awesome的な

ブログ開設から10周年。SNSが当たり前の時代でも、興味を持ったことをひたすら綴るブログです

つまんねぇWeb小説の指南もくだらねぇ

小説サイトで、私は18禁のBLを書いております。
もうね「R18指定」という作品は、「誰も読まなくて良いよ」という領域に入るのですよ。勿論、スマホで読むことはできません。

パソコンのみ閲覧可能な、閉ざされた領域が「R18指定」なのでございます。

さて、ほんのたまに他ユーザーの小説をチラ見しますけど、どいつもこいつもAIが書いたような作風ですね。
いや、もしかしたら、AIに書いてもらったのかもしれません。

どうでも良い描写を回りくどくゴテゴテに飾りつけ。
主人公の人なりが見えてこない。
僅かなシーンなのに、こねくり回し、大した進展もないまま一話が終わる。

読み終えた率直な感想は、「で?」

AIに小説を書かせると、そういう傾向になりますよ。
試しに私はAIに書かせてみた。
「一人称視点、BL小説」と指定。

『煮込みうどんの湯気』
第一話

木造アパートの壁は薄く、隣の生活音はいつも生活のノイズとしてイヤでも耳に入ってきた。
だが、隣室に住む男――瀬川(せがわ)が不快だったのは、野間(のま)の立てる音の「細かさ」だった。

夜九時。隣の部屋から、カチカチとライターを鳴らす音が聞こえ、次に換気扇が回る。そして、プラスチックの容器をシンクに置く音。
瀬川は自室のローテーブルに突っ伏したまま、舌打ちした。

「……また、冷凍の鍋焼きうどんかよ」

野間は毎晩決まった時間に帰宅し、スーパーで買ったアルミ鍋入りの冷凍うどんをコンロにかけ、ガツガツと食べる。その、アルミの容器と箸が当たるカチャカチャという乾いた音が、壁一枚を隔てて瀬川の神経を逆撫でしていた。

昼夜逆転してネットサーフィンばかりしている瀬川にとって、野間の規則正しく、かつ安っぽい生活音は、言い知れぬ息苦しさを感じさせるものだった。

「うるせぇな、毎晩毎晩……」

瀬川がイライラと壁を足で蹴ると、ぴたりと隣の音が止まった。
その直後、壁の向こうから、低い声が返ってきた。

「……文句があるなら直接言えよ。聞こえてるぞ」

野間もまた、壁を叩き返してきたのだ。

第二話

お互いに顔を見たことはなかった。廊下ですれ違ったときも、視線を合わせず挨拶すらしない。ただ、この薄い壁を挟んで「隣に誰かがいる」という事実だけが、奇妙なストレスとして積み重なっていた。

だがその日、瀬川は限界だった。仕事のトラブルで苛立っており、隣から聞こえるうどんをすする音が、やけに攻撃的に響いた。

「おい、ちょっといい加減にしろよ!」

瀬川は勢いよく自室の玄関を飛び出し、隣の部屋のドアを乱暴に叩いた。
数秒の沈黙のあと、ガチャリと鍵が開き、中から野間が顔を出した。

パーカー姿の野間は、寝癖がついたまま、手にはうどんの入った椀を持っていた。あまりの唐突さに、野間は目を丸くしている。

「な、なんだよ急に……」
「お前のその、毎晩の鍋焼きうどんの音がうるさいんだよ! こっちは気が散って寝られねぇんだ。もう少し静かに食えよ!」

怒鳴りつけた瀬川だったが、野間の顔を見た瞬間、言葉が詰まった。
野間の目元にはクマがあり、顔色は青白く、いかにも余裕のないサラリーマンの顔をしていた。手元の椀を覗き込むと、そこにあったのは煮込みすぎてドロドロになったうどんだった。

野間はしばらくぽかんとしていたが、やがて呆れたように息を吐いた。

「……なんだよ、そんなことかよ。こっちは残業で終電で帰ってきて、これしか食うもんがないんだよ。静かに食えって言うなら、お前が代わりに作ってくれよ」

捨て台詞のように吐き捨てて、野間はドアを閉めようとした。
その瞬間、野間の手元が狂ったのか、熱い汁の入った椀が傾いた。

「っ……!」

野間が小さく悲鳴を上げ、皮膚の薄い手の甲に熱いスープが勢いよくかかった。
「熱っ……!」野間はバランスを崩し、そのまま部屋のなかに尻もちをついた。椀が床に転がり、ドロドロのうどんが散らばる。

 ↑こんなん、「薄すぎる壁。うどんにムカつく奇妙な住人」ってタイトの方が合ってるだろうが。しかも三人称視点で書いてるしな。
BLと指定したのに、恋の予感すらない。
ね、AIって馬鹿でしょ?


んで私が即席で書いたヤツ。
『煮込みうどんの湯気』

「ヒロシぃ~!あったかい煮込みうどんできたよぉ!!」
僕はヒロシのために、張り切って料理を作った。
狭いワンルームのアパートの部屋に、煮込みうどんの匂いが広がってる。

アルバイト先の友人ヒロシは、コタツに入って横になっていた。
いつの頃からか、僕の部屋に来てくれるようになった。
「おお、旨そうな匂い。ツトムって自炊してんのな」と、体を起こしながら、コタツの上に置いた大きな土鍋の中を覗いてた。

「今日は寒かったし、これでポカポカになれるよ」
僕はそう言って、土鍋の中のうどんを菜箸でお椀に移した。
ヒロシはさっそく、うどんをすすり出したが…。
「あっちぃ…。舌を火傷したかも…少しうどん冷ますわ、俺」
ヒロシはお椀を置き、浅漬けのキュウリに箸を伸ばした。

僕もヒロシも大学生。
学校は違うけど、一年前にバイト先で知り合い、親しくなった。
僕は俗にいう”陰キャ”だから、友人らしい友人は今までいたことがなかった。
でもヒロシとは、不思議と気があったんだ。

Web小説家ってのは、AIの書いた小説のように、何を書きたいんだか、わからんように書けばいいんだろ?
ちゃんとした小説を書くならまだしも、Web小説は如何にPVやブクマ「いいね」を貰えるかの承認欲求を満たしたい人だらけだし。

文章を書き慣れていない人が小説を書くなら、とにかく文章を書くことに慣れろってことだよ。そして、小説を読むだけじゃなく、映画も観なさい。

重要なのは、単に映画を観るのではなく、感想などを書く。
自分で感じたことを言語化し、文章にする。

これ以上の練習はあるか?
主観で感じたこと、映画のワンシーンを言葉にすること。
簡単そうでいて難しいよ。
映画を観ていない人にもイメージできるように、ちゃんと伝わる文章を書くことを心掛ける。

頭でっかちな指南なんて、大して役に立たんぞ。







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