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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

「理論」狂想曲@ゲーム・オブ・スローンズ

生まれては消えていく多くの「理論」ですが、特に最終シーズンに向けてヒートアップしています。予測から打ち立てていく「理論」は読んでいて面白いんですけどね。


「ブラン=夜の王」理論で大騒ぎ


私が当ブログで取り上げたのは第七章より以前であり、理論提示者は「この理論を信じないで下さい」と前置きしたものでした。
第七章の前でしたから、「着目点としては面白いな」ということで紹介しました。
現在、世界中で取り上げられ注目されている「ブラン=夜の王」理論は着目点が同じですが、別の人による理論です。
当然、その理論に対しての反論も生じています。

私個人の考えでは、ハッキリ言って「ブラン=夜の王」はないと思っています。

特に第七章を見た限り、ブランが積極的に夜の王を止める行動をするようには感じません。ブランは単に観察者になっています。
自分で見たことを周りに伝えるのみの描写でした。
感情も失われています。
ですから「夜の王をボクがなんとかしなきゃ!!」という試みはないでしょう。

しかし、腕につけられた印によって、夜の王とは何かしら繋がりはあると思っています。

更にクレイジーな理論がありまして、塔から落ちて昏睡状態となったブランに刺客を仕向けたのがブラン自身・・・というもの。
これは「ブラン=夜の王」であるとした上で、そもそも自分(ブラン)が存在していなければ、夜の王にならずに済むという理論です。

もしもブランが刺客に殺害されていたら、刺客を送るブランも存在しなくなるわけですけどねぇ(苦笑)

まぁ、そんなこんなで、様々な理論でファンは振り回されているような状況。
メディアも取り上げますので混乱中です。

ジョンとデナーリスに赤ちゃんができる??


これもあちこちで言われ出しています。
可能性はないと言い切れませんけども。
一方では「一度死んだジョンに生殖能力があるのか?」という点で議論しているところもあります(苦笑)

6エピソードしかない最終章、デナーリスが妊娠したとして、どんな意味があるのか?と個人的には思います。
「サーセイもデナーリスも妊娠?だから何だよ」と。
考えられるのは「新しい未来の象徴”赤ん坊”。そういうエンディングのための妊娠」としてしか思いつかないですね。

もしもそうなら、安直なエンディングで落胆するなぁ。
夢見る”ファンガール”は、そういう展開を望んでいるようですけど(笑)
お腹の子を最初に刺され、命を落としたロブの妻タリサが可哀想。

何でも「理論」になるなら・・・


強引に当てはめることで”理論”となるなら、私だって理論っぽく語れるわっ(苦笑)
「ねぇーよ」と思いつつ「あ…あるかも」となるかも。
以下は、私の勝手な思いつきの”理論もどき”

◆ジェイミーはキャトリンと運命的に繋がっていた


狂王エイリスが叫んでいた「Burn them all !!」
ブランが耳元で囁いたとの理論があります。
でも死の軍団が南進する時期から外れてるエイリスに、なぜ囁く必要があるのか?

実はミーラの言葉が聞こえてきたウィリスのように、エイリスに対して意図しない誰かの言葉が聞こえた可能性があるんじゃないか?
その誰かとは、キャトリン。
キャトリンがブランに言った「Brandon, no more climbing」の”Brandon no more climbing"という言葉が繰り返し聞こえ、やがてエイリスの頭の中で”Burn them all”となって響き出した。
「Hold the Door」が「Hodor」に変化したことと同じ。



ブランは母親からの注意「Brandon, no more climbing」を聞かず、塔に登ってジェイミーから突き落とされた。


エイリスは「Brandon, no more climbing 」を聞いてノイローゼになり、ロバートの反乱時にジェイミーから刺される結果に。

エイリスとブランの共通点は、ジェイミーから手をかけられたこと。

やがてロブの捕虜となったジェイミーは、キャトリンによって解放された。
そして、ジェイミーはキャトリンに忠誠を誓ったブライエニーをリスペクトしている。

如何だろうか?(笑)

