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「ブランと夜の王は重要な関係」理論@ゲーム・オブ・スローンズ

ブランは物語の要のキャラですので、様々なセオリー(理論)が誕生しています。
なかなかユニークな着目点が多々あって、読むだけでも面白い。
今回は、その中でも「そういう発想はなかった!!」というセオリーを紹介します。


セオリーの中には、原作に固執しているものも多いのですが、今回紹介するセオリーは展開が進行しているドラマから解釈されたものです。
セオリー提示者は「Bran Stark Mindbowl」と名づけていて、反響が割と大きいくらい、今までありそうでなかったセオリーなのです。

まず、提示者は「ドラマは本よりもブランがホワイトウォーカーを阻止する役割があることを明確にしている」と説明しています。
第三章でジョジェン・リードは、「ホワイトウォーカーは、王も軍隊も止めることはできない」とサムに語り、ブランが最も重要であることを示唆していました。
ジョジェンはブランが三つ目の鴉の元へ旅をすることの重要性を唯一知っていた人物。
自分がどうなるのか承知で、危険であっても壁の向こう側へブランを連れて行く役割を担ったわけです。
そして、ジョジェンが言った通り、ホーダーやミーラがブランにとって必要であったことは第六章で描かれました。

では、足が不自由な少年がどのように夜の王、ホワイトウォーカーを阻止するのか?
セオリー提示者の説明によると、「ブランは夜の王とマインドで戦う」と語っています。

第六章第五話で、ブランは一人でフラッシュバックし、大量の亡者、ホワイトウォーカー、夜の王がいる場所に現れました。
そしてブランは夜の王から見られ、腕を掴まれて印をつけられましたね。
このように、夜の王がブランの”意識”の中と言えども物理的に影響を与えることができたのなら、ブランも同様に夜の王に影響を与えることができるはずである・・・ということです。


加えて、ブランはフラッシュバックの最中、夜の王に襲われていたミーラの声が聞こえ、ホーダーに入り込みました。
すると、ブランがフラッシュバック中の意識が見ている若いホーダーも反応して倒れてしまいましたね。
これらのシークエンスが今後、重要なポイントになるだろうとしています。

たとえば、喜びの塔でのエダードとアーサー・デインの戦いのように、ジョン・スノウと夜の王の一騎打ちが始まる。
アーサー・デインがエダードに集中していたように、夜の王はジョンに集中している。
そこへハウランド・リードが行ったように、ブランは夜の王の背後から刺すという展開へ持っていくことができるであろうということです。


多くの人命が危機に瀕している時、名誉ある戦いに固執する必要も綺麗ごとも言ってられない。もしかすると、ジェイミーが狂王エイリスの背後から刺した件は伏線になるかもしれません。
それに、三つ目の鴉が喜びの塔へブランを連れて行った理由があるはずです。

セオリー提示者は、「物質的な戦闘は生じるが、肝心なのは精神による戦い」だとしています。ブランは、原作者ジョージ・R.R・マーティンが好きな「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドに通じるかもしれないと結んでいます。



ブランは意識の中で夜の王に直接影響を与える術を知ることでしょうかね?
今までにない観点のセオリーだと思います。

一方、「夜の王はブランである」というセオリーもあるんですよ。
これは後日にでも紹介したいと思います。






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