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第七章、冒頭の○○○は何だったのか?@ゲーム・オブ・スローンズ

タイトルで具体的に書くとネタバレになるので、ボカした記述になりますが(苦笑)
・・・ということで、以下はネタばれになります。未見の方は注意。



第七章第一話。
一番驚いたのは、ブランのフラッシュバックシーンでしょう。
亡者たちの大群が歩いてきてるシーン。
その中に巨人が含まれていました。

アップになった巨人は左目が潰れていました。

「この巨人はWUN WUN????????」

「でも待て、ラムジーから放たれた矢が刺さったのは右目だろ」
「WUN WUNが死んだのはウィンターフェル内でしょ?遺体を放っておくわけないじゃんね?」

たぶん、このように世界中で大混乱したと思います。
私も混乱しました(苦笑)

ブランは過去だけではなく、未来を見ることもできます。
サーセイが大聖堂を吹っ飛ばした際の鬼火をブランは事前に見ています。
第四章で夜の王から「見られた!」という自分の叫びをウィアーウッドを通して聞いていましたし、今回の亡者の大行進は未来を見たことになります。
よく見ると、亡者たちが歩いてる地は壁の向こうではありません。

この一週間、私はあの巨人の姿が何を示しているのか考えてました(苦笑)
今のところ、海外でも疑問として取り上げてはいますが、「これだ」という理論にさえ出会えていません。
「あれはWUN WUNに似てるけど別の巨人だろ」という意見が大多数です。

だったら、視聴者を混乱させるためだけに、紛らわしい巨人を登場させたのだろうか?

ここからは、私の凄く勝手な想像です。
まぁネタ的に読んで頂けたらと思います。

私はですねー、物質的な身体が残っていた者だけが亡者ではないと思いますよぉ~。
今まではゾンビのような位置づけにしてましたが、そもそも壁よりも北は別世界なのでは?と思います。
人間の世界と陸続きで単に壁で区切られているというのではなく、あそこは「黄泉の国」
若しくは、生き死にも含めた自然が支配する地。
生まれて死ぬというのも自然の営みの一部ですからね。

第二章の最終話で、デナーリスが不死者の館で見たヴィジョンを覚えていると思いますが、北の壁を通ってドロゴと息子に出会いました。
それを見た時から、壁の北は死者の世界だと示唆していた気がしてたんです。
ドスラク人は死んだら「ナイトランド」(字幕では黄泉の国と表記)へ行くと信じていましたし。ナイトランドのナイトキング・・・?

で、そこは壁の南側(俗の世界)とは逆なのかもしれません。
第七章での夜の王のポスター、そして登場人物のポスターが何とも示唆的。

太陽が西から昇り~・・・という妖女の言葉がここに繋がっている??(すっごい憶測)
グロ満載のホラー映画「ミラーズ」がそうだったんですよね。
死の世界は俗世とは左右逆だった。

死んで蘇ったベリックとジョンはそういう意味で重要だったりして。
両方の世界に属してるとか???
第六章のポスターは、示唆してたのかもしれませんねぇ。


北の壁は魔法を施した「結界」の役割を持っていたんでしょうね。
結界は俗の世界と神聖な世界を区切る場合に用いられますよね。
仏教や日本の古神道、神道で用いられてるので私たち日本人にとっては、ある意味馴染み深いものなんですが。
ちなみに、襖(ふすま)、障子、縁側、”のれん”も広義では結界だそうです。

その結界はブランが壁を越えたことで破られたんじゃないの~と、現段階ではそのように捉えることができますけどね。
まだまだ謎は多いんですが、これからの展開で何か掴めるといいなぁ。







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