◆「約束された王子」とは兄と妹の約束を指す


リアナ・スタークは出産した後、エダードに「約束して」と何度も頼んだ。


エダードは死の床にいたリアナと約束しました。
つまり、ジョンは「約束された(王)子」

赤い星がどうとか、塩と煙の中で生まれた~とか、関係ないんだよぉ~。
リアナとエダードの約束ってことじゃん~。
それで、ジョンは落とし子として身の安全を守られながら、無事に育ったのでした。


トンデモ理論よりは説得力があるでしょ?(笑)







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「シオン=溺神」理論@ゲーム・オブ・スローンズ

ネタバレを含んでいます。第七章未見の方は注意。



「死せる者は死なず」
これは溺神を信仰する鉄(くろがね)の民が時折口にしますね。
その溺神をシオンは体現化したという理論が登場したのですが、個人的には納得できる部分が多かったので紹介します。

死せる者


第七章で、ユーロンの艦隊に攻撃を受けたヤーラたちの船団は壊滅状態となりました。
ヤーラはユーロンに捕らえられ、シオンはユーロンの狂気の表情、周りで起きてる惨たらしい惨状を目の当たりにし、海へ飛び込んで逃げました。
恐らく、ラムジーから受けた虐待からのトラウマも影響し、恐怖心が襲ってきたのだろうと思います。

第二章までのシオンは、己の股間によって強さを誇示しているところがあり、去勢されたこともシオンの弱体化の大きな要因でもあったと思います。
ラムジーからの虐待による肉体的、精神的苦痛、「リーク」と名づけられたことによる自己否定、そして去勢はシオンにとって心身ともに死んだことを象徴していた。

そこに加え、ロブを裏切り、ロドリック公を斬首し、無関係な少年二人を殺害したことへの罪悪感、後悔というものも抱えていました。



第七章、ユーロンからの攻撃で逃げたシオン。
鉄の民にとって、退却や逃げは「死」に匹敵すること。
これらの理由からも、シオンは「死んでいた」ということになります。

シオンは溺神を体現した


第七章最終話。
ジョンから一歩踏み出すために背中を押され、ヤーラを救助しに行くとシオンは鉄の兵に指示します。
しかし、シオンを見下す兵から侮辱され喧嘩になります。

相手の男は何度かシオンの股間を攻撃しますが、シオンにとって急所ではなくなっていた。彼は悟ったようにほくそ笑み、反撃に出ました。

シオンが再び立ち上がった瞬間です。



まさに「What is dead may never die, but rises again, harder and stronger


ユーロンは嵐の神


第六章、嵐の夜ユーロンは吊り橋で兄ベイロンと対峙。
橋は嵐によって大きく揺れ、ベイロンは揺れる橋にしがみついていた。
ユーロンはバランスよく立ち、自ら「我こそが嵐だ」と告げた。

溺神は嵐の神と永遠の戦いの中にあるとされていることから、シオンvsユーロンの構図が成り立つとしてます。

グレイジョイ家の標語も体現するシオン


グレイジョイ家の標語は「われら種を播かず」です。
シオンは去勢されましたので、種はなくなりました・・・ということで、シオンはグレイジョイ家を体現する者ということにも。

最終章 シオンの予想


予想として挙がっているのは、シオンは最終的に大きな役割を持つことになるだろうということです。
ヤーラを救出するためにユーロンと戦うことになるでしょうが、シオンが率いている鉄の兵士は数人しかいません。
圧倒的に不利ですが、シオンが「溺神」とするなら死を恐れはしないでしょう。


ヤーラを無事に救出するのか、シオンは生き残るかはわかりませんが、シオンは鉄の民たちに本来の誇りを取り戻すことを示し、ユーロン側の兵士たちもシオンの姿に感銘を受ける可能性があります。

