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素朴な疑問シリーズ:アリアとジャクェン編@ゲーム・オブ・スローンズ

なんとか続いてます「素朴な疑問シリーズ」(苦笑)
今回は、アリアとジャクェン。
この二人に関してはセオリーも沢山あるのですが、ちょっとした疑問に対する意見を読んでも「なるほどねぇ~」と思える視点があるので面白いです。


◆ジャクェンはアリアが嘘を言っているのが何故わかったの?

・顔のない男は相手をよく観察する。
それで、嘘をついた時の兆候(何気ない表情や仕草など)で嘘であると察知できるから。
第一章一話目、塔に登ったブランを注意した母キャトリンが、嘘をついた時に足元を見るブランの癖を指摘したことと同じ。

・ジャクェンはアリアに真実を言わせるために問うたのではない。
アリアは嘘を真実であるように語ることができなかっただけ。

・嘘と真実は同じ。話の内容が重要ではない。
アリアは自分自身に嘘をついていた。
一部の感情を否定し、一部の感情に忠実。
顔のない男は、すべての感情を殺さなければならない。
感情を殺した上で語ることは、嘘でも真実でもなくなる。

◆何を根拠にジャクェンはアリアを「誰でもない者になった」と言ったの?

・「No One」は必ずしも自分のアイデンティティを失うことを意味しないと思う。
アリアは「アリア・スターク以外の人間にはならない」と決意した。即ちそれが「No One」

・ジャクェンはアリアが「No One」になることを否定することを目的にしていた。それまでアリアは頑なに「No One」と答えていたが、最終的に否定した。
アリアが一歩踏み出すためには否定しなければならなかった。ジャクェンの計画通り。

・そもそも、「No One」になる為のルールは存在していなかった。
アリアが黒と白の館に着いてからの修行は意味があるようでなかった。



◆黒と白の館の少女は、何故アリアを憎んでいたの?

・テレビだから。
最終的にアリアはジャクェンのもとから去ることになるわけだが、もしも館の少女がアリアに無関心、もしくは優しく接していたなら、アリアが少女を殺すという設定に持っていけない。
テレビは派手な演出をする必要がある。
少女がアリアを執拗に追いかけて殺そうとするというシーンへ展開させるには、長らく少女がアリアに対して敵対心を持っているよう描く必要があっただけ。

◆顔のない男なのに、何故ジャクェンは(第二章で)囚人になっていたの?

・何らかの目的で北の壁に向かうため、自ら囚人になっていたかもしれない。
そうすれば、自分の足で北の壁まで歩くことなく運んでもらえる。
しかし予想外のことが起きた。
ジョフリーの命令で兵士がジェンドリーを捜しに来たこと(結果、北の壁には行けなくなった)
そしてアリア・スタークと出会ったこと。



◆ジャクェンは、アリアがウィンターフェルに戻ることを望んでいた?

・ジャクェンは最初から、アリアを黒と白の館に留ませるつもりはなかったでしょう。
第二章でアリアが復讐したがっていることをジャクェンは知っていた(アリアはリストの名前を呟くようになった)
その上でブレーヴォスへ誘い、コインを渡した。







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