awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

鉛筆アート@ゲーム・オブ・スローンズ

HBOが第七章の放送開始日を発表した際の公式Teaseを覚えてますでしょうか?
各家の旗印(紋章)が出てましたが、あれは「鉛筆アート」をモチーフにしたものだということがわかりました。

その「鉛筆アート」というのは、鉛筆の芯を削った彫刻なんですよーーー!!
まずはこちらをご覧下さい。

この鉛筆アートの彫刻家Salavat Fidai氏はロシアの方です。
会社の副社長をしていたそうですが「仕事で忙殺されていく人生で終わるのは御免だ」ということで、会社を辞めて趣味の鉛筆アートに本腰を入れたのだそうです(ある意味、勇気のある人だなぁ~)

では、改めてTeaseをご覧下さい。


Salavat Fidai氏の公式サイトです。
http://www.salavatfidai.com/

集中力が相当なきゃできませんねぇ。
手や指の微妙なブレとか、どのようにコントロールしてんのかなぁ?
鉛筆の芯はもろいので彫ってる最中に崩れてしまうこともあるそうですが、そこで萎えるどころか奮い立つらしい。





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裏話:第二章#7~#10@ゲーム・オブ・スローンズ

第二章はどんな話だっけ?という方に、ここでザックリと説明しますと・・・
・ジョンを含めたナイツウオッチは北の壁の向こう側へ行っています。
・五王の戦争が始まった。
・ロブは割と順調に勝利し続け、ジェイミー・ラニスターを捕虜にしてます。
・ジェイミーは悪態をつきながら、脱走を試みている。
・アリアはハレンホールへ連れていかれて、そこでタイウィン・ラニスターと接する。
・サンサはジョフリーに虐められているが、「夢見る夢子さん」がまだ続いてる。
・レンリーは呆気なく・・・。
・王都はスタニスが迫ってきて危機。メリサンドルのドヤ顔炸裂中。
・サーセイは酒の量が増える。
・ティリオンは王の手の務めを頑張ってる。
・デナーリスはクァースで何だかんだやってます。
・シオンは調子こいてウィンターフェルを侵略。

◆第二章 第七話「義なき男」
  • 邦題は「義」なので当人の価値観や行動の根底にある善のような意味合いですが、原題は「名誉なき男」です。「名誉」は他者の評価ですので、大きな違いがあります。エピソードタイトルは、キャトリンがジェイミーに言い放った台詞から。
  • 監督によると、ジェイミーが逃亡した後に再度捕らえられた際の北部軍兵士たちの騒ぎのシーンは、撮影当時に起ったリビアのカダフィ大佐が反カダフィの兵士たちに連行される映像を見て誘発されたらしい。
◆第二章 第八話「決戦前夜」
  • 原題のエピソードタイトルは「ウィンターフェルの王子」で、兵士らが出払っているウィンターフェルを侵略したシオンに対するヤーラの嫌味。小説からつけられたタイトル。邦題は次回のエピソードに向けてるものですね。
  • 自分の城ウィンターフェルが襲われ、弟二人の安否がわからない状況の中にあっても、ウォルダー・フレイとの誓約を反故にしてしまうロブ。捕虜のジェイミーを解放したキャトリン。この母子関係の亀裂を描く目的。
  • カースタークも森の古い神々を信仰しているはずだが、ここでは七神の「厳父」に言及している。それは七神が息子を取り戻せるなら、自分が信仰している神々をも捨てられるという意図があるとかないとか。
  • タリサがロブに子供の頃の話をしたシーン。話の内容はドラマのオリジナル。
◆第二章 第九話「ブラックウォーターの戦い」
  • コストがかかる脚本を書くことで有名な原作者ジョージ・R.R・マーティンによる脚本。彼は気を使ってコストがかからないように心掛けたが、それでもコスト的に割愛された部分がある。
  • 戦いのシーンを撮影する予算確保がまだできてなかった段階では、隠れていたサーセイとサンサのシーンのみ先に撮影していた。
  • ブロンとハウンドの酒屋でのシーンは、D&Dによって追加された。
  • サンサ役のソフィー・ターナーは民衆の暴動で襲われたシーンよりも、戦いの最中に隠れている女性たちに歌を促したシーンで歌うことの方が嫌だった。
  • シェイを演じている女優はドイツ人で、ドイツ語訛りのアクセント。原作ではシェイは王都出身であるが、ドラマはエッソスから渡ってきた設定になった。そのドイツ語訛りのアクセントは、ジャクェンを演じている俳優もドイツ人なのでエッソス方面のアクセントであるという説得力を持つ(何気に細かい)
  • スタニスは戦いに敗れたが、ランセル・ラニスターの心身を大いに傷つけた。それは小さなことのように気にも留めないが、後々ラニスター家(サーセイ)は大きな損失を招くことになった(第五章への伏線にもなっている)
◆第二章 最終話「勝者」
  • 原題のエピソードタイトルは「ヴァラー・モルグリス」です(原題と相当かけ離れた邦題はいい加減にして欲しい)ジャクェンがアリアにコインを渡したシーンで教える言葉。
  • 前話の戦闘からの流れと、次のシーズンのストーリーライン設定を可能にするために放送時間が長め。
  • ジョンとクォリン・ハーフハンドが戦うシーンの撮影は二日かかった。雪が降ってきたり、積もった雪に足を取られたりして苦労したらしい。
  • 製作サイドは第一章のホワイトウォーカーの衣装が気に入らなかったため、デザインを改めて行う必要が生じた。そのため撮影も遅れた。アイスランドで撮影する予定だったが、ロンドンのスタジオに変更せざるを得なくなった。
  • そのホワイトウォーカーの衣装は一人分しか完成できなかったので、一人が数十人のホワイトウォーカーとして演じた。
  • クァースでの最後、宮殿の備品などを奪っていくシーンは、緊急に追加されたもの。撮影の際、いつもいる言語コンサルタントはいなかったが、ジョラー・モーモント役のイアン・ギレンはドスラク語を多く覚えていたため、ドスラク語の台詞が使えた。ドスラク人役の者たちはアドリブで演じていた。
  • ロブとタリサの結婚は七神のやり方で行ったことに疑問を抱いたファンが多かった。ロブとタリサは速やかに結婚したかったからで、彼らが居た野営地では七神の司祭に頼みやすかったということと、タリー家だったキャトリンは元々七神信仰であったため、ロブは森の古い神々だけに拘っていなかったから・・・ということらしい。





