サーセイを通して読む展開@ゲーム・オブ・スローンズ
第六章未見の方は注意。
第六章の最終話。
サーセイの動きで、彼女の心理と今後の展開を勝手に憶測します。
まず、彼女の着ているドレス。
大聖堂で裁判が始まるという日、サーセイは今までとは違ったドレスを着込んでいましたね。
最初は「裁判に臨むので、胸元を見せない硬い感じのドレスを着てるんだなぁ~」と思っていましたが・・・・。
なんと、このドレスは女王になった戴冠式でそのまま着用していました。
つまりは、こうなると(トメンの死も含め)最初から想定していた・・・ということだろうと思います。
ジョフリー、ミアセラが死んだ時とは違って、トメンの死に対してはずいぶん淡々としている印象が。それは、少女時代に魔女から告げられた予言があったため、覚悟はできていただろうということと、トメンは既にハイ・スパローなどに奪われていたため。
裁判前、トメンがお触れを出す時に、サーセイは息子の近くに行くことさえ禁じられました。サーセイにとってトメンを失ったも同然。
では、なぜトメンが大聖堂へ行くことを阻止したのか?
せめて最後の姿を見てあげたいという、母親の想いだったのだと思います。鬼火だと跡形も無く消えてしまうからでしょうかね?
さて、目聡いファンは、大聖堂が爆発しているところを眺めているサーセイのシーンで鋭い指摘をしています。
大聖堂の爆発を見ながらワインを飲んで笑ってるサーセイ。
その後、立ち去ります。
そして、カメラは二本の柱の真ん中で煙をあげてる大聖堂を映していました。
これは、「信仰と王室の二本の柱」を示していて、信仰が爆発して消え去っているということを表現しているのでは?ということです。
んん~なるほど。
で、これは私が思ったことなんですが、サーセイの王冠はバラシオンを引き継ぐものではないですね。信仰をぶっ壊し、新たに王政を敷こうとしているのかな?と。
ちなみに、トメンとジョフリーの王冠は同じです。
サーセイが少女時代に魔女から告げられた予言。
「そなたは一時的にクイーン(女王)になるが、若くて美しいクイーンにすべてを奪われる」
これは当初、ロバート・バラシオンの妻としての”クイーン”であり、ロバート亡き後はクイーンではなくなりましたから、それを指してると思われました。
そして、”若くて美しいクイーン”はマージェリーのことかいな?と。
しかし、最終話を見た瞬間、そうではないと思ったんです。
王の妻としての女王ではなく、サーセイは七王国の権力を握る女王に自らなった。これを言ってたんでしょうかね?
で、やはりデナーリスが”若くて美しいクイーン”なのだと思います。
いずれにせよ、次章はデナーリスのウェスタロス上陸と狂王並みのサーセイの戦いかも。
ドーンもタイレル家もデナーリス側に付くでしょう。
北部は「冬来る」なので、死者との戦いが始まるかもしれません。
第二章の最終話でデナーリスが妖術師の塔で見た赤い王城の玉座の間は雪に覆われていました。このシーンが意味するものは何でしょう?
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