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第七章#3 ブランに一体何が起きたのか?@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章第三話。
このエピソードは概ね高評価のようですね。

以下、ネタバレを含んでいます。第七章未見の方は注意




圧倒的に注目され期待されていたのはデナーリスとジョンの対面でしたが、今回はブランの帰郷シーンについて触れたいと思います。

ブランの姿を見たサンサが涙を浮かべ、抱きしめるシーン。
多くの方は涙腺破壊したと思いますが、カメラがブランの表情を映した瞬間「え?・・・・・・」と、破壊した涙腺から涙がストップしたのではないでしょうか?

今までのブランと違う・・・。
彼に一体何が起きたのか?

私は第一話で既に第六章のブランとは違う印象を受けました。
エッドに「最初の人々の拳や堅牢な家で夜の王を見ただろ?」と言った時の声のトーンが、ジョジェン・リードを思い起こさせました。
ジョジェン同様、様々な出来事を見てきたから似た口調になってるのかなぁ?とか。

そして、ブランがウィンターフェルに帰郷し、サンサと再会した時の言葉。


普通に「Hello, Sansa」と言ってるだけで気にも留めるような言葉ではありませんでしたが、その後の展開(ウィアーウッドでのシーン)で思い出したんですけど、


第六章第九話、サンサがやって来た時に言ったラムジーの挨拶「Hello, Sansa」
久しぶりに姉と再会して「Hello」と言うのも不自然な気がしますよね。
ラムジーの挨拶と同じって、何か意味がありそうな。

ウィアーウッドでブランは「三つ目の鴉」だと言い、それは何のことか知らないサンサに話したのは、ラムジーとの婚儀の様子でした。
サンサは驚くと共に恐怖が蘇ったようでした。
シオンほど重症ではないでしょうが、トラウマになってるということでしょうね。


じゃあ、ブランはどうしちゃったの?
ファンの中には「ブランは解離性障害の症状に似ている」と指摘した人もいます。
塔から突き落とされた時のことを覚えてないのは「解離性健忘」ではないか?とか。
※「解離性障害について」(厚生労働省のサイトです)

シオンは完全に「外傷後ストレス障害(PTSD)」です。
このようなことから、ドラマはファンタジー要素がありながらも、人間の心の病なども含めてリアルな側面を描いているのではないか?と思えます。

しかし、たとえブランが心に何かを抱えていたにせよ「脅威に備えていかねばならない」ということなのかもしれませんね。
過酷な役目だということでしょう。






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