最終章 #3@ゲーム・オブ・スローンズ
「暗々した中でのバトルシーンが続く中、視聴者はダレるんじゃないか?」という懸念も海外メディアが発していました。
さて、どうだったでしょう?
ネタバレです。未見の方は注意。
今回のエピソードタイトルも放送後「The Long Night(長き夜)」と公表されました。
暗い画面は続きましたね。
死の軍団が迫る中、待機している面々の緊張感は伝わりました。
そして、いよいよバトル開始。
この戦いで「たいへんよくがんばりました」と思ったキャラは(個人的な感想として)、アリアとリアナ・モーモント。
そしてシオン。
メリサンドルがウィンターフェルに現れるのは驚きでした。
彼女が来たことで怪訝な表情のダヴォスに「処刑する必要はない。夜明け前に自分は死ぬ」と告げた。
第七章での彼女はパワーが低下していたことを衣装で表現していたと、当ブログで紹介しました。そういう理由で一旦ブレーヴォスに戻り、パワーの回復・補充。
メリサンドルは炎の力にて死の軍団との戦いに協力。
彼女にとってもうひとつ肝心なことは、アリアとの再会でした。
第三章でアリアはメリサンドルに会っていました。その時メリサンドルが言っていた言葉にヒントがあったんですねー。
これは驚き。
メリサンドルは「茶色の目、緑の目、青い目、永遠に閉じる目」とアリアに告げましたね。
それらはアリアが殺害する相手の目の色であり、「青い目」は夜の王を指してしたんですねー。
ですから、このエピソードの中心は、アリアだったと思います。
ベリックはアリアを守るために生かされてたことになります。
そしてアリア自身、黒と白の館の少女からバシバシ特訓を受けたことも意味があったことになります。
ジェクェンも最終的にアリアが「娘はウィンターフェル出身のアリア・スタークだ。家に帰る」と言った時に笑みを浮かべたのも、彼女が自分の役割を果たせる能力を得たと核心できたからかな・・・と思えますね。
しかしアリアはバトル中、恐怖心が表れていた。
そこで師匠のシリオ・フォレルが教えた言葉「まだ死なぬ」が彼女を奮い立たせました。死に怯えることなく、死を拒絶すること。
その言葉を思い出させたのもメリサンドル。
アリアはブランを狙っていた夜の王に飛び掛り、その拍子に落ちそうになったヴァリリア鋼の短剣で夜の王を刺しました。
そして夜の王は崩れ去り、死の軍団が壊滅。
アリアが長らく辿ってきたラインは、夜の王に立ち向かったことに繋がっていたことになりますね。
あのヴァリリア鋼の短剣は、第一章でブランの命を奪おうとした武器、最終章でブランの命を守った武器・・・ということになります。
それと、私が予告編でブランの台詞が誰に言っていたか気になってましたけど、予想は大外れ(苦笑)
シオンに向けた言葉だったとは。
ウィンターフェルはシオンの居るべき場所、家だった。彼はスタークの家族なんだということですね。
それでシオンは奮起します。
バトルシーンは、ぶっちゃけグチャグチャ状態です。
長く続くバトルシーンってのは飽きさせてしまうリスクがあるのですが、構成的にはまずまずだったんじゃないかな?
それと、夜の王がニヤリとするのを初めて見ました。
笑うんかい。
退場となったキャラは、私が見た限りですと、
シオン・グレイジョイ、リアナ・モーモント、ジョラー・モーモント、ベリック、メリサンドル、エッド。
エッドはサムを守るために死んだ。最期の言葉は「サム」
シオン、ジョラー、ベリック、エッドは誰かを守るために死んだパターンでした。
戦いが終わり、ダヴォスに告げた通りメリサンドルは火のパワーを使い果たしたからか、夜明けと共に自らチョーカーを外し旅立った。
簡単にまとめますと、
・最終章放送開始前に煽りに煽った割に、夜の王は案外呆気なかった。
・エピソードタイトルは「The Long Night」だけど一晩だった。
・ジョンとデナーリスは上空からお疲れ。
・ゴーストがやっと登場してた(僅かに)
・シオンはもう”リーク”ではない。勇敢な死だった。
・ドスラク、穢れなき軍団、お疲れ。
・小さなリアナちゃん、巨人の亡者を倒してからの死は立派だった。
・アリアが辿ってきた過去のラインはここに繋がっていた。
・ジョラーはデナーリスを守る約束を果たした。
・サンサとティリオンのシーンが良かった。
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最終章:シオンはあの時の言葉通りに
第四話の予告。
お待たせ~な赤の王城登場。
ウィンターフェルでは、死の軍団との戦いに勝ち、次なる戦いへと挑む様子。
デナーリスたちは一旦ドラゴンストーンへ戻るのかな?
ウィンターフェルでの戦況を知ったサーセイも動き出すでしょうね。
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