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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

初心者でもできる。GIMPで写真を合成する方法

私は画像の加工を趣味程度で始めて一年です。
本格的に勉強もしてませんし自己流ですが、初心者だってここまで合成することはできますよ~ということで、今回は合成の過程を紹介します。
画像によって加工過程は異なりますけど、一例として参考までに。

まずは、合成の完成画像。


1. 背景画像に対し、切り抜いた人物画像の配置と大きさを決める。

(練習で切り抜いていた頃の画像を使用。雑な切り抜き部分を修正)
最初は背景に合わせて、切り抜いた人物の大きさを変更します。
背景の周辺にあるものとのバランス、あと遠近的な考慮も。

配置は必ずしも真ん中にするわけではなく、背景との兼ね合いで「ここがいいかなー?」という感覚で決めます。
デザインを勉強した人は、原則に基づいて配置するでしょうけどね。

今回のオリジナル画像、背景は暖色ですが人物画像は寒色気味です。
まず人物画像の色を若干変更します。

2. 人物画像を暖色に変えるためレイヤーを追加。

切り抜いた人物のレイヤーで右クリック→「不透明部分を選択範囲に」を選択してクリック。その後、私はテクスチャ画像を追加して重ね、「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルの追加」
選択範囲は表示されています。
「選択」→「選択範囲の反転」を選び、「編集」→「切り取り」

これはテクスチャ画像でなくても、「新しいレイヤーを追加」で「透明」を選び、「塗りつぶし」でレイヤーに着色する方法が容易かも。

3. 人物の色を変更。

テクスチャ画像が人物の形に切り抜かれました。
その後は「選択」→「選択解除」
テクスチャ画像のレイヤーモードを「オーバーレイ」にします。

4. 色合い、コントラスト、輝度などの調整。

二枚の画像が馴染むように、人物と背景画像それぞれ「レベル」「トーンカーブ」で調整をします。
背景画の葉を紅葉っぽくなるよう深めな色合いに。

5. 暗室を使い影になる部分、光に当たっている部分の加工。
(ついでに人物の肌をいじる)

背景画の後方は少し光が射している感じなので、髪の毛の一部を「暗室」の「覆い焼き」で軽くなぞります。
これは光によって髪の毛が少し透いて見えるようにするためです。
影になって暗くする部分は「焼き込み」の方でなぞります。

それと調整したことで、テクスチャの模様が顔に斑となって目立ったため、「にじみ」を利用して誤魔化しました(苦笑)
これは、やらなければならない作業ではありません。今回の場合です。

6. 光を追加する。

人物に光が当たっているようにするため、「新しいレイヤーの追加」で「透明」を選びます。そこにブラシを利用して、光の線を描き込みます(光を描くブラシがあると便利)
その線は、「フィルター」→「ぼかし」→「ガウスぼかし」でぼかします。
今回は数値40に設定しました。

7. 完成。


加工前と後の比較。



合成で肝心なのは、色合い、コントラスト、輝度などの調整作業だと思いますが、これは自分の感覚を信じるしかありません(苦笑)
プロを目指すなら別ですけど、楽しめればヨシなので「自己満上等!」でいきましょう~♪












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