ゴースト・オブ・ツシマ:プレイしてみたいけど難しそう…と思ってる方に解説します
それほどゲームはしないけど…という、私と同様な方に向けた記事です。
当ブログ記事「このゲームが合わない人」と併せてお読み頂ければ、「買って損した」ってネガティブコメントを書き殴ることにはならないでしょう。
アクションゲーム不慣れで苦手な私ごときが難易度「易しい」でプレイできたゲームですので、誰にでもプレイできるゲームであると断言できます。
高難易度とは違って防御が少し下手でもゲームオーバーになることは稀(体力が少ない序盤を除いてですが)
複数人の攻撃が断続的で大変だと思えば「戦闘負荷の軽減」を設定することもできますし(敵の攻撃が軽減される代わりに、ダメージ食らうと体力の減り具合が大きくなります)
ゲームの冒頭、蒙古襲来で合戦からスタートします。
チュートリアルの段階なんですが、「少し自信があるし、難易度の”易しい”はプライドが許さねぇ~」という方もいるでしょう。
「難易度の”普通”でも何とかやれるだろう」って感覚もあるかと思いますけども、「出鼻挫かれた」ということを覚悟できるなら問題ないかと。
で、「どういったゲームなのか知りたい」という人のために、言葉で説明するよりは動画の方が掴みやすいかと思い、冒頭を解説する動画作りました。
実は冒頭で引っ掛かるところはバトルではないんです。
私自身、散々考えて時間を要した箇所がありまして。
同じ箇所で詰まって、ゲームを止めちゃうともったいないので、そこも解説してあります(攻略と言うほどのものじゃない)
【追記】
ゲームで一番最初に取得できるトロフィーは、取得率80%以下でOPタイトル前にも関わらず低いです(但し、最終的なメインのクリア率はそれほど低くはない)
太刀を取り戻した後、槍を持った蒙古兵を討伐すると取得できるトロフィーなのですが、そこまで行く前にやめてしまうか、剣の威力や筋力で叩き斬るというゲームに慣れ切って「つまらん!」と投げてしまったかだと思います。
体力を回復させるアイテムは?
戦闘中、直に使用して体力を回復させる”アイテム”はありません。使えるのは気力のみです。
オープニングタイトルが終わり、マップに”ゆな”が表示されてる反対方向の「?」へ向かうと黄金寺に辿り着くんですが、近くに神社があります。
体力が少なくて心細い方は、そこをまず参拝し護符をゲットして下さい。
「敵を倒すと体力が中程度回復する」の効果がある護符です。
早々にその護符を装備しておくと、体力がガツガツ減ることはなくなります。
ちなみに…しばらくゲームを進めると、戦闘中ではない時(移動中とか)体力が回復する護符も手に入ります(これは有難い護符でございます)
「浮世草・政子之譚」に取り掛かると、まず最初に安達家の鎧を得られます。体力が増え、受けるダメージが軽減される効果があります。
新しい鎧を得ることで、多少楽になっていきます。
受け流しが成功した場合、気力や体力が回復するアビリティはありますけど、それらのアンロックを序盤で優先するか・しないかはプレイヤー次第です。
このゲームは、敵を倒すことでしか回復できないと思った方がいいです。
高い難易度にしてる人ほど、気力を保つことが重要になるでしょう。
「噂」は何の役に立つの?
「噂」を広げることでアビリティのアンロックができます。
街道で出くわす敵を倒すことによっても、「噂」を広げるためのポイントが若干加算されます。
噂を広げて仁の”二つ名”が変化すると「暗具」のアンロックに繋がったり、気力や体力が増えたりします。
このゲームの「噂」は経験値と似た立ち位置。
しかし「レベル依存」はしていません。”二つ名”が何であれ、取り掛かるクエストの制限は受けませんし、武具の制限も生じません。
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※なぜ「噂」が大事なのか?
これは私個人の意見です。
蒙古は武力だけではなく「噂」を上手く利用した戦略で各国を侵略したとのこと。
そして現代に於いても戦争は情報が重要です。
情報を歪曲し「プロパガンダ」として利用されることもあります。
このゲームに於いて仁の「噂」は、民に希望を与えることにも、敵である蒙古を怯えさせることにも繋がる…という意味なのだと思います。
ゲームの背景は侵略された対馬です。要は「有事」です。
情報としての「噂」はとても重要であり、その「噂」を広めることが肝心だということなのかもしれません。
メインの「仁之道」だけやったらどうなる?
