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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第六章 #6@ゲーム・オブ・スローンズ

今回も長いので1話分です。



◆第六章 第六話「血盟の血」
  • エピソードタイトルは、デナーリスがドスラク人に忠誠として問いかける際の言葉、そして血族という意味合いで、サムが帰郷し家族と再会、ブランが叔父ベンジェンに救われ再会、タイレル家がロラスとマージェリーを助け出そうとすることも含まれている。
  • ティリオン・ラニスターが登場しない5回目のエピソード。この時点で、ティリオンは最も多く登場しているキャラクター。
  • エドミュア・タリーの登場により、第六章は11の名家が登場した初めてのシーズンとなった。
  • 第一章第三話以来、誰も死ななかった2度目のエピソードとなる。
  • ドラマのベンジェンは、小説の中の”コールドハンズ”と併せたキャラクターに設定したようだ。
  • ベンジェンは「三つ目の鴉」は再び生まれると、暗にブランがそうなることを示した。D&Dの説明によると、死の軍団から洞窟が襲われた際、三つ目の鴉がブランを昔のウィンターフェルへ連れて行ったのは、「ブラン自身の思い出やヴィジョンが彼の心に残っている上に、三つ目の鴉の記憶も残せる」という意図が明らかになった。
  • 既にその時点で、ブランは「ブランドン・スターク」ではなく、三つ目の鴉と混合した者となった。これはGRRMがファンである作家フランク・ハーバードの作品で、ある登場人物が新しい記憶と経験は既存のものとなり、連鎖していくという設定と似ている。
  • ブランのフラッシュバック中に登場した狂王エイリスはまともな格好だった。小説では不潔そうでみすぼらしい哀れな姿で描写していた。ドラマでその設定を変更した理由は不明。
  • フラッシュバックのエイリスがジェイミーに襲われるシーン。玉座の間にはドラゴンの頭蓋骨がなかったことと、ジョフリーが模様替えした後の玉座の間であった。
  • サムとジリがホーンヒルまで行った経路は、黒の城を出てまずイーストウォッチへ向かい、そこから船に乗って狭い海を通ったことになる。小説では、二人が最初に乗った船は、一旦ブレーヴォスに立ち寄っている。
  • ジリは第二章で登場して以来、4シーズン同じ衣装を着ていたが、このエピソードで初めて衣装が変わった。制服等(ナイツウォッチやメイスターなど)の衣装を除き、同じ衣装を着続けたキャラクターでは最長。アリアは3シーズン同じ衣装だった。
  • サム役のジョン・ブラッドリーは、夕食のシーンを撮影する際にヘンリー8世のような馬鹿げた衣装を用意されフィッティングされた。それはショーランナーたちのイタズラだったが、ブラッドリーは気づいていなかった。
  • 小説では漆黒の魚(ブラックフィッシュ)はエドミュアの結婚式に行っていなかった。そのため、リヴァーラン城に留まったままでフレイ軍の包囲戦に対処。ドラマでは途中で披露宴会場から退席し生き延び、フレイ家に奪われた城を取り戻す戦力を整えるために年月を要したと思われる。
  • ラニスター軍が北部へ行かないのは、血染めの婚儀で北部軍はほぼ壊滅し、ウィンターフェルにいるボルトン軍で対処できるためという見方もあった。
  • このエピソードで、初めてタイレル軍の歩兵が登場した。
  • ジェイミーがトメンから王の楯を解任されるシーンは、サーセイがバリスタン・セルミーを解任したシーンと同じアングルとなっている。そしてジェイミーはバリスタンと同じ言葉を放った。
  • 論理的に言うならば、王の楯を解任されたジェイミーはキャスタリーロックの城主となる。叔父のケヴァン・ラニスターがサーセイの権力を削ぎ、キャスタリーロックを受け継ぐ狙いがあったとするなら、ジェイミーを解任する意図が不可解になる。
  • 小説ではリヴァーラン城に同行するのは、イリーン・ペイン。しかし、イリーン役の人は病気で降板したため、ドラマの中ではイリーンの役割を度々ブロンに置き換えていた。
  • アリアが隠していた”ニードル”を再び手にするシーンは、第五章でニードルを隠すシーンと同時に撮影されたもの(衣装は着替えている)第五章はクロアチアでロケが行われ、第六章はスペインでのロケになると予めわかっていため。スペインではニードルを隠した場所を再現できないから。
  • ドスラク人が海を「毒の水」だと言うのは、馬が海水を飲まないので信用できない水だと思っているから。







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