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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を深く掘り下げ、ドラマをより楽しむことを目指しています。

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章#3

何かもうズシッときましたねー。
今回の第三話に対する率直な感想は「重厚」です。
恐らく「魔法チックな要素は好きじゃない」という方にとっては、満足できるエピソードだと思います。
魔法要素を省き(ドラゴンは少し登場しますが)、人間同士のぶつかり合い。
特にサーセイの恐ろしさを感じさせるものでした。

第三話での「パンくず拾い」として、第一章、第六章を思い出すといいかもしれません。
以下はネタバレしています。未見の方は注意


◆ドラゴンストーン

冒頭から重要なシーンに入りました。
ジョン・スノウとダヴォスがドラゴンストーンへ到着。
ティリオンが出迎え、第一章で北の壁にティリオンが滞在した以来の再会。
ジョンはデナーリスのいる玉座の間へと行く途中、ドラゴンと遭遇しビビる。
その様子を見ていたメリサンドルにヴァリスが話しかけ、メリサンドルは「氷と炎を結びつける役目を果たした」とし、ヴォランティスへ向かうと告げた。

そしてついに、ジョンとデナーリスとの対面。
かつてエイゴンに北の王が跪いたように、デナーリスはジョンに跪くよう要求するも、ジョンはやんわりと拒否。
ジョンはあくまでも夜の王の脅威に備えるため、互いに協力し合うことの必要性を訴えるが、デナーリスは一蹴する。
ティリオンはジョン・スノウを信頼できる男で、戯言を言いに来たのではないだろうとしているが、ジョンとデナーリスは現段階では目的が異なっているため平行線。

その時、ヴァリスはドーンへ向かっていたヤーラ・グレイジョイの船団が攻撃され、壊滅状態であると報告する。


◆どこかの海上

攻撃から免れたヤーラ側の船に乗っていた鉄兵によって、海に漂っていたシオンが救出される。
しかし、ヤーラを見捨てて逃げたシオンに、誰も気遣うものはいなかった。

◆王都

ヤーラたちの船団を壊滅状態にしたユーロンが、エラリア・サンド、彼女の娘、ヤーラを捕虜として繋いだまま王都に凱旋し、市民たちから大歓迎を受ける。
ユーロンは意気揚々とサーセイに贈り物として彼女たちを差し出す。
贈り物に対する褒美(サーセイとの結婚)を期待するユーロンに、サーセイは「戦に勝利してから」と引き伸ばし作戦。

そして、鎖で繋がれたエラリアと娘を投獄。
サーセイはミアセラを殺害したエラリアに復讐を行う。
それは、エラリアの娘に対してミアセラがされたことと同じように毒を使い、エラリアに娘が死んでいく姿、そして身体が朽ちていく姿を見せるというものだった。

翌日、サーセイのもとへ鉄の銀行のティコが訪れた。
王室の多額の借金についての話だったが、サーセイは「借りはすべて返す」と言いきる。

◆再びドラゴンストーン

船と武器を取り上げられてる状態のジョンは捕虜な気分。
そんな状況下で死の軍団を信じない相手に対し、どう説得していこうかと悩んでいた。
そこへティリオン登場。
ジョンは「ここへ来たのは無駄だったかもしれない」という風に愚痴をこぼす。
しかしティリオンは、「デナーリスが今まで異国でやってきたのは、お前と同じで民衆を救うためだった」と言い、「しかし、今日会ったばかりの男の言うことを信用するわけはない」と率直に意見を言う。
「ああ、そうかい」という感じのジョンが立ち去ろうとした時、ティリオンは「俺が口添えできることはないのか?」と協力する姿勢を示した。

ジョンから聞いたドラゴングラスの件をティリオンはデナーリスに伝える。
夜の王や死の軍団に対し懐疑的なデナーリスは、跪かないジョンに協力することには消極的だったが、ティリオンの「ドラゴングラスの採掘でこちらは特に損はしないし、相手に協力したと恩を売ることができる。北部との同盟関係に繋がるだろう」と助言。
デナーリスはドラゴングラスの採掘を許可することにした。

◆ウィンターフェル

サンサは冬に備えた食糧などの備蓄を進めていた。
北や南からの脅威に備え、指揮をとっていたサンサにリトルフィンガーは褒め称える。
そして、あらゆることを想定する重要性を説明する。
「もし生き残ったとしたらその後は?南と北だけが戦場ではない」と語りだしていたが、その時ブランがウィンターフェルに帰ってきた。


ウィンターフェルのウィアーウッド。
サンサはブランに「ウィンターフェル公よ」と言うが、ブランは「三つ目の鴉だからなれない」と答える。
三つ目の鴉が何なのか理解できていないサンサに、ブランは「(ラムジーとの結婚で)辛い思いをしたね」と言い、婚儀の時のことを語り出した。

