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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第四章#5~#6@ゲーム・オブ・スローンズ

スターチャンネルで連続放送してますが、先週で第五章が終わり、今週から第六章。
第七章が始まる前の週で連続放送が終わるんですよ。第七章の放送スケジュール、スターチャンネルは去年の秋にわかってた???


◆第四章 第五話「新王誕生」
  • 原題エピソードタイトルは「First of His Name」で、王の称号を告げる際に言う言葉の一部。トメンは「King Tommen of the House Baratheon, First of His Name, King of the Andals and the First Men and Lord of the Seven Kingdoms」
  • ティリオンが登場しない3つ目のエピソード。他の2つは「勝つか死ぬか」「キャスタミアの雨」
  • ドラマ内に登場しますが、OPタイトルには高巣城は表示されません。
  • このエピソードでジョン・アリンを誰が殺害したか判明。ドラマの物語が動くキッカケになった出来事。ここまで様々な混乱を引き起こしたのは、リトルフィンガーであると判明した。彼はスターク家とラニスター家の両方を欺いた。
  • 第一章でライサ・アリンはキャトリンから北部軍に谷間の兵士を加勢して欲しいと頼まれたが断った。それは混乱を引き起こしているリトルフィンガーの思惑に同調していたからだということも判明した。
  • ライサ・アリンがサンサにレモンケーキを与えたシーン。最初は優しい叔母として接していたが突然激情した。そのように感情が急変するシーンは演じる方の感情を切り替える必要があった。区切りながらの撮影だったために、サンサ役のソフィー・ターナーはレモンケーキを何度も食べなければならなかった。
  • ロラス・タイレルは一人息子でタイレル家の唯一の後継者としてドラマでは描いていたが、原作ではマージェリーの他に二人の兄弟がいる。
  • タイウィンがサーセイにラニスター家の財政は苦境にあることを明らかにした。そのためタイレル家との同盟が必要だとサーセイに説明。
  • サーセイとオベリン・マーテルが庭園を歩き、海を眺めるシーンはオベリン役のペドロ・パスカルが最後に撮影したシーンだった。
  • アリアとハウンドのシリオ・フォレルについての議論があったが、原作でもシリオ・フォレルが死んだかどうか明確になっておらず曖昧である。
  • クラスターの砦で反逆者のカールとジョン・スノウのシーン。カールが後頭部から刺されて倒れたカールは人形を使用。


◆第四章 第六話「裁判」
  • ジョン・スノウをはじめ、スターク家の誰も登場しない初めてのエピソード。
  • ナイツウォッチも登場しない。
  • シオンを救出に向かったヤーラは、初めて失敗を経験した。ヤーラが逃れられたのは、ラムジーが意図的に逃がしたため。退却を余儀なくされることは鉄の民にとって屈辱であり、ヤーラに屈辱を与えることの方が殺害するより残酷であるとラムジーは知っていた。
  • シェイが船に乗ったことを確認したとブロンが言っていたため、シェイが裁判に現れたことで視聴者は混乱し、議論が起きた。ジョフリーが毒殺された直後、タイウィンはサンサが消えたことで港の船の出港を禁ずる命令を出した。シェイの乗った船はまだ出港していなかったということであり、脚本家のブライアン・コグマンは、タイウィンの命令を忘れていた視聴者が多かったことに驚いた。
  • 原作で、シェイはサーセイから賄賂を受け取り偽証したと記述されている。
  • 裁判の休憩時、ジェイミーが父タイウィンのところへ出向くシーン。当初はいつも通り”王の手”の部屋にする予定だったが、タイウィン役のチャールズ・ダンスの提案で場所を変更した。そこで食事をしているタイウィンは、ジェイミーの話を軽く聞いている雰囲気が強調された。
  • このエピソードでタイウィン・ラニスターは67歳だということが明らかになった。これは、演じているチャールズ・ダンスが67歳だったからだと思われる。原作では58歳。
  • 裁判のシーンを撮影中、チャールズ・ダンスは誤って鉄の玉座の剣を掴んでしまい、鉄の玉座を壊してしまった。
  • 脚本家ブライアン・コグマンのクレジットでのマーク(スターク家のキャストは狼のマークになってるアレです)は「吐いてる人」(OPクレジットで確認してみて下さい)






