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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ゴースト・オブ・ツシマ:「壱岐之譚」の感想など

発売から10日経ちましたが、とりあえずクリアしました。
探索も同時に進めていたので「?」も全て終了。
アイテム探しは適当(笑)

トロフィーの取得率は低いですね。1~2%ぐらい。
たぶん、二周目(NEW GAME+)と同じくらいまでしか伸びないでしょう。

私は「浮世草」も全て一応完了にはなってます。
でも進行の指示として記載されてないことが残ってます。行先を忘れちゃって、ウロついてるところ。


「壱岐之譚」の感想


先日、「初めてこのゲームに対し、ブツブツ文句を言います」を書きましたので、それ以外のことを書こうと思います。

ストーリーはゲーム開始当初に予想してた通りでした。
仁さんが過去と向き合っていきます。
本編でも何度かフラッシュバックしてたので、だいたい予想はつくでしょう。
仁さんにとって、忌まわしい記憶。

その過去とどう折り合いをつけていくか?というのが、「壱岐之譚」の中心です。
この話の終わりは、選択によってチョッと変わるのかな?
「浮世草」も選択によって変わる話がいくつかありましたからね。それと同じなのかな?と。

私は満足できる結末でした。

仁さん、もう後ろを振り返らず、前へ進んで行こうね。

苦言

対馬の「仁之道」、サブキャラの「浮世草」に比べると、説明のし過ぎだなという感じがしました。しかも、演出過剰ですからテンポがすこぶる悪いです。

仁の苦悩についても「ほら苦しいだろ~~??」みたいな、幻聴や幻覚の過剰な演出。大鷹さんを倒すまでは、島の探索中でも生じますからウザくなる一方。
コトゥン・ハーンは敵としても良かったのに、大鷹さん、あなたは最期までうるさいだけだった。

「伝承」やミニゲームは楽しかった


「伝承」では目的のアイテムを探し当てるまで、考えながらルートを辿っていくってのは、本編と同じ。
個人的に、こういうのは好きです。

それとミニゲーム。
特に笛を吹くのが面白かった。
最初はよくわからずで失敗ばかりでしたけど、徐々にコツを覚えて上手く吹けるようになりました。

音が外れると、リコーダーの音が裏返るみたいな感じになるんですよ。笑ってしまって更に音を外しまくったり。
これは楽しかったです。

最後の探索が真のエンディング



この壱岐島での物語は、「父と子」がテーマであったということ。
仁は少年期、目の前で盗賊に斬られる父を見ているしかなく、助けようとする勇気がなかった。本編でも何度かそのシーンが出てきます。

その罪悪感が仁の心に根強く残り続けていたんですね。
悲しみ以上の苦しさです。

「壱岐之譚」では、仁の回顧によって父・境井正の行ってきたことをプレイヤーも知ることになります。
そして父と子…それは最後の「祠」で如実に表してしたんですね。

■死灰の歌

ここでは、ゲームタイトルがまったく頭に浮かびませんでした。
かなり考えたんですけどね。
私の知らないゲームかもしれないと。


まず何を着用させるのか?と考えた時、「父」というワードでストーリーの流れとして「境井家の鎧」しかないだろうと。
それに、大鷹を倒して終わらせるまで「境井家の鎧」は着ることができませんでしたからね。

ここに辿り着く時は、鎧を着ることができる状態になってます。
「剣術を示すべし」は、太刀を振るのか?と思って抜いたらこうなったという。たまたまでした(苦笑)

ゲームタイトルは、貰えたアイテムで気づきました。
「戦神」というネーミングと、兜の赤い線です。

それで「あ~~だから斧なのか」と。
手形は斧を投げると手に戻って来るという意味なんでしょうかね?
鎖もあったんですが、その鎖は何を指してるかはわからないです。

そのゲームは、主人公が妻を弔うため息子と旅をしていく話でした(去年、興味があったので実況の序盤は見たんですけどね)

この壱岐島での話も「貴方が辿りしは、父と子の物語であった」と言われた気がして、チョッと胸が熱くなりました。

死灰――仁は心の中に残り続けた父を弔った。

これが「壱岐之譚」に於ける真のエンディングのような気がしました。





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