awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

裏話:第六章 #1~#2@ゲーム・オブ・スローンズ

月イチのペースで継続中。
第六章に突入・・・最終章まで繋ぎの要(苦笑)



◆第六章 第一話「紅の女」

  • 第六章からハイ・スパロウ役のジョナサン・プライスがメイン・キャストに加わり、オープニング・クレジットに名前が加わった。
  • エピソードタイトルは、明らかにメリサンドルを指している。
  • ベニオフが指摘しているように、原作ではメリサンドルがかなり年老いた女性で、外見を若く見せるため魔術を使っているヒントを既に示していた。
  • 加えて原作によれば、メリサンドルの外見の魅力は他者の視覚や知覚を通し、精神的に影響を与えるとジョン・スノウに説明していた。
  • メリサンドルは自分自身のパワー(魔術)を使う時、チョーカーのルビーが光る。それはパワーの焦点であることを意味する。
  • 老婆の姿になったメリサンドルは、サーセイの「贖罪の道行き」の裸のシーンと同様、高齢女性との合成によるもの。顔だけ特殊メイクを施した。
  • ミランダの死にラムジーは悲しみではなく、怒りを抱いていた。しかしそれは、大事な玩具を壊されたような怒り。埋葬に関して「犬に与えよ」と言ったのは、ミランダの死自体を大して気にしていない表れ。
  • ラムジーから逃れたサンサは、ブライエニーの誓いを受け入れた。第五章、リトルフィンガーと一緒だったサンサはブライエニーの申し出を断った。その時の脚本にはサンサの心理の説明として、「谷間の兵士が警備で取り囲んでいたため、(サンサ自身とブライエニーの)身の安全のためにやむを得ず断る」と記述されていた。
  • アリア役のメイジーは、盲目の設定のため目が曇ったコンタクトを使用していた。そして実際に見えない状態になっていた。しかしアクションのシーンは安全を考え、若干の修正を加えたコンタクトを使用して見えるようになっていた。彼女が棒を振り回して動いてる間、カメラは顔を焦点にしてないため、視聴者は気づかない。



◆第六章 第二話「故郷」

  • エピソードタイトルは、過去のウィンターフェルのヴィジョンを見ているブラン、パイク(鉄諸島」に帰ることにしたシオン、そして島から長い間離れ、戻ってきたシオンの叔父ユーロンを指している。
  • ジョン役のキット・ハリントンは、ドラマの契約上、髪の長さを決められ短くしないよう義務付けられていた。そのため、ジョンが退場(死亡)したかどうか髪の長さで判断しようとしたマスコミが多かった。
  • ジョンは、ベリック、マウンテンに次いで三番目に復活したキャラクターとなる。
  • 三年ぶりに鉄諸島の登場。第四章はシオンを救出しようとするヤーラのシーンのみで、第五章ではシオンを除きグレイジョイ家は登場しなかった。
  • ヤーラは父ベイロンの戦略を批判。攻め入りやすいだけの理由で、寒さによる貧しい土地である北部を狙い、多くの部下を失っただけだと指摘。
  • しかもウェスタロス本土に於ける戦争は終結しており、自分たちが動くことによりラニスター軍のターゲットになることをヤーラは危惧していた。
  • シオンに対しサンサは彼が行った罪を償うためナイツウォッチに言及。第二章でメイスター・ルーウィンがシオンに同じことを語っていた。
  • ブランが見ていた昔のウィンターフェルのヴィジョン。エダードとベンジェンの傍にいた青年は”ブランドン・スターク”ではなく、若き日のロドリック。
  • 少年時代のエダードとベンジェンの剣の稽古のシーンは、ジョンがオリーに剣の稽古をしていたシーンのコールバック。
  • ホーダーは”ウィリス”という名だが、原作では”ウォルダー”。ドラマは”ウォルダー・フレイ”と同じ名前のため、変更した可能性がある。
  • 少年時代のホーダーが普通に会話できることは原作では触れていなかった部分であり、今後書かれる原作の”ネタバレ”の一部であろうとみられている。
  • ラムジーが父ルース・ボルトンを刺殺したのは衝動的ではなく、計画的であった。それは、一緒にいたカースタークが驚いた様子ではなく、平然とその瞬間を見ていたことでわかる。
  • ラムジーは父ルースから、どんな手を使ってでも自分の権力や地位を高めることの重要性を学んでいた。ルースとウォルダの間に息子が生まれた場合、ラムジーは自分の地位が危うくなる。殺害はそれを阻止し父から地位を奪うという判断。
  • ラムジー役のイワン・リオンは、ロブ・スタークが好きなキャラクターだったため、ルースを刺殺するシーンは(個人感情として)ロブの仇を討つ気分だったらしい。
  • ルースの死は「ハレンホールの呪い」だと言われている。ドラマでハレンホールに関わった人物は、ほとんど死んでいる(マウンテンやロックも含む)この時点でハレンホールの城主となっているのは、ピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー)
  • ラムジーが強気だった要因のひとつに、カースターク家が味方であったことが挙げられる。カースタークの軍はその時点に於いて北部で最大だった。リカード・カースタークの処刑が原因で兵士は戦から手を引き「血染めの婚儀」の場にいなかったため。
  • サーセイは子供の中でジョフリーに対する愛情が強く、トメンには無関心だった。サーセイがトメンに望んでいるのは、従順な人形でいること。
  • ジェイミーがハイ・スパロウに対し、怒りに任せて自分が行った罪を告白し挑発していたが、ブランを塔から突き落としたことは言及していない。これはサーセイとの関係に繋がってる罪は秘密にしていたいという表れ。
  • ティリオンがドラゴンのレイガル、ヴィセーリオンの鎖を外すシーンのセットは、第四章、第五章で撮影に使用した宮殿を再現したもの。
  • 鎖を外すシーンはティリオンのトーチの炎だけで暗く、ドラゴンの区別がつきにくい。最初に鎖を外したドラゴンはレイガル、次がヴィセーリオン。
  • ヴィセーリオンはティリオンから鎖を外してもらうため首を下げた。ヴィセーリオンは人間に対して意思を伝える能力がある。
  • ベイロン・グレイジョイの死により「五王」と呼ばれた人物は全て死んだことになる。
  • メリサンドルがジョンを復活させるシーンがあるため、意図的にこのエピソードでベイロンの死のシーンを入れたという意見がある。
  • ジェンドリーの血を使った”血の魔術”の効果として、ロブ、ジョフリーが死んだとは言い難い。ベイロンはスタニスの死後に死亡したため。
  • ヤーラは父ベイロンに「五王の戦いは終わった」という風に言及。これは第四章でジョフリーは既に言及していた。王都では鉄(くろがね)の動きは無関心だった。

◆余談

若き日のロドリックを演じていた俳優は、晩年のロドリックを演じていたロン・ドナキーの実の息子ダニエル・ポートマン(ポドリック役)に似ているため、ロン・ドナキーの息子が演じている・・・という情報がありました。
しかし「ダニエル・ポートマンに似ている」というだけで親子ではないそうです。











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