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ウェスタロスが民主主義になる?@ゲーム・オブ・スローンズ

多くのファンは、「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終的な結末を「ウェスタロスが民主主義になる」と予測しているそうです。
私も同じで、絶対王政は終わりを迎える・・・つまり、鉄の玉座には誰も座らないと思っています。
それは、多くのキャラクターの死を意味するというわけではありませんけどね。

たとえば、アメリカ合衆国のように。
日本の都道府県の首長とは異なり、アメリカの州知事は大きな権限があります。
州にはそれぞれ法律を制定していますし、中央政府ですらそれらを蔑ろにする権利がないほど、確立しているものです。
ウェスタロスも同様になるかも・・・というのが私の予想でもあるんですが。

夜の王との戦いによって、民衆の重要性を見出すでしょう。
デナーリスは奴隷解放を行ってきましたが、すべての人々には権利があるという流れでしたし、ヴァリスが”力(パワー)”について、ティリオンに「”力”はあると思うところに存在する」という話をしました。
真の戦いでは、デナーリス、ジョン・スノウたちのみで戦いきれるものではなく、全ての人々が結束してこそだと思います。

ジョン・スノウは、自ら王になることを望んではいませんでした。
彼の場合は、王ではなくリーダーとなる役割があるため蘇ったと思います。
ヒーローが出現して人々を救う~なんて展開より、私はそっちがいいな(苦笑)
真の戦いに勝利した場合でも、その後の復興も重要ですし。


さて、話は変わるんですが、ダヴォス役のリアム・カンニガムが宣伝のためにバンコクへ訪れたそうです。
ふむ、タイもアメリカと同時放映ですねー。
日本時間ですと7月17日の午前10時からですが、タイ時間では午前9時から。

そこでのインタビューで、「ダヴォスは視聴者の感情とリンクさせているキャラクター」という辺りの話が面白いです。
「ドラマでは道徳的な曖昧さが中心になっているが、ダヴォスの言葉はある意味”良心”の声だ」という点に納得ですね。
ジェンドリーを救い、ジョン・スノウが真の戦いで必要だと認識していたので、メリサンドルに蘇らせて欲しいと頼んだり。



リアム・カンニガムもまた、「ジョン・スノウは玉座を望まないだろう」と語っています。
もしも誰か玉座に就くとしたら?という質問には「サムウェル・ターリーが適任だが、誰でも座れるし、誰も座らない」と答えたそうです。
※記事です。
http://says.com/my/entertainment/exclusive-interview-with-liam-cunningham-ser-davos-seaworth-from-game-of-thrones





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