最終章が神々の戦いの側面があるとしたら、溺神の戦いも始まるのかもしれません。


余談として、
第七章最終話、冒頭でジェイミーとブロンは股間の話をしてました。
モノがないと戦う目的もないとか何とか(苦笑)
でも、シオンはモノがなくなっていたことで奮い立つことができたというオチでした。






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第八章のキャスト募集が始まっている@ゲーム・オブ・スローンズ

海外のドラマでは、ほんの一部を除いてオーディションでキャスティングされることはご存知の方も多いでしょう。
「ゲーム・オブ・スローンズ」では第八章に向け、そのキャスト募集が始まっています。



かなり有名な俳優に対しては、オファーを行うことがありますけどもね。
エダード・スターク役だったショーン・ビーン、ティリオン役のピーター・ディンクレイジ、ジョラー・モーモント役のイアン・グレンなどはオファーによって出演。
ですから、オープニングクレジットでは特別な位置づけになっています。

「ゲーム・オブ・スローンズ」は登場人物が大量。
キャスティングも大変ですね。
キャスト募集要項が細かく設定されている場合は、台詞がなくとも画面の中でしっかり映るキャラクターです。

その他大勢のエキストラは、撮影地で現地調達することが多いようです。
ちなみに、第七章ではロケ地スペインにて募集したエキストラ。
「奴隷役」として募集していたようですが、実際撮影したのは王都の市民役だったという話です。募集内容と異なるのは、情報コントロールの一環でしょうかね?

あと、こういった募集要項によって、俳優さんたちはオーディションに応募します。
第七章で登場した、鉄兵の一人がそうでした。

このキャスト募集要項から、どんなキャラクターが登場するのか?と予想するのも、ファンの楽しみでもあります。

第八章に向けたキャスト募集要項


・12歳前後の貧しい少年。
快活に動けること。少年を中心としたシーンがあり、印象的な顔であること。

・35~50歳の傭兵。
権威あるカリスマ的な兵士タイプ。乗馬ができること。
2つのエピソードに出演。
10月にリハーサルを開始し、撮影は12月11日からと来年5月と6月にも撮影がある。

・25~35歳の北部の農民。
北部で真面目に働く農家の青年。
11月17日から撮影予定。

・18~25歳のセクシーな北部の女性。
1つのエピソードに出演。撮影は11月6日からの予定。

・18~25歳の北部の若い兵士。
このキャラクターへの応募は、割と知られている若い俳優を希望。
撮影は12月の第一週の予定。

・35~50歳の船乗り。
力強い存在感のある、海に生きる男。
撮影は12月11日からの予定。

・衛兵#1
20代の男性で、どのような戦闘シーンにも応じられる者。
肌の色やアクセントに関しての言及なし。

・衛兵#2
30代の男性で、背が高く、兵士の佇まいのあるアクション可能な白人。
11月1日と2日にスペインで撮影。
主要なキャラクターと会話するシーンがある。

キャスト募集要項から読めること


まず最初、「12歳前後の貧しい少年は何なのだろう?」という予想がファンの間で繰り広げられました。
候補として挙がっていたのは「小鳥」の一人ですけど、「ヴァリスの少年時代ではないか?」という予想が多いです。
ブランがフラッシュバックでヴァリスを見るシーンかもしれない。それによって、ヴァリスが恐れていた声が誰の声で何を語ったのかが明かされる?

夜の王が南進することにより、北部では様々な人たちが巻き込まれるシーンが撮影されるでしょう。それは兵士であったり、農民であったり、娼婦であったり。

で、少なくとも来年の5月か6月まで撮影が行われることがわかりました。
新緑の季節であることも注目ですね。
冬が終った場面となる可能性が高いです。
つまり、真の戦いの後のウェスタロスを描く場面があるということですね。

そして、11月にスペインロケが行われることもわかりました。
たぶん王都のシーンかもしれません。

・・・やはり最終章は2019年の放送で間違いないですね。
情報によれば来月から撮影開始だとしていますが、アクションシーンが増えるでしょうから、俳優さんの中には殺陣のリハーサルを既に行っている人が多数かもしれません。







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