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ゲーム・オブ・スローンズ 第三章を振り返る

第三章は、タイウィン・ラニスターが肝。
そして、またも「え~~!?死んじゃうの?」という人物が・・・ネッド・スタークの処刑よりもショックは大きかったです。

以下ネタバレ含んでます。


ブラック・ウォーターの戦いで、王都へ参戦してきたタイウィン・ラニスター率いる軍がスタニス・バラシオンを負かせました。
そして、タイウィンはそのまま王の手に就任。
戦いで負傷したティリオンは脇へ追いやられた。

第三章の冒頭、タイウィンが馬に乗ったまま七王国の王ジョフリーより王の手を命じられる姿が全てですね。
王の前で馬に乗って登場ってのがインパクト大です。
しかも画面では、歩み寄る前に馬は糞するんですよ・・・ボトって(苦笑)
ジョフリーは名ばかりの王であるというのが伝わってきます。
つまり、実権はタイウィンが握ってると。

王都では、タイウィンが如何に各地にラニスター家の権力を及ばせるか?という話の展開。
ジョフリーではなくタイウィンが全てを仕切っていく。
サンサはジョフリーとの婚約を解消されるも、タイウィンの命令でティリオンと結婚させられるんですねー。
なぜなら、ティリオンとの子は北部を受け継ぐ者になり、ラニスター家として北部も手中に収められるから。
とにかく「ラニスター家安泰」しか考えてない。

そのラニスターに協力し、ロブやキャトリンを殺害してしまうのは、北部のルース・ボルトンとフレイ。
ボルトンはロブの王としての資質やら何やらに疑念を抱き、恐らく何者かを通じてタイウィンと繋がったのかも(リトル・フィンガーか?)
ロブ亡き後、自分が北部の総督になれるという確約を得たのでしょう。
タイウィン・ラニスターらが引き払ったハレンホールに到着した北部の軍。ボルトンはそこに陣地を構える。
キャトリンによって解放され、王都に向かっていたジェイミーはボルトンの部下に捕らえられるも、ルース・ボルトンはジェイミーを丁重に扱い、そのまま王都へと向かわせた。

ロブの叔父とフレイの娘の婚儀でボルトンの裏切りにより、ロブ、キャトリン、タリサをはじめ、北部の軍も含め虐殺される(血染めの婚儀)
ボルトンはロブに「ラニスター家からの挨拶」と言いながら、とどめを刺す。
それは、ジェイミーとティリオンを捕虜にしたことへの「借りを返す」の代行。

この虐殺に至った原因は、ロブが王としてフレイ家との約束を破ってしまったこと。
そして、キャトリンは捕虜にしていたら交渉材料になり得たジェイミーを解放してしまい、ラニスターにとっては何の危惧も抱かなくて済んだことによる。
ボルトンにとっても、その二つの件は腹に据えかねた出来事だったでしょう。
加えて、カースタークの処刑もロブの判断ミス。


ウィンターフェルでは、侵略して北部の民を惨殺したシオンがボルトンの落し子ラムジーに捕らえられ、拷問を受ける。
その拷問によってシオンは洗脳され、ラムジーに服従してしまう状況に。

さて、デナーリス・ターガリエン。
奴隷売買を生業としているアスタポアへ船で到着。
デナーリスは奴隷解放も目的となっていて、アスタポアではエリート奴隷兵士”穢れなき軍団”を手に入れ征服。
そこで、かつて王の楯として貢献し、サーセイによって追放されたバリスタン・セラミーと出会う。バリスタンはデナーリスの父で七王国の王であったエイリス二世の王の楯でもあった。

穢れなき軍団を率いたデナーリスは、次なる目的ユンカイの奴隷を解放し征服する。
デナーリスは、かつてのビクビクした少女の面影なし。堂々とした女王の風格に。

そして、北の壁のナイツ・ウォッチ。
ジョン・スノウは野人の中に潜り込み、彼らと行動を共にする。
野人らは壁を挟んで攻撃をしかける作戦であると知り、一緒に氷の壁を登って壁越えを果たす。
最初はナイツ・ウォッチとして潜り込んだものの、野人の女性イグリットを愛してしまったため、狭間で苦悩する。
けれども、やはりナイツ・ウォッチとしての誓いは完全に破ることはできず、イグリットを捨てて黒の城に戻る(イグリットに矢を放たれ負傷)

そのナイツ・ウォッチの壁の向こうへ行った偵察隊はホワイトウォーカーと遭遇し、多数の死者が出てしまう。
生き残った者たちは壁に戻ろうとするも、不満を爆発させた者たちが反乱を起こす。
総帥のモーモントはその時に殺害されてしまう。
ジョン・スノウの友人サム(サムウェル・ターリー)は、男の子を出産したばかりのジリを連れ出し、壁へと向かう。

ブラン・スターク。
弟リコン、ホーダー、オシャと共にウィンターフェルから逃げ、北の壁へと向かう。
その途中でミーラ・リードと彼女の弟ジョジェン・リードに出会う。ジョジェンは縁視力を持ち、ブランには動物の心に乗り移って操れる能力があることを告げる。
そして、ブランの夢に出てくる「三つ目の鴉」については、壁の向こう側へ行けばわかると教え、オシャは壁の向こう側へ行くことは危険だからと拒否。
そこでブランは、オシャにリコンを任せ、ミーラとジョジェン、ホーダーと4人で壁の向こう側へ行くことを決意する。

アリア・スターク。
ホットパイとロバート・バラシオン王の落し子ジェンドリーと共にハレンホールから逃げ出し、途中で旗印なき兄弟団と出くわす。
彼らに付いて行った三人でしたが、アリアにとって憎き相手の一人で兄弟団に捕らえられたハウンド(サンダー・クレゲイン)に会ってしまう。
ハウンドはブラック・ウォーターの戦いの時に王都から逃げ出していた。
~~~で、なんだかんだでハウンドは釈放され、アリアは兄弟団に不満を抱いて逃げ出し、ハウンドに捕らえられてしまう。
ハウンドは身代金目的でアリアを捕まえ、金を払ってくれるはずのロブの元へ連れて行くため二人は一緒に旅を始める。

あとは誰がいたっけ?
ジェイミーがいますね(苦笑)
サンサとアリアをキャトリンのもとに返す約束したジェイミーは、ブライエニーに伴われて王都へ向かう。
道中、二人はなんだかんだあるものの、ボルトンの部下たちに捕らえられてしまう。
そしてジェイミーは大事な右手を斬り落されてしまう。
揉めることが多かったブライエニーとジェイミーでしたが、ボルトンの部下に捕らえられた以降は互いに助け合う。
ハレンホールに連れて行かれ、ボルトンによって捕虜に逆戻りかと思われましたが、ジェイミーは右手の治療を受け、王都へ帰るために解放される。
この後、ボルトンによって「血染めの婚儀」が。

ブラック・ウォーターの戦いで敗れたスタニス・バラシオンは心が挫けそうに。
しかし、火の中に自分の勝利を見て、またやる気を出す。
先の戦いで大量の兵士や船を失ってしまったスタニスでしたが、再起を狙う。

ちなみに、メリサンドルが王の血が必要だとジェンドリーを連れ出しに出向いた際、アリアと出会うんですが、その時にアリアを見て言ったメリサンドルの台詞は後の展開を予言する重要な台詞です。
それは、アリアがその後どうなるかを予言している台詞なんですねー。
予言どおりになったアリアとメリサンドルは再会するのかな?








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