awesome的な

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をより楽しむことを目指しています。写真の合成加工作品も掲載。

ブランがアリアに短剣を渡した意味は?@ゲーム・オブ・スローンズ

第七章のネタバレを含んでいます。未見の方は注意。




リトルフィンガーから譲り受けたヴァリリア鋼の短剣。
その短剣をブランはアリアに渡しました。

それによって、「アリアが夜の王を抹殺するのではないか?」と予想する人が割と多いです。ブランは何かヴィジョンを見て、アリアに渡したんじゃないかと。
その予想を根強くしている理由として、サムが知識の城から盗み出した本を見ているシーンで、ヴァリリア鋼の短剣を記するページが意図的に映し出されたため。

しかしそれは「誰かが夜の王を殺す」という前提での予想でしかなく、その前提は確たるものでもありません。
以下は、私個人の見解です。

あの短剣はリトルフィンガーが所有者でした。
戦の原因を作り出した短剣です。
リトルフィンガーが短剣はティリオンのものであると嘘を教えたために、キャトリンがティリオンを捕らえ、それでタイウィンの怒りを買ったのです。
ラニスター軍はタリー家への報復としてリヴァーランに攻め込み、そこに住む人々は苦しみました。

やがて、エダードは謀反者として捕らえられ「スタークvsラニスター」へと発展。

ですから、私は第一章で起きたことへの落とし前をスタークの子供たちがつける・・・という意味での短剣だったと思います。
リトルフィンガーの「因果応報」
ヴァリリア鋼の短剣が「原因」であったのだから、その短剣を使い、復讐を果たすということが「結果」ではないでしょうか。

エダードは第一章で「処刑を宣告した者自ら執行する」ということをブランに教えていました。しかしブランは「三つ目の鴉」となり、ブラン・スタークではないと言っていることから宣告者にも執行者にもなりません。
それでサンサが処刑を宣告し、アリアが執行した。

アリアが部屋でサンサに短剣を手渡したのは、「処刑を宣告した者自ら執行する」という慣習を受け継ぎ、短剣はサンサの意思であることを示唆していたかもしれません。

それと第一章。
アリアは猫を追って赤の王城の地下へ行きましたね。
その後、父エダードの王の手の部屋で事情を聞かれていたシーン。
部屋にはヴァリリア鋼の短剣が置いてありました。


そして、アリアがヴァリスとイリリオの不吉な話で不安に思っているところへ、ナイツウオッチのヨーレンが訪れた。
ヨーレンはティリオンの件をエダードに伝えたというシークエンスでした。
それら伏線としてのオチも含めていたんじゃないか?と私は思います。



アリアは第一章のパンくず拾いが多かったですね(門番とのやりとり等)
―――

さて、話はガラリと変わりますが、アイスランドの空港で主要キャストが多く目撃されていますね。
役名で言うと、ジョン、デナーリス、ジョラー、サム、トアマンド(生存してる?亡者としてでしょうか?)、ブライエニー(ジェンドリーも目撃されたとかどうとか…)

今まで冬のアイスランドは、壁の向こう側のシーンのロケでした。
そのため「壁の向こうのシーンがあるのか?」と思わされますが、メンバーからすると、厳寒となった北部のシーンかもしれません。

壁の向こうと北部では風景として様相が異なると思いますので、山岳地帯でのロケではないかもしれないですね。
ウィンターフェル周辺として撮影するのかな?








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★