んではいますが、メンバーを見ると微妙な関係にあるということがわかります。
特に、ティリオンが可愛がっていた姪のミアセラを毒殺したのはエラリアですし。
ティリオンがその情報を知っているのであれば、微妙な雰囲気になるはず。
まぁでも、エラリアの愛するオベリンはティリオンの決闘裁判によって死んでしまったわけですから、ティリオンは感情的になることはないと思いますが。
しかも、オレナ・タイレルはティリオンが無実の罪で処刑される危機を作った張本人。
デナーリスの同盟はこのように、妙なバランスで結ばれています。
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