GIMPでリアルっぽい合成写真を作る
さて、今回は後者の「最初からそのように写した写真みたい」な合成。
プロ並みにはいきませんが(苦笑)
なんせ趣味程度で加工歴一年ですし。
逆を言えば、「初心者でもこのぐらいまでならできる」ということで。
まず合成した写真から。
実はこの合成、少し苦労しました。
オリジナル画像は、
人物などの切り抜きの手法は割愛。
できるだけ丁寧な切り抜きが必要です。
合成する背景と重ねた時、更に画像を200%くらいに拡大してチェック。
背景として使用したオリジナル画像は、
切り抜いた人物を重ねただけですと、輝度レベルが違いますので馴染みません。
こういう合成で一番肝心で難しいのは、自分の感覚です。
写真撮影で用いたカメラなど、条件が異なる状態で撮影された写真を合わせるわけですから、輝度レベルなんかを合わせなくてはなりません。
必要に応じてRGB値の調整も。
人物と背景はそれぞれトーンカーブやレベル補正で調整。
それと、光と影ですね。
今回の画像では、階段の上からと階段の下のドアの窓から光が射し込んでいます。
特に下のドアから射す光が男性に当たっているよう「フィルター」→「照明と投影」→「ライト効果」を使用。
輝度やコントラストをチマチマと調整しましたら、色をつけたレイヤーを用いてエフェクトをかけると、また雰囲気が違ってきます。
今回私が使用したのは、
レイヤーモードの「オーバーレイ」で重ねました。
こういう画像を沢山用意しておくと便利です。
ではリアルっぽく合成した写真を。
下の画像のように、カメラの向きというか角度を合わせることも大事かな。
場合によっては、影を描き込む必要もあります。
リアルっぽい合成写真にするには、輝度とコントラストの統一。
そして背景の光が射している方向などを考慮し、明るくする部分や暗くする部分、影の追加をして馴染ませます。
CC0と言えどグレードの高い風景写真が多いです。
それを用いて自分なりのイメージを作り上げるということで、私は結構楽しくやってます。
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