ゲーム慣れした方はメインの「仁之道」だけプレイしてもクリアできるでしょうが、相当困難になりますのでお勧めしません。
まず、野営にいる隊長を倒すことでアンロックできる「型」が会得できません。
噂が広がりませんから、アンロックできるアビリティも少なくなります。
メインで得られる武具以外は手に入りませんし、強化するための素材が集まりませんから強化もできません。
伝承の奥技も会得できません。
ゲーム自体バランスよく構成されてますので、まんべんなく巡ることが肝心。
一騎討ちを選択したら何かいいことあるの?
近くに敵がいると、自動的に「一騎討ちをする」と表示が出ます。
表示が出たと言っても、一騎討ちしなきゃならん…ってことはないですが。
この一騎討ちは、成功すると気力が大幅に回復します。失敗すると難易度「易しい」でも一発で瀕死状態に。
これは一種の賭けですからね。
緊張感を味わいたい方は面白く感じられるでしょう。
成功すると、一瞬爽快感も得られますし。
ゲームスタート直後の敵はフェイントをかけてきませんし、割と成功しやすいです。攻撃をしてくる時は必ず足を前に出しますから、足の動きをジィ~~と見てるとタイミングが掴みやすいです。
但し、どんな武器を持った敵が相手になるかは直前までわかりません。武器によって違ってきますので。
槍は長いし突いてくるので、私は難しく感じました。
当然、ゲームの進行と共に一騎討ちも難しくなります。敵の動き出しから攻撃までの速度が上がります。反射神経鈍い私は無理です(笑)
「死にゲー」ではないの?
「死にゲー」の定義がよくわかってませんので、何とも言えません。
敵は生身の人間ですから、魔法を使ってくるとか、人間離れした俊敏さで高速移動するとかはありません(笑)
このゲームで難しいのは、意外にも蒙古との戦いではないんです。
刀同士の一騎討ちの方が難しい。
難易度「易しい」であっても難しさは同じ(被ダメが少ないから助かる)
敵との戦闘で瀕死になり気力で回復できないと(それを可能にできるアビリティは”鉄の意志”です)、敵からトドメを刺される場面を見せられてからのゲームオーバーとなります。
要はHPがなくなりアッサリ終了ってことはなく、瀕死状態のところでトドメを刺されるのを見ることになる仕様。
これはかなり不快な気分にさせられる可能性がありますよ。敵はあざ笑っていますし(蒙古兵からは斬首されてしまうこともある)
やられて悔しいところに輪をかけますから、精神的にキツイです。
ムカついたり、イライラしてストレスになる方は、欲張らずに「易しい」を選択した方が賢明です。
たとえば街道で出くわした蒙古兵にやられ、悔しいから再度戦おうにも、そういったMOBは固定配置ではなくランダム出現なため、リベンジできません。
ですから悔しさは募るし、「死にゲー」よりも敗北の重みを感じさせられる気がします。
他に、タスクによっては仁が死ななくとも失敗扱いでゲームオーバーになることはあります。
あとは、神社参拝。
死ぬ頻度は高いです。
で、結局楽しいの?
ステルスゲームが得意ならば結構楽しめると思いますよ。
野営や砦でいきなり直接対峙するのは危険。あっという間に大勢の敵兵に取り囲まれてしまいます。
ですから必然的に潜入というカタチになります。
ステルスは自分なりの戦略を立てることが可能です。
それと、バトルプレイのみに楽しみを見出そうとする人より、ストーリーを見ていく人の方が合うでしょう。
それだけストーリーは素晴らしいです(サブキャラの浮世草も含め)
批判意見は的外れが多い
数々のゲームを経験した人の意見は鵜呑みにしない方がいいです。単に既存のゲームと比較して批判するって人もいますので。
相対的評価が多いんですよ。
その既存のゲームを知らない人にとっては、どうでもいい意見。
発売前「誰もが楽しめるゲームを目指した」とサッカーパンチは言及していました。つまり大衆向けのゲームであるということです。
ですから、殺陣のチュートリアルでは少年期の仁が(回想として)指南されてる場面であり、プレイヤーにキチンと教えるっていう親切さがあります。
「死にゲー」と比較して四の五の言う人は、そういった点を無視してます。
難易度「易しい」は、端的に言えば「簡単に死なない」
それだけでも随分、気軽にプレイできる要素になり得ると思います。
「易しい」では物足りないと思えば「普通」に。
更に手応えが欲しいのなら「難しい」に変更すればいいだけのことです。難易度はいつでも変更できます。
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