awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

流行語大賞の件

日々生きていると、自分の思い通りにいかないことは多々あります。
理不尽に思えたりして、頭にくることもあります。
「なんでだよぉ~!!ムカつくわ!!」と。

しかしですね、ネットと言えども公共の場ですので、その怒りを書くにしたって言葉は選びますよ。脳内で「○ね!」と思っていても、こういうネット上でも「使っていい言葉と悪い言葉」があると思います。
なぜなら、ブログなんかで独り言のように書いていても、誰かに語りかけてることになりますので、不愉快になるような言葉は慎みます。
閲覧者が皆無であっても・・・です(苦笑)

それなのに、流行語に「○ね」が含まれる言葉が大賞に選ばれたとか。

その言葉が出た背景を考えるべきとか、文脈を考えれば~云々と訳のわからないことを言っている人もいますが(苦笑)

仮に、私がこの記事で「○ね!」という言葉を選ぶのは如何なものか?と、つらつら書いて「ヴァラー・モルグリス(皆、死なねばならない)」って締めくくったとします。その「ヴァラー・モルグリス」を書いた背景なんて、「ヴァラー・モルグリス」という言葉からイメージできませんわな。しかも文脈なんぞも(笑)
「ゲーム・オブ・スローンズというドラマを見ている人間のブログなので、ドラマ上のヴァリリア語を用いてる」という文脈をいちいち考えるか?っての。

トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」
祖国でクーデターが起きて、政府が消滅・・・パスポートが無効となり、アメリカに入国することも、アメリカから出国することもできなくなった男の話ですよね。
国家、政府が消滅するということは、自分はどこにも属さない=存在してないことになるんだなぁ~なんて思ったんです。

国民あっての国家。
国家あっての国民。
ですから、国家を名指しして「○ね!」という言葉は、国民をも含めています。
浅はかで短絡的な怒りをネットに吐き捨てる。
机の中のノートに書くのと同じだと思ってるのでしょうか?
不特定多数の人が閲覧できるネットで吐く言葉じゃありません。

子を持つ親なら、言葉は慎重に選びましょう。
そして、そういう言葉を「流行語」として選定し、賞をあげちゃうような人たちに言いたい。

ヴァラー・モルグリス







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