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「家に帰りたい」@ゲーム・オブ・スローンズ

私が第七章で期待しているシーン。
・・・というか、予告編で既に感涙しそうになったんですけどね。

まず、ず~~~~っと遡って第一章第一話。


カール・ドロゴと対面した直後、デナーリスは「彼との結婚は嫌。家に帰りたい」とヴィセーリスに呟きました。
ヴィセーリスは、二人で帰るためにはドロゴが率いるドスラク人たちが必要だと諭しましたが、デナーリスが生まれ故郷に帰りたいという気持ちは、ここで既に明らかになっていました。

それ以降、色々なことがデナーリスの身の上に起りましたね。
鉄の玉座を奪回するための戦力を持つ必要があり、遠回りを余儀なくされました。
すべてはウェスタロスに帰るための準備。

そして、成長したドラゴン、穢れなき軍団、強き者に従うドスラク人たちを率いて、いよいよウェスタロスに乗り込むデナーリス。
「家に帰りたい」と呟いたデナーリスを60話もの時間をかけて見守ってきただけに、第六章最終話のラストシーンに興奮した方も多いことでしょう。


生まれ故郷に着いたデナーリス。
第七章の予告編でも流れました。



ようやく辿り着いたね・・・という想いが既に溢れた~~(。´Д⊂)
第七章は”帰郷”も重要ポイントでしょうし、グッとくるシーンが多そうですね。







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映画「パッチ・オブ・フォグ―偽りの友人―」

「ゲーム・オブ・スローンズ」のヴァリスを演じてるコンリース・ヒル主演の作品な上に、”予測不能のショッキングスリラー”と銘打っていたので見てみました。
レビューと言うほどのものではありませんが、ちょっとした感想を(ネタバレなしです)

監督:マイケル・レノックス
出演:コンリース・ヒル、スティーヴン・グレアム、ララ・パルヴァー
2015年/イギリス
【ストーリー】
25年前に出版した小説がベストセラーになり、テレビ出演や大学の教授をしているサンディ。
そんなセレブな生活をしていながらもサンディは万引き癖があり、スーパーでいつものように万引きをするが、警備員のロバートに呼び止められた。
ロバートは防犯カメラが映した万引きの映像をダシに、サンディに友人になるよう迫る。

           ・・・・・・・・・・・
現在スターチャンネルで放送中の「TABOO」に出ているスティーブン・グレアムがロバート役です。大人しそうで何を考えてるのかわからない不気味さがありましたよ。
低予算映画でイギリス以外では公開されないかもねー~と言われてたそうですが、今年の一月にアメリカでも公開されたそうです。


私はコンリース・ヒル目当てで見ましたが、彼の細かい演技に目を見張りました。
語り口調はヴァリスの時とはやはり違います。
髪の毛はありますよ(苦笑)

弱みを握られた上にストーキングされてるような状態で、主人公サンディが何とかこの状況から逃れようとするんですね。
「予測不能」と言うだけあって、どういったオチになるかと思いきや・・・・。

緊張させるところと緩めるところのバランスが良いですね。
時折「この二人は何気に上手く付き合っていけたりするんじゃ?」などと思わせるようなところもありますが――その後は再び怪しげな展開になったりと、目が離せなくなるという構成の上手さがありました。

そして、「ゲーム・オブ・スローンズ」でバリスタン・セルミーを演じたイアン・マッケルヒニーも顔を出してました。
GOTでは二人のツーショットはなかったですよね。
ですから、二人が並んでるシーンに一人で盛り上がりましたよ(笑)


この作品自体、エンディングでとても複雑な気分になりました。
単なるストーカーの男とストーカーされる男の話で終わらないという、何とも胸が痛むとでも言いますか。
見る機会があったら、是非どうぞ。
なかなか良くできた作品だと思います。







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