◆知識の城

サムが施した灰鱗病の治療が成功した。
アーチメイスターは感染が止まってると断言し、ジョラー・モーモントは知識の城から無事に出られることとなった。
一方、禁止されている治療を行ったサムに対し、アーチメイスターは追い出すことはしないとした。そしてサムは再び雑用の日々が待っていた。

◆またまたドラゴンストーン

ティリオンは、キャスタリーロックへの攻撃を穢れなき軍団が開始してることを話す。
「サーセイはそれを読んでいて、万全の体制で攻撃に備えているだろうが、彼らが知らない通路がある」と、こちら側の作戦は上手くいくことを示唆。

◆キャスタリーロック

穢れなき軍団はその通路を通って城内に入り、ラニスター軍を壊滅状態にした。
しかし、グレイ・ワームは城内にいたラニスター兵が少ないことに気づく。
そして海の方に視線を向けると、彼らが乗ってきた船は、ユーロンの艦隊から攻撃を受けて炎上していた。

◆ハイガーデン

圧倒的多数のラニスター兵をジェイミーが率いて、ハイガーデンへと向かっていた。
ターリー軍も加わっており、あっという間にハイガーデンは陥落。
その様子をオレナ・タイレルは城内から見ていた。そして、彼女のいる部屋にジェイミーがやってきた。
オレナは「キャスタリーロックを守らなくていいのか?」と問うと、ジェイミーは「過去の失敗から学び活かした」と告げ、キャスタリーロックは今や何もない城であり重要ではないと話す。

死を覚悟しているオレナに、ジェイミーは毒を入れたワインを差し出す。
そのワインを飲んだ後のオレナは、ジョフリーを殺害したのは自分だと告白。

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サーセイの恐ろしさが強烈。
そこまで恐ろしいと感じたのは初めてです。

彼女はミアセラが死んだと知った第六章第一話、美しいミアセラが地下墓所で醜く朽ちていく姿を想像してしまうとジェイミーに話しました。


「親としてはとても辛いことだな」とサーセイの深い悲しみに共感したのですが、それをエラリアに対して目の当たりにさせようとは。
エラリアは自分で死ぬことも許されず、目の前にいる娘が死ぬ姿、朽ちていく姿を目にしていかなきゃならない・・・復讐としては、これ以上のものはないんじゃないか?と思えるほど驚愕しました。

しかも、その後にサーセイはジェイミーに迫った。
そんな彼女は何か妙にパワフルになってるように見えて、更に恐ろしかったですね。
サーセイ役のレナさんがインタビューで「(サーセイは)僅かに残っていた人間性が消えた」と言っていましたが、今回のサーセイを見てなるほどと思えました。

で、戦いの方は今のところサーセイ側が優勢ですね。
ティリオンは賢いですが、ジェイミーの「過去の失敗から学んだこと」まではわからなかったようですね。


その過去の失敗とは、
第一章、谷間の部族を率いたティリオンが前線となり(ハンマー直撃でティリオンは最初から気絶してましたけど)、タイウィンは全面的に応戦しようと構えていたのに僅かな北部軍勢だった。
ロブ率いる大軍勢は裏を突き、ジェイミーは捕らえられて捕虜にされたこと。

ティリオンはキャスタリーロックでラニスター軍が総力をあげて応戦すると読んでいましたが、そこは捨て駒だったということです。
しかも、穢れなき軍団たちの船が燃やされてしまい、ドラゴンストーンへ戻ることが困難となりました。
・・・というか、ユーロンたちがキャスタリーロックに乗り込んでくる?
いずれにせよ、穢れなき軍団ピンチですね。

さて、ようやくジョンとデナーリスの対面でした。
これを楽しみにしていたファンも多いですけど、二人の対面は視聴者にジレンマを与えましたね。私たちは登場人物の辿ってきたことを見てきたので十二分に知っていることであっても、登場人物はそうではありません。
個人的には、デナーリスが長らく抱えてきた苦悩を吐露したシーンが印象深かったです。

そしてブラン。
今までのブランとは違う雰囲気が充分伝わってきます。
第六章の三つ目の鴉から学んでいる時のブランでさえなく、感情を表に出さなくなりましたね。真の戦いまで時間がなくて必死に色々と見ているので疲れているのでしょうか?
それとも、サンサのこれからを既に見ていて知っているからこその表情なのでしょうか?
常に遠くを見ているようですね。

第三章から登場していたオレナ・タイレル・・・素晴らしいキャラクターでした。
寂しくなりますね。

■関連記事 第七章#3の解説&#4

第四話の予告編

デナーリスの反撃開